役職の法則
2021年度の05lineは”めあここ”が、2020年度の5Gでは”マホカナ”が、それぞれ生徒会長&副会長となりました。
そこで、人気ユニットによる役職就任が2年連続となったことから広く云われるようになった法則が「生徒会長&副会長はユニットで入る」です。
今日は、役職予想の前提となるこの法則が真実なのかどうか、詳しく検証します。
一覧の見方
以下の一覧は、年度別にまとめた生徒会長&副会長のリストで、1番右の欄には、その役職コンビによるユニット名を入れています。
2018年度は川床明日香さんの会長のみで、副会長は置かれませんでした。
また、2017年度以前は、役職の呼称が部長&副部長となっています。
役職&ユニット名一覧
既存vs.後付け
一覧のユニット名の部分に赤色の線が入っているのがすでに元々あったユニット。緑色の線が入っているのが後付けユニットです。
冒頭の法則通り、「既存の仲良しユニットが、そのまま役職に入る」なら、すべてが赤色の線が入っていることになるはずです。
過半数がビジネス
そこで、改めて上の一覧を眺めて見ると、たしかに”めあここ”、”マホカナ”と、すでに読者の間で定着している人気ユニットが、2年連続で会長&副会長に就任しています。
しかし同時に、それ以前。つまり2019年度以前にとなると、唯一赤線が入っている久間田琳加さんと鈴木美羽さんによるオーデ同期の仲良しコンビ”みうりん”以外は緑色。
多くが、役職就任の前または後に、編集部が主導し、後付けで結成されたいわゆる”ビジネスユニット”であることが分かります。
最近の傾向
つまり、ユニットで入る法則が成立するのは、まさにここ最近のこと。それも直近2年限定の出来事というわけです。
では、なぜそうなったのか。2016年度の”みうりん”世代も含め、単にたまたまその世代の人気トップ2が、たまたまユニットを組んでいたに過ぎないということです。
2019年度の場合
実際、2019年の会長黒坂莉那ちゃんと、副会長濵尾咲綺ちゃんは、ユニットでもなんでもない組み合わせ。
そんな咲綺ちゃんは、役職就任に際し「自分は中間管理職」と語っていたように、編集部にとって「ニコモと大人(編集部)をつなぐ役割に適任である」といった理由から副会長に抜擢されています。
2017年度の場合
一方、副会長が置かれなかった2018年を飛び越し、その前の2017年度はもっと目的がハッキリしています。
この年の部長は香音さんで、副部長が清原果耶さんとかなり豪華な顔ぶれだったわけですが、元々、香音さんは小林恵月さんと”えづかのん”を結成。
清原さんは清原さんで、青島妃菜さんと"カヤヒナ"を結成していたということで、両者とも全く別のコとユニットを組んでいました。
要は、人気ツートップが役職を構成するよう編集部が主導し、あえてそれぞれを仲良しユニットから引きはがし、新たなユニット”カノンカヤ”を強引に作り出したというわけです。
2015年度の場合
さらにその前の前、2015年度も同様です。この年の部長高嶋芙佳さんは、もともと小山内花凜さんとのユニット”ふうかりん”として、すっかり定着していました。
ですが、高嶋さんのほうが1コ下であることから、相方の小山内さんが先に卒業することになります。
そしてその後、いよいよ役職就任という際、けっきょく自分より2期も後輩で、中2合格という後発加入の中村里帆さんとのユニット”ふうりほ”が、これまた編集部主導で作り出されることになりました。
2014年度の場合
ちなみに、さらに1年前。2014年度はその小山内さんが部長に就任した年です。
当時、すでに高嶋さんとのユニット”ふうりほ”で売り出し中だった小山内さんですが、相方には、途中移籍組ながら副部長に就任する岡本夏美さんが選ばれ、編集部が主導する形でユニット”かりなつ”が結成されています。
役職が先
こうしてみると、役職は人気ユニットがそのまま入るのではなく、あくまで役職が先に決まって、それに合わせて後付けでユニットが作られるというのが正しい解釈なのです。
繰り返しになりますが、偶然ここ2年に限って、”めあここ”&”マホカナ”といった役職に決まるような人気ツートップが、遇然に元からユニットを組んでいただけなのです。
今日の結論
そんなわけで、今年の会長&副会長を予想する上でも、とくにユニットにこだわる必要はありません。
とはいえ現在、多くのニコ読さんたちから本命視される”るきゆな”はといえば、もちろん人気面でも表紙回数でも現役トップ2ですので、すんなりそのまま役職に入っても全く不思議ではないわけですが、それでも、その他の可能性もゼロではないといえるのです。
ということで、以上見てきたことも踏まえつつ、いよいよ明日は「イメモ&役職予想2022最終結論」となります。