三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

田中南ちゃんに続く!オーデ2度目合格必勝法

2度目合格を検証

f:id:GYOPI:20200509004804p:plain:rightニコラ本誌の連載「ニコモオーデカウントダウン」で取り上げられた各テーマの真偽を検証するシリーズの第2回。

前回は、加藤咲希ちゃんに続く中2合格の可否を、具体的なデータを基に検証した上で「一般応募では到底ムリ」(⇒中2合格の真実)と結論づけました。

第2弾となる今日は、今月号のテーマ再チャレンジ組の合格はめっちゃ多いについて、ホントのところをみていきます。


過去の実例

まずは、過去の実例から確認していきます。連載では、1度落ちたのち、2度目の応募でみごと合格したケースとして、田中南ちゃん他、青井乃乃ちゃん、秋田汐梨ちゃん、溝部ひかるちゃんの名前があげられています。

これらにさらに付け加えると、2012年合格の鈴木美羽さん、2009年合格の藤田ニコルさん&松井愛莉さんといったところも、再チャレンジ組となります。

2度目合格者一覧

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データの見方

ということで、過去10年分ほどさかのぼった2度目合格組を、一覧にまとめるとこんな感じ。

データの内容は、左が「1度目の応募で落ちた年(落ちたときの学年)」で、矢印を挟み、右が「合格した年(合格時の学年)」です。

共通点1

ちょっと見ただけで、2度目合格者の間には特定の決まったパターンがあることに気づくと思います。

まず第1に、リベンジは必ず落ちた翌年ということ。1度落ちてから2年後や、ましてや3年後などということは無く、とにかく落ちた年のすぐ次の年となっています。

このことから、ミスセブンティーンでは普通に見られる「3度目、4度目の挑戦で合格」といったケースは、ニコラには存在しないことが分かります。

共通点2

続いて第2に、リベンジは最初の応募が小学生のとき限定であるということ。

これまで実際にあったのは、小5で落ちて小6で合格するパターン、もしくは小6で落ちて中1で合格するパターンの2通りだけなのです。

こうして、中1で落ちて中2で合格するケースは皆無である点、有利であるはずの再チャレンジ組すら無理だということで、前回の結論である「中2合格は基本ナシ」が、いっそう裏付けられるところです。

2度目合格必勝法

ということで、今日の結論です。「2度目合格はめっちゃ多い」の格言につき、さすがに「めっちゃ多い」かどうかは受け手の捉え方次第ですが、少ないとも言えないわけで、説得力はそこそこアリ。

ただし、2度目で合格するパターンは、以下の状況に当てはまった場合に限定されるといえそうです。

――――――――――――――――――――
・必ず1度目は小5、遅くとも小6で受ける
・2次や最終まで行って編集部に印象を残す
・落ちても、あきらめず翌年も受ける

――――――――――――――――――――

※1度目に、できれば2次や最終まで行って、ある程度編集部に印象を残した上で落ちるのが望ましいですが、そこはあのにこるんだって「1度目:書類落ち」から一気に「翌年:最終合格」まで突き進んだのだから大丈夫です


関連した話題

最後に、上記の話題に関連して、ちょっと吉岡優奈ちゃんについても触れておきます。

そもそも「2度目の挑戦が有利」であるのなら、なぜ編集部は優奈ちゃんに対し、「来年もう1回受けて下さい」と言わなかったのでしょうか。

実際、合格してからの優奈ちゃんはといえば、小5の間はほとんど出番なし。小6になったらなったで、今度はコロナのため撮影自体が休止。さらには、今の7&8月合併号では、1人だけ登場がありません。

飼い殺し

こうして、強引に小5で合格させたものの、その最年少合格のメリットを編集部は全く生かしていないのです。

だったら、1年ほど我慢して、今年のオーデで合格させた方がよっぽどよかったのではないか。

優奈ちゃんといえば、オトナっぽい雰囲気に、しっかりした性格。加えて170㎝に届きそうな身長から、今年であっても確実に受かっていたはずです。

編集部のミス

もしも今年。2度目の挑戦で、晴れて小6で優奈ちゃんが合格していたなら、もっと違った展開があったことは間違いありません。

優奈ちゃんの去年のオーデの応募経緯に関するゴタゴタは、その後の編集部による無視を決め込む対応含め、読者にとってはもちろん、何より優奈ちゃん本人にとって、不幸なことだったのではないでしょうか。