◆来年のイメモ予想
先月の終わりにこの場で書いた、今年のイメモ予想において、「3大事務所による分配の法則」を提示しました。(⇒参考:南沙良イメモ説)
結果はというと、ニコラ6月号で発表された通り、今年もアミューズ、スターダスト、そしてレプロの3事務所でそれぞれのポストを分け合うことなりました。
とまあ、とりあえずここまでは大正解。まさに予想通りだったわけですが、残念ながら人選については完全に読み違え。
アミューズはアミューズでも、入ったのは川床明日香ちゃんでははなく泉口美愛ちゃんの方でした。
ということで、今日の三月の転校生では、今回の予想の反省点を踏まえつつ、新たに見えてきた傾向も加味した上で、イキナリですが来年のイメモ予想をやってみたいと思います。
◆イメモ一覧の見方
まずは、以下に示す歴代イメモ一覧を確認してください。これは、ニコラにおける「イメモ3ブランド制」が確立した2014年度から今回まで、過去5年分のイメモを年度別にまとめたものです。
モデル名の下には、それぞれの所属事務所が入っていて、さらに、いわゆる3大事務所については、アミューズを"赤"、スターダストを"青"、レプロを"オレンジ"に色付けしてあります。
さてさて、ここからいったいどんなことが見えてくるでしょうか。以下を読み進める前に、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
◆歴代イメモ一覧
◆3大事務所による独占
まず、真っ先に気づくのが、件の3事務所ばかりであるということ。基本、イメモになるには、アミューズ、スターダスト、レプロのいずれかに所属していなくてはならないというわけです。
しかも、その3事務所が勢力的にも全く均衡しているということ。これまでのイメモは、「3ブランド×過去5年-重複分(高嶋)=14人」となりますが、そのうち実に12人を3事務所で分け合い、かつ、それぞれキッカリ4人ずつとなっているのです。
この傾向は、近年特に顕著で、2016年以降を見ると、上の一覧でも、完全に赤、青、オレンジの3色で固められていることが分かると思います。
◆去年と全く一緒
さらにいえば、今年のイメモの構成は、アミューズの美愛ちゃん、スターダストの秋田汐梨ちゃん、そしてレプロの南沙良ちゃんとなったわけですが、この配置が事務所的に見ると、去年と全く一緒であることもポイントとなります。
イメモ一覧の該当する分部には、下向きの矢印(↓)を入れてみましたが、これでよりハッキリ浮かび上がってくると思います。
かつ、レプロにいたっては、なんと前々年の山本優奏さん、前年の青島妃菜さんに続いて、今回の沙良ちゃんまで実に3年連続でラブトキシックを獲得してる点、もはやラブトキはレプロのために用意されているといった状態であることも見えてきます。
◆独占傾向を逆手に取って
ということで、時がたつごとに3事務所による独占傾向は強くなるばかり。これに、他の事務所が割って入るのは、ますます困難になりつつあります。
であれば、当然に来年以降もこの傾向は続くと考えられ、あとは誰をどう当てはめていくかが問題。人選さえ間違わなければ、来年こそきっと完全的中できるはずです。
それでは以下、まだ今年のイメモが決まったばかりだというのに、かなり気が早いことを承知で、2019年度のイメモ予想に入ります。
◆予想の大前提
まず大前提として、3大事務所に所属している現中3モがいなければ話になりません。また、たとえ所属者がいたとしても、そのコが現状、とてもイメモになれそうもない「不人気モ」や「非推されモ」では、さすがに無理。
一方で、多少でも圏内にさえいれば、あとは事務所の後押しと、編集部の推し、さらには本人の努力次第で、意外になんとかなってしまうのも事実です。
さてさて、今年の中3モの中に、3大事務所に所属し、かつ有力候補といえるコ、もしくはそこそこ圏内にいるといえるコはいったい誰でしょうか?
◆イメモ候補生2019
◆アントキ
表紙2回、かつ記念のニコラ通巻200号で初表紙という実績がズバ抜けている白井杏奈ちゃんが、実績でも、推され度でも、読者人気でも、現時点では1番手と考えられます。
で、そんな杏奈ちゃんの所属はレプロということで、ここは当然、独占利権のラブトキに配置されるはず。まあ、若干といえば若干、歴代先パイ方たちと杏奈ちゃんとでは、系統というかイメージが違う気もしますが・・・。
◆ノノレピ
一方で、表紙ゼロながら、20期の期待の星。今回、見事イメモになった仲良し沙良ちゃんとのセットで、今年2月号では「最近めっちゃ可愛くなった特集」も掲載され、読者人気も上昇中。
なにより、ニコモきっての正統派美少女とされる青井乃乃ちゃんもまた、十分に圏内といえます。
そんな乃乃ちゃんの所属は、アミューズということで、だったらレピピへの配置が有力です。実際、乃乃ちゃんは去年のレピピBOOKにも登場してるし、女優系だし、適性としてこちらはかなり現実的といえそうです。
◆ナルラテ
となれば残るは、スターダスト枠ということで、もちろん多田成美ちゃんに白羽の矢。
成美ちゃんについては、一見、現時点で表紙ゼロであるため、やや実績不足な気もしますが、そこは5月号の連載「今月推しモ」に登場し、改めて編集部から推されはじめたところ。
そもそも、20期を代表しての「新モお仕事密着特集」(2017年7月号)も成美ちゃんが担当だったわけで、潜在的な期待値は同期トップといえます。
これに、スターダストによる強力な後押しが加われば、同事務所の偉大なる先パイ香音ちゃん、汐梨ちゃんに続いて、ラテイメモ獲得の可能性も、十分にあるといえそうです。
◆クロちゃんは?
さて、ここまで読んできた人から、そろそろ「じゃあ、黒坂莉那ちゃんはどうなの?」といった声が聞こえてきそうなところ。では、莉那ちゃんの扱いはどう考えたらいいでしょうか?
この点、さすがにエヴァーグリーンやオスカー、研音、ライジングといった、過去に部長輩出実績のある有力事務所ならいざ知らず、さすがに実績ゼロのエイジア所属では厳しいところ。
とはいえ、ニコプチから進級して、まる1年。すでにこれだけ推されている上、読者人気にしても、杏奈ちゃんに迫る勢い。
なにより、同じニコプチ進級としてニコラ部長にまでなった香音ちゃんよりも、なんと莉那ちゃんのほうが初表紙が1ヶ月早いのです。
◆まとめ
これらが何を意味するのか。ここで、莉那ちゃんのポストを考えるにあたり、今年の明日香ちゃんが開拓した(嵌った?)「ニコラ生徒会長はイメモから外れる」という新ルールが生きてくるのです。
途中加入の移籍組、かつ傍系事務所ながら、人気&実績&推され度抜群の莉那ちゃんは、ズバリ生徒会長。
そして、リナ会長の下、イメモは例によって3大事務所によって固められるのではないでしょうか。
ということで、現時点での結論です。イメモは「ノノレピ、ナルラテ、アントキ」。莉那ちゃんはイメモにはなれないものの生徒会長になると予想します。