三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

鈴木美羽さんで傾向が変化!?ニコラ⇒POPコース

ニコラ⇒POP

f:id:GYOPI:20170402022519p:plain:right今年のニコラ卒業生鈴木美羽さんのポップティーン行きは、発表から5日たった今もまだ大きな話題となっています。

「ニコラ⇒POPコース」は、前回も書いたように4例目となるわけですが、中でも今回の鈴木さんは、これまでの3人と異なり明らかに格上の存在であるためです。

実際、表紙にも「元ニコラ部長」「最強のライバル」とあったり、イキナリ「100質」が掲載されたりと、編集部も強く意識していることがうかがえます。

ということで今日の三月の転校生では、今回の鈴木さんのPOP行きを契機に、ここで改めて"中学生雑誌⇒POPコース"について、とくにニコラとピチレモンを中心に、それぞれの実例と傾向を比較してみます。

POP行きの図解

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ニコラの場合

ニコラ⇒POPコースの第1号は、2014年5月号でニコラを卒業し、その直後にPOP加入となった藤田ニコルさんです。

藤田さんのニコラ時代は、POP誌上でもかねがね本人が「干されだった」「窓際だった」と語るように、それほど注目された存在ではありませんでしたが、POPという新天地では、こうして大エースにまで成長しました。

続く2015年。今度は、5月号でニコラを卒業した澤田汐音さん&荻原里奈さんが、まさかのセット加入で話題を呼びます。

こちらは残念ながら、荻原さんは学業専念のため途中で引退。澤田さんも現在芸能活動休止中ということで、藤田さん級に大成するに至りませんでした。

傍流から王道

とにかくこうして、ニコラ時代には部長・副部長はもちろん、イメモ(スキンライフ除く)にもなれなかった3人ということで、どちらかというとPOPコースは傍流というのが読者の一般的な認識。

対して、主流派としての部長・副部長級はセブンティーンコースと、相場が決まってたところです。

で、今回。この常識を覆し、正真正銘世代のトップである部長だった鈴木さんの加入ということで、大きな話題となったわけです。

ピチレモンの場合

一方、ピチレモン卒業生によるPOP行きはどうなっていたでしょう。第1号は、一部では前田希美さんとされているようですが、実はその5年前。三輪麻未さんこそが初代POP行きとなります。

で、2番目がその前田さん。3番目が志田友美ちゃん。そして、今月号から始まった人気投票バトルに参戦中で、次世代POPエースとされる鶴嶋乃愛ちゃんに続くことになるわけですが、これらの名前を見るだけで、ピチ読だった人は一目瞭然。

さすがに、三輪さんの加入は時代が離れていますので、後者3人に絞ってみると、もう完全にピチレのトップ、まさにエース勢ぞろいとなっているのです。

歴代全ピチモで表紙回数1位となる28回のゆうみん&4位となる23回のまえのんは言うに及ばず、休刊になっていなければエース確実だった乃愛ちゃん。

まさに傍流系を送り込むニコラとは正反対。ごく一部の例外を除き、セブンティーンという受け皿が無なかったピチレにとって、まさにPOPコースこそトップモデルの行き先だったわけです。

まとめ

中学生雑誌卒業⇒POPコースについて、ニコラのケースとピチレのケースをそれぞれ見てきたわけですが、明らかに両誌の傾向が対極であったことが分かったと思います。

で、今回の鈴木さんのケースが過去の傾向と完全に異なるものであった点、大きな衝撃だったわけで、ニコラのピチレ化とも見て取れます。

ということで、ニコラにとって、2015年のセット加入以来、約2年ぶりとなるPOPコースの復活は、何を意味するのか。今後も部長・副部長級の大物の加入が続くのか。来年以降のニコラ卒業生の動向が注目されます。