三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ポップ表紙予想!鶴嶋乃愛ちゃん初表紙の可能性

次号で表紙バトル結果発表

f:id:GYOPI:20170419024408p:plain:right2016年12月号からスタートした、次世代ポップティーンモデルたちによる表紙争奪読者人気投票企画「WHO IS NEXT」。

この前の7月号をもって、半年以上も続いた連載も無事に終了し、そこまで残った上位4人による最終決戦の勝者が、いよいよ次号9月号の表紙になることで判明します。

ということで今日の三月の転校生は、ピチレモン出身の鶴嶋乃愛ちゃんが、みごと優勝し、ピチレに続きポップでも表紙になれるのか。これまでのバトルの経緯と、前半戦の投票結果から、乃愛ちゃん初表紙の可能性を考えます。

表紙バトル脱落状況

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バトルの流れ

上の表は、今回の表紙バトルの参加メンバーと、各回ごとの脱落者を、号別に一覧にまとめたものです。「×印」はその号で脱落した人。「newマーク」はその号から途中加入した人です。

参加者についてちょっと補足するとは、表の一番上にある通りスタート時は9人でしたが、急遽3月号から増員され、新たに2人が追加。合計11人となります。

2月号以降は、各回ごとに脱落者が発生。読者アンケートの人気投票で最下位となった1人(6月号からは2人)が、順次消えていくことになります。

連載最終回となる7月号まで残ったのは、乃愛ちゃんに加え、徳本夏恵さん、中野恵那さん、東海林クレアさんの4人。

で、この4人を対象に、7月号の読者アンケートで一斉投票が行われ、最も多くの支持を獲得した1人が優勝者として、8月号で表紙になるという流れです。

勝者は誰?

では、さっそく予想に入ります。いったい4人の中で誰が1位となり、次号での表紙の座を獲得するでしょうか。

まずは、バトル第1回投票と第2回投票についてのみ、本誌連載にて投票結果が発表されているので、そのランキングを見ていきます。

なお、第3回投票以降のランキングは、さすがに誌面で発表されなくなってしまいましたが、理由は誰でも容易に推察できると思います。

バトル投票結果

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徳本さん連勝!

第1回&第2回ともに、安定して徳本さんが連勝。それぞれ2位は、すでに脱落した土屋怜菜さんと乃愛ちゃん。東海林さんと中野さんは3位&5位を入れ替えつつ。

ということで、第1回と第2回投票で、いずれも5位以内に入っている4人が、そっくりそのままファイナリスト4人に残ったということで、ヤラセ一切ナシというか、かなり順位の信憑性は高そうです。

ちなみに、第3回以降の順位が発表されなくなったのは、もうお分かりの通り、ぶっちぎりで3連勝、4連勝となると、もはや優勝は確実となり、バトルのドキドキ感が失われてしまうためです。

ツイッターのフォローワー数

続いては、読者からの投票によってのみ決まるということで、まるでどこかの雑誌の専属昇格のための条件みたいですが、手っ取り早く4人のツイッターのフォロワー数も比較してみます。

すると、この日記を書いている7月17日時点で、徳本さんが104,470人。東海林さんが30,830人。中野さん38,350人。そしてそして乃愛ちゃんは51,680人。

これまた徳本さんが、2位の乃愛ちゃんにダブルスコアで、3位以下にはトリプルスコアで圧勝といったところです。

フォローワー数の比較

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結論

以上みてきたとおり、かなりというか圧倒的に徳本さんが優勢ではありますが、とりあえずの結論としては、その徳本さんと乃愛ちゃんとの一騎打ち

あとは、すでに締め切られた7月号の投票において、乃愛ちゃん支持派がいかにがんばったかで、その差が縮まり、もしくは奇跡の大逆転も見えてくるといえます。

ということで、8月1日。本屋さんの店頭に、乃愛ちゃん表紙のポップティーンが並ぶことを期待して、楽しみに待ちたいと思います。

ニコモへの道!事務所オーデと顔みせはどう違う?

事務所オーデと顔みせ

f:id:GYOPI:20170115021322p:plain:rightニコラ専属モデル清原果耶さんの、ニコラ公式サイトにおけるニコモプロフィール。「モデルになったきっかけは?」の問いに対し、事務所オーディションと回答しています。

ニコラのモデルになるための方法として、(1)ニコモオーディション、(2)ニコプチ進級の2つは、すでに良く知られていてるところ、この(3)事務所オーデについては、なかなか情報も少なく、イマイチ分かりずらい制度といえます。

そこで「ニコラの専属モデルになる方法2017」シリーズの第2回の今日は、事務所オーデなる制度について取り上げ、もう1つの方法である顔みせと比較しつつ、この難解な仕組みを分かりやすく解説してみます。

パターン整理

本題に入る前に、改めてニコモになるパターンを、図にして整理します。その方法は以下の通り、まずは「事務所に所属している人」「所属していない人」で大分類。

その後、所属している人については、さらに細かく「ニコプチ進級」「事務所オーデ」「顔みせ」に小分類します。

以下、このうち誰でも分かるニコプチ進級は除き、事務所オーデと顔みせという、残る2つの方法に絞って説明します。

ニコモへの道(簡易版)

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大雑把な解説

ニコモオーディションは、事務所に所属してない人だけが受けられるわけですが、基本、フツーの女の子である読者がニコモになりたいと思った場合、このニコモオーデに合格する以外、道はありません。

一方で、事務所に所属している場合。こちらは逆に、ニコモオーデこそ受けることは出来ませんが、その代わりに「事務所オーデ」「顔みせ」と呼ばれる、事務所に所属している人だけを対象とした選考に参加することが出来ます。

なお、事務所に所属している人の例外パターンとして、ニコプチ専属モデル卒業生から毎年1人だけ、まるで付属小学から進級するように直通でニコモになれる「ニコプチ進級」という方法もあります。

ここから本題

ということで、大まかに全体像を整理したところで、ここから今日の本題である事務所オーデと顔みせの違いに入ります。

まずは両者の違いを説明した上で、続けて実際にニコラでは、それぞれがどういった意味&定義で用いられているのか。ニコラ独自の語法・呼称についても確認していきます。

事務所オーデとは?

一般的に、事務所オーデと顔みせは全く別物とされています。事務所オーデは、事務所に所属してる人だけを対象にしたミニオーディション。

実施するに当たり、編集部が様々な芸能事務所やモデル事務所に参加を呼びかけ、「事務所すいせん」といった形で応募者を募ります。

その際、「各事務所○人まで」といった応募数の割り当てがなされ、事務所側は内部で参加者を募ったり、選考したり、声をかけたりして、自社の代表を決定します。

こうして、いよいよミニオーデの実施。もちろん、集まってくるのは各事務所"お墨付き"の面々ですので、いわば、書類選考ナシで、イキナリ2次審査(面接・カメラテストなど)に突入といった感じです。

事務所オーデの具体例

そんな事務所オーデにつき、最も分かりやすい実施例が、ニコプチの2014年12月号の場合。同号では、西川茉佑ちゃんや伊藤小春ちゃんなど、一挙まとめて5人の新プチモが加入しました。

このとき、「プチモオーデがあったわけでもないのに、なぜイキナリ5人も加入!?」と思った読者も多いかと思いますが、まさにこれこそ秘密裏に行われた事務所オーデによるもの。

まあ、秘密といっても、小春ちゃんの個人特集「プチものがたり。」では、事務所オーデへの応募から合格まで、その様子が描かれていたりもしますので、興味のある人はニコプチ2015年4月号を見てください。

ということで、事務所オーデの特徴としては、その名の通り、ある程度の規模でオーデを行うわけですので、そこそこの人数がまとまって合格し、同時加入するケースが多いといえます。

顔見せとは?

一方の顔みせ。こちらは基本、個別面接となります。かつてのニコラ公式サイトのモデルプロフィールページや、ニコラ本誌のモデルプロフィール特集において、ニコモになった経緯につき「マネージャーさんと一緒に編集部に顔みせに行って」「編集部で面接して」と書かれているのを目にした人は多いかと思います。

事務所が売り込み、編集部と話をつけ、面接に持ち込む。あとは、本人にマネージャーが付き添い、編集部まで出向き、採用面接。これにより合否が決まることになります。

こちらは、いわば書類審査に加え、2次審査もすっ飛ばし、一般オーデでいうところのイキナリ最終審査進出といった感じの最短コースといえます。

ニコプチ組も一種の顔みせ

この点、ニコラ現役では香音ちゃんや黒坂莉那ちゃんに代表されるニコプチ進級も広い意味では顔みせといえるかもしれません。

実際、2011年に進級した飯豊まりえさんは「ニコプチ卒業した際、ニコラ編集部から声をかけてもらって」。2010年進級の七木奏音さんは、「卒業を期に、編集部に面接に行って採用」と語っています。

こうしてみると、ニコプチ組による顔みせは、事務所主導でなく完全に編集部主導であるという点、さらには合格を前提とした面接であるという点で、一般的な顔みせとは異なりますが、個別面接によるという形から、基本的に顔みせの一種であるともいえないこともなさそうです。

呼称の変化

しかしここで、ある大問題が発生します。ニコラ編集部は、事務所オーデと顔みせについて、元々はしっかり使い分けていたところ、最近は意図的に混同している、というか、両者まとめて事務所オーデと呼称する傾向にあるのです。

少なくとも2012年までは、本誌や公式サイトのモデルプロフィールにおいて「事務所オーデ」「顔みせ(編集部面接)」とハッキリ記述していましたが、2014年あたりからは、顔みせの表記はジワジワ消えて、事務所オーデで統一するようになったのです。

加えて、今年7月号の学力テスト企画では、初登場のクロちゃんについて、「編集部スタッフの人数を答えよ」という問題につき、「オーディションを思い出せ!」とあったように、今後はニコプチ進級も含め、事務所オーデと呼ぶ方針なのかもしれません。

事務所オーデで統一?

たしかに、「オーディション=選考会、審査会、試験」の意味であることから、個別の面接である顔みせも、オーディションの一種であるといえばその通り。

事務所に所属する人を対象としたオーデ(=選考)ということで、広い意味では間違いではありません。

事務所オーデだの、顔みせだの、面接だの、イチイチ分析して細かく呼び分けるより、一般オーデによらない事務所組の採用を、事務所オーデで統一するほうが、読者にとってもむしろ明解です。

ということで、少なくとも現在のニコラにおいては、事務所オーデと顔みせの区別はなくなり、ニコモオーディション以外の加入方法の呼称を事務所オーデで統一する方向にあるといえそうです。

TGA顔みせの登場

なお、最初にあげた分類図について、本来は「顔みせ」であるべき部分が「TGA(東京ガールズオーディション)⇒顔みせ」となっていることに気づいたでしょうか。

これは、もちろん草野星華さんの加入経緯を表すわけですが、この草野さんのケースは、上で書いてきたような一般的な顔みせとは明確に異なっているため、あえてTGAと表記しています。

ただし、ここに踏み込むとTGAの5次ドラフト審査の仕組みから説明しなくてはならなくなり、ますます長文になりすぎるため、さすがに今日はここまでとし、草野さんの加入経緯については、次に更新する第3回分に回します。

ニコ☆プチ編集長の歴史

新編集長

f:id:GYOPI:20160720030746p:plain:right2017年6月号より、ニコ☆プチの編集長が代わりました。これまでずっとニコプチに携わってきた山元琢治編集長に代わり、馬場すみれ副編集長が新たに編集長に就任。新体制がスタートしました。

ということで、2006年9月の創刊から、もうすぐ11年周年を迎える今、改めて歴代ニコプチ編集長について振り返ってみます。

4月から新体制

思えば、6月号のプチモ運動会。優勝チームへのトロフィー贈呈は、2012年の第1回からずっと、毎年必ず山元編集長が自分の手で行っていて、そんな閉会式の写真が載るのが慣例。

それが今年はなかったので、気になって奥付を確認すると、6月号から「馬場編集長」となっています。

また、スー読卒業生富本愛琉ちゃんの公式ブログを見ると、今年のプチコレの記事において「スー読卒業式で馬場編集長からプレゼントとメッセージを頂いた」とあり、先の運動会ロケの日程と合わせて考えると、新年度となる4月から編集長を引き継いだことがわかります。

では、最新の交代時期が確認できたところで、創刊以来のニコプチ歴代編集長の流れを年表にしてみていきましょう。

ニコプチ編集長の歴史

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山元⇒馬場

とまあ、仰々しく年表を作ってみたものの、見ての通り編集長の交代は今回が初めてのこと。

つまり、2006年の創刊から2017年までほぼ11年もの間、ずっとずっと山元編集長がニコプチを作ってきたわけです。

ちなみに、馬場新編集長はといえば、これまた創刊号からニコプチに携わる最古参のスタッフさん。山元編集長の下、ただ1人の専従編集スタッフとして、創刊号の奥付にも記載されています。

こうして、実質2人体制でスタートしたニコプチですが、部数増加と共に、徐々に編集部の規模も大きくなり、2014年6月号から副編集長職が置かれると、初代副編集長に就任。そして、2017年6月号から編集長に就任となります。

ピチレの場合

それにしても、ここまで1人の編集長が長い間、担当しているという事実に、元ピチ読としては驚くばかり。

なにしろピチレモンの場合、末期になると、早いと1年そこいらで編集長がコロコロ代わり、しかもそれが、副編集長の昇格とか、編集スタッフからの昇格とかでなく、イキナリ無関係の他誌や部署から異動してき人だったり、外部編集プロダクションに委託したり・・・。

その結果、唐突に「対象年齢3コ上」を目指してみたり、リニューアルしてみたり、タイトルロゴを変えてみたり、むやみにオーディション制度をいじってみたり、不可解なオーデが行われたり・・・。

成功の秘訣

こうしてピチレは休刊にいたったわけですが、今回みてきたニコプチはもちろん、その姉妹誌ニコラも同様に、1人の編集長が長く続けるタイプで、交代の際も勝手知ったる副編集長が編集長に昇格する形。

まさに、これこそ雑誌を成功させるパターンであり、ニコラもニコプチも、それぞれが小・中学生雑誌で、ともにナンバーワンであり続ける秘訣の1つであることが分かります。

ということで、ニコプチ編集長の交代といっても、10年以上にわたり二人三脚でニコプチを作ってきた者同士によるバトンタッチ。ニコプチ読者としては、全く心配する必要はなさそうです。