レベル比較
きのう15日、ニコプチ6月号の表紙が解禁され、今年の卒モ7人の最終的な表紙回数が確定しました。
では、崎浜梨瑚ちゃんをはじめとする今年の進級モのレベルは、例年と比べて高いのか、それとも低いのか。
今日は、プチモ時代の人気・実力を計る上で最も客観的な指標とされる【表紙回数】を使い、来月からニコラにやって来る3人のレベルを確認します。
比較表の見方
まずは、以下の「歴代ニコラ⇒ニコプチ進級モ表紙回数一覧」を見て下さい。
これは、進級枠が複数となった2018年以降のニコラ進級組につき、それぞれのプチ時代の【表紙回数】をまとめたものです。
また、世代ごとのレベルを比較するため、各年度ごとに表紙回数の【平均値】を赤字で入れています。
歴代進級モ表紙回数一覧
最も少ないのは?
一方、最も少ない回数で進級できたのが、2018年の町田恵里那ちゃんで【2回】となっています。
この記録は、進級制度が2008年にスタートしてからの全期間で見ても最低記録であり、他に2009年の中島愛蘭さん、2010年の七木奏音さんといったところも同じ【2回】でニコラに進級した実績アリ。
つまり、表紙【2回】というのが、進級するために必要な最低ラインというわけです。
平均で見ると?
では続いて、これを世代平均で見てみるとどうでしょう。
すると意外にも、最も少ないのが関谷瑠紀ちゃん&高比良由菜ちゃんという2020年進級組による【4.5回】だったりします。(2021年進級組も同じ)
この点、「後に2人そろってセブンティーン行きを決めることになる、あの”るきゆな”が?」と意外に思われるかも知れませんが、そこには理由があって。
るきゆなが少ない理由
それが何かといえば、瑠紀ちゃんたちの1コ上の世代が、”めあここ”をはじめとするニコプチ最強世代であったことです。
”めあここ”だけで表紙は【13回】。さらには、後にセブンティーン行きとなる藤村木音ちゃん(4回)、田中杏奈ちゃん(4回)、瀬戸琴楓ちゃん(2回)たちがいて、世代全員を合わせると実に表紙回数は【27回】にまで激増。
要は、芽亜里ちゃんたち05世代が強力すぎて、瑠紀ちゃんたち直下の世代は、表紙になる機会を大量に奪われてしまったのです。
踏みとどまった!
よって、そんな環境にありながら、それでも平均【4.5回】に踏みとどまった、”るきゆな”は、いかにすごいか。この2人だからこそ踏みとどまれたわけで、十分に立派な数字といえるのです。
ということで以上、各年の【表紙回数】と【平均値】が整理できたところで、いよいよ本題。
先輩たちと、梨瑚ちゃんたち今年の進級組とのレベルを比較していきます。
リコリリ世代の表紙実績
世代トップ
さてどうでしょう。梨瑚ちゃんの【5回】というのは、世代トップとしての最低記録である中山あやかちゃんと同じ。(今見てきた通り、瑠紀ちゃんのケースは理由があるので除外)
で、そのあやかちゃん&近藤藍月ちゃんの”あきあや”世代といえば、複数進級となって以降、初めて進級組の中から役職もイメモも輩出できなかったという、不名誉世代。
やっぱり世代のトップが、ピン無しで【5回】というのは、いかにも少ないという印象です。
平均で見ると?
他方、葉山若奈ちゃん&中瀬梨里ちゃんを加えた、今年の進級3人の平均値はどうでしょう。
するとこちらは一目瞭然。
これまでの最低が【4.5回】であるのに対し、圧倒的に少ない【3.3回】となっているのです。
最低クラス
つまり、表紙【8回】を誇る芽亜里ちゃんクラスの超大物もいなければ、表紙【5回】で拮抗する”はなたば”や、”るきゆな”といった有力ユニットもありません。
残念ながら、データの上から今年の進級モは間違いなく歴代最低レベルにあるといえそう。
だからこそ、元々プチの編集長であった馬場編集長は、この時期にあえて事務所オーデを実施して、稲垣来泉ちゃんという大物を引っ張って来たのです。
今後の展望
将来的に現中2世代は、すでにニコラでナンバーワンの知名度を誇る来泉ちゃんや、すでにニコラでトップクラスの人気を誇る松尾そのまちゃんが中心となっていき、進級組は埋没していくのか。
それとも、梨瑚ちゃんたち進級組が奮起し、一発逆転があって、大化けするのか。
今後のニコラは、中2モ内におけるオーデ組vs.進級組の主導権争いが注目されます。