◆世代別ランキング
4月から新しく中2となった最年長世代が、ニコプチを卒業する季節となりました。
今年の卒業組トップはといえば、涼凪ちゃんと伊藤小春ちゃんの2人なわけですが、では世代全体としてみたときに、歴代の卒業世代と比べ、そのレベルはどうなのか。
今日の三月の転校生では、どの卒業世代が史上最強だったのか。歴代ニコプチ専属モデルの世代別ランキングを出してみます。
◆世代別表紙人数&総回数
2016卒業(2人/計7回) ・涼凪 04 ・伊藤小春 03 2015卒業(6人/計22回) ・香音 12 ・岡本結芽乃 04 ・生見愛瑠 02 ・関りおん 02 ・小出華苑 01 ・津守望乃 01 2014卒業(5人/計14回) ・中園侑奈 05 ・桃果 03 ・杉本愛莉鈴 03 ・佐久間乃愛 02 ・中川萌香 01 2013卒業(4人/計20回) ・阿部紗英 08 ・永野芽郁 07 ・金泉杏美 03 ・福島雪菜 02 2012卒業(3人/計10回) ・田尻あやめ 04 ・澤田汐音 03 ・五十嵐ありさ03 2011卒業(3人/計14回) ・飯豊まりえ 06 ・森高愛 04 ・関紫優 04 2010卒業(3人/計11回) ・西野実見 05 ・三吉彩花 04 ・七木奏音 02
◆表の見かた
対象は、ニコプチが現在の形でもある1年間に6回発行の季刊誌となり、かつ、6月号一括卒業が定着した2010年以降としてあります。
卒業世代別に各人の回数を出した上で、カッコ内にはその世代の表紙経験人数の合計と、通算回数を表記しました。
これにより、どの世代が強いのか弱いのか。ひと目で相対的な力関係が確認できます。
◆今年は史上最弱!?
上に示した世代別データを見ると、これまでの卒業世代には、それぞれ表紙経験者が最低でも3人以上。通算回数は最低でも10回以上であることがわかります。
対して今年はどうか。表紙経験者は2人、通算回数もわずか7回と、いずれも史上最小の記録です。
とくに、去年の2015卒業世代が、表紙経験者6人&通算回数22回と、いずれも歴代トップの数字である上、個人部門トップの香音ちゃんや、登場2冊目で初表紙&着まわし主役というプチモ最大の出世頭岡本結芽乃ちゃんがいることもあり、今年との落差が一層際立ちます。
◆推し過ぎの反動
この点、ピチレモンでも起こった全く同じ現象として、歴代ナンバーワンの表紙回数のコがいる次の世代は必ず落ち込むパターンがあります。
エース福原遥ちゃんが、2年近くもの間、連続で表紙に出続けたとで、他のピチモの活躍の機会が奪われ、結果として次の世代のエース級が育たなかったというもの。
実際、季刊ということで、ただでさえ発行回数が少ないニコプチにおいて、香音ちゃんが表紙を独占したことで、これまた割を食ったのが現中2の卒業世代です。
もちろん、大エースが現役で表紙にバンバン登場している間は、本誌の売り上げも好調でしょうが、問題はその卒業後。
こうして、1コ下の世代の表紙経験者&通算回数の伸び悩が、ハッキリと数字に表れているように、完全に反動パターンといえそうです。
◆最強世代は?
では、ニコプチ史上最強世代はいつの卒業組でしょうか。すると、すでに書いたように、数字の上では去年の香音ちゃん世代なわけですが、実質香音ちゃん一人の力によるものが大きいのではないかと言われればその通り。
となると、真の最強世代はどこか。ニコプチ歴代2位となる表紙回数記録を持つ阿部紗英さん&歴代3位で今月のニコラ卒業後セブンティーン行きが期待される永野芽郁さんが同時に存在した上、メゾイメモとして絶大な人気を誇った金泉杏美さんまでがいた2013年卒業世代ということになりそうです。
◆2017卒業世代は?
最後に、来年の卒業世代の成績も比較してみます。上の一覧表と同様の形式で、現時点における数字をまとめてみました。
2017(3人/計8回) ・岩崎春果 04 ・黒坂莉那 03 ・乃亜 01
◆まとめ
するとどうでしょう。すでに回数でも、人数でも、今年の世代を超えていることが分かります。
もちろん、来年の卒業まで、まだ1年も残っているわけで、とくに春果ちゃん&クロちゃんについては、今後ツートップエースとして、ますます回数を伸ばしていくことが確実視されます。
ということで結論。今年の卒業世代は、歴代トップクラスとされる2015卒業世代と、期待の2017卒業予定ハルクロ世代との間の谷間世代として、完全に割を食ってしまったといえそうです。