◆1位は?
2006年の創刊以来、これまで出版された「ニコ☆プチ」は、いま売っている2016年2月号を含めて、全部で51冊。
では、歴代プチモの中で、最も多く表紙に出ているのは誰なのか。最も人気があったプチモは誰なのか。
ちょうど、うちのWikiサイトには全号の表紙モデル名の一覧(⇒ニコプチWiki)があるので、さっそくそれを集計し、歴代全プチモを対象とした表紙回数ランキングを作ってみました。
◆表紙回数ランキング
●12回 香音(⇒ニコラ)SD ////////////////カベ///////////////// ●8回 阿部紗英 B ●7回 永野芽郁(⇒ニコラ)SD ●6回 飯豊まりえ(⇒ニコラ)AV ●5回 西野実見(⇒セブンティーン)SD 中園侑奈 St ////////////////カベ///////////////// ●4回 涼凪(現役) - 関紫優(⇒ピチレモン)I 岡本結芽乃 SD 森高愛(⇒ラブベリー)T 田尻あやめ(⇒ピチレモン)R 三吉彩花(⇒セブンティーン)AM 伊藤夏帆(⇒ニコラ) SD ●3回 伊藤小春(現役) - 岩崎春果(現役)R 桃果 - 杉本愛莉鈴(⇒ピチレモン) AM 金泉杏美 L 澤田汐音(⇒ニコラ) SD 五十嵐ありさ(⇒ピチレモン) AM 松田侑花 ●2回 黒坂莉那(現役) AS 関りおん(⇒ピチレモン) B 生見愛瑠(⇒ポップティーン) AV 佐久間乃愛 AV 福島雪菜 AV 七木奏音(⇒ニコラ) SD 中島愛蘭(⇒ニコラ) AV 脇菜々香 AM 疋田英美(⇒ハナチュー) - ////////////////カベ///////////////// ●1回 乃亜(現役) R 津守望乃 St 小出華苑 SD 中川萌香 - 鈴木瑠華 - 普天間みさき C
◆ランキングの解説
2016年1月1日時点における、ニコプチの表紙回数のランキングです。名前の右には、ニコプチ卒業後、最初に行った雑誌名が入っています。
その隣の英字は所属事務所です。「AM」はアミューズ、「AV」はエイベックス、「SD」はスターダスト、「St」はセントラル、「B」はバーニング、「R」はライジング、「I」はイデア、「T」はテンカラット、「C」はチャームキッズとなります。(「-」となっているは、その他の小規模事務所)
また、表紙の回数により、「AAA級」「AA級」「A級」「B級」の4段階にクラスを区分。分類の基準については、以下で詳しく述べます。
◆AAA級:歴代1位は?
2位以下は全部が8,7,6,5,4回・・・とすべて1回刻(きざ)みで続いている中、一人だけ頭1つも2つも抜け出し、その回数なんと12回。
次点に4回も大差をつけた香音ちゃんが歴代ナンバーワンで、文句ナシのAAA級。
それにしても、2013年4月号でプチモになって、2015年6月号で卒業というスケジュールにあって、この成績は、まさに奇跡(きせき)的。
なにしろ、プチモ歴2年4ヶ月とはいえ、もちろんニコプチは2ヶ月に1度の隔月(かくげつ)発売ですので、実質14冊の登場です。
つまり、モデルとして在籍した14冊中で実に12冊表紙ということで、初登場と次の2号目を除いて、3号目から卒業まで、ずっとずっとずーっと表紙に出続けたことになります。
これが、香音ちゃんがニコプチ史上、最大のエースとされる由縁(ゆえん)であり、おそらく今後も、この記録が抜かれることはないと思われます。
◆表紙5回の壁
表紙回数別の構成人数に注目すると、1回から4回までは、それぞれ7~8人前後の集団を形成していることが分かります。
これに対し、5回以上となると、その構成数が一気に激減。5回が2人で、あとの6回以上は、それぞれ1人ずつとなっています。
つまり、ここに「表紙5回」という明らかな壁が存在することが見て取れ、よって5回以上をAA級に、4回以下をA級に、さらには1人も卒業後に次の雑誌が決まらなかった表紙1回組を、B級と定義します。
◆AA級:スターダスト中心
歴代2位となる表紙8回の阿部紗英さん以外、さすがに多くがニコラをはじめ、すんなりと次の雑誌を決めています。
また、香音ちゃんを含めた上位6人中、その半数がスターダスト所属というのもポイント。ニコプチの2大事務所とされるライバル、エイベックスを大きく上回ります。
実際、エイベックス組は、4位となる飯豊まりえさんを除くと、あとはグッと下がって表紙2回のところに大挙4人もが固まっており、メーンから若干(じゃっかん)外れていることが明らかです。
なお、歴代表紙回数の上位4人中、ごっそり3人をニコラが獲得している点、やっぱり「ニコプチのエースはニコラへ」の法則は、すっかり不動のものとなっています。
◆A級:ピチレ参入
A級となる表紙4回。ここからピチレモンはじめ、旧ラブベリーにハナチューなど、複数の雑誌が獲得に参戦します。
中でも目立つのが、もちろんピチレ。一部で「真のエースは回してもらえない」「売れ残りを押し付けられた」といった声もありますが、関りおんちゃんや杉本愛莉鈴ちゃんといったあたりの実力はホンモノ。もしピチレが休刊していなかったなら、両者ともにエースになれた器とされます。
その他、現役組の名前もチラホラ。ここでは、卒業まで残り2号となった涼凪ちゃんに注目。表紙5回のライン超えまで、あと1回となっています。
◆まとめ
ということで以上、ニコプチの歴代表紙回数ランキング完全版を作ってみたわけですが、どうだったでしょうか。
思ったより表紙が多いコ、少ないコ。少ないのにその後活躍してるコ、多いのに引退して名前を聞かなくなったコなどなど、読者それぞれにとって、いろいろ発見もあるかと思います。
とにかく、中1の終わりで一律に卒業というルール、かつ、2ヶ月の1度の発売ということで、ただでさえ短いモデル寿命(じゅみょう)の中、表紙に出続けるのは至難(しなん)の技。
今回のランキングをやってみて、香音ちゃんの偉大(いだい)さが改めて分かりました。