三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ピチレモンと二コラの定価比較

ピチレ4月号の定価

3月1日に発売される「ピチレモン」2014年04月号の定価が、520円となることが判明しました。(⇒参考:Amazon

過去1年間、基本的にずっと490円だったピチレの値段が、突然550円と歴代最高値となったのが、今年の2月号。以来、今発売中の3月号が520円、そして次号4月号も520円。

新年特大号である2月号は、さすがに例外としても、3月号、4月号と連続で520円という設定になったことから、今年のピチレの定価は、正式に520円で定着した感じです。

ピチレと二コラの定価比較

以下のグラフは、中学生雑誌1位の「二コラ」と、2位の「ピチレモン」について、ここ1年間に発売された12冊(2013年5月号~2014年4月号)の定価の推移を表したものです。

これを見ると、一目瞭然。2013年中は、ピチレが490円、二コラが480円と、それぞれ一貫しており、わずか10円の差だったところ、年が明けて、イキナリその差が拡大します。

グラフが急に上がっている通り、ピチレが一気に60円もアップしたからです。その後も、ピチレは30円のアップが続くのに対し、二コラは2月特大号を除き、ちゃんと480円に戻りました。次号も480円です。

定価推移グラフ

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部数だけでなく定価の差も拡大

これにより、2013年の間は、ピチレが二コラより10円ほど高かったのと比べ、2014年は、その4倍、なんと40円も高くなってしまいました。

ただでさえ、ピチレは、部数で12万部以上も負けているわけです。にも関わらず、本誌内容や付録に関して、たいした違いが無いのに、値段だけが40円も高いとあっては、その差は縮まるどころか、ますます読者離れが加速しかねません。

こんな点も含め、ちょうど先週、両誌の最新の部数データが発表されたところでもありますので、週末あたりに、詳しい部数分析を発表したいと思います。