◆ルキユナ
ニコラ7&8月合併号より、進級モ関谷瑠紀ちゃんと高比良由菜ちゃんがデビュー。
うちのサイトが作成する2人の個別ページはこちらです。
ニコラの新モ特集ページには書かれていない、デビューのきっかけや、芸能活動歴、ニコプチ時代のエピソードなども整理してまとめてあります。
◆ソート2020夏ver.
ということで、ニコモソートも進級モに対応。2人を加えた現役24人バージョンに改訂しました。
現時点で、自分の中で"ルキユナ"はどれくらいの位置なのか。ぜひやってみて下さい。
ニコラ編集部の公式ツイッターによると、「7月1日にニコラは23周年を迎えます」とのこと。
この点、たしかに間違いではないですが、ちょっとツッコミたいところもあったりなかったり。
そこで今日は、改めてニコラ創刊の歴史を振り返りつつ、ついでに巷にあふれる”誤ったった認識”も正してみます。
まずは創刊号に関する誤りから指摘してみます。1997年創刊のニコラについて、まとめサイトやWikipedia、その他の情報サイトでは、「創刊号は7月号」とされています。
果たしてこれは本当なのか。まあ、論より証拠ということで、以下の画像を見て下さい。
これがニコラ創刊号で、表紙は当時中1だったエリーローズさんのピンとなります。
ということで、この通り。表紙のどこを見ても「7月号」との表記は入っていません。
代わりにあるのは、題字「nicola」の”a”の字の下にある「創刊夏号」という文字。
つまり、創刊時のニコラは3カ月に1度発行される季刊誌であり、号の表記は「春号」「夏号」「秋号」「冬号」のいずれかだったわけで、創刊号は夏号とするのが正しいのです。
続いては、創刊日時について。創刊された年はどこのサイトを見ても1997年で間違いないわけですが、これが具体的な月日となると、けっこうバラバラ。
たとえば、今日の冒頭にも書いた通り”現在の”編集部としては、それを「7月」としています。
一方、新潮社のプレスリリースでは、こちらのリンク先にあるように「6月」となっています。(⇒2019年8月19日付け)
また、データサイト「ファッション雑誌ガイド」さんの紹介文によると、創刊は「5月」とあります。(⇒ニコラ紹介文)
なお、Wikipediaを見てみると、そこは記事を作成した人が分からなかったのか、創刊については年単位で「1997年」としか書かれていません。
ということで、5月創刊説から6月創刊説、さらには7月創刊説まで、かなり幅広く登場してきたわけですが、さてさて真実はどうなのでしょうか。
正解は1997年6月1日。まあ、ちょっと考えれば新潮社の公式なプレスリリースが間違うわけないですが、その他ニコラ2016年8月号の最初のページ(オモテ表紙裏)でも確認できます。
これを裏付けるのが、2007年の10周年記念、さらには2012年の15周年記念。以下の通り、10周年、15周年ともに、れぞれの年の6月1日に発売された「7月号」でやっているのです。
左が10周年の2007年7月号で、中央に「10th」の文字。左が15周年の2012年7月号で、上に「15」の文字が入っています。
ということでこの通り。”かつての”編集部としては、確実に6月1日を創刊日と捉え、その発売日である各年の7月号を「創刊○○周年記念号」としていたことが分かります。
ところが、2017年にやってきた創刊20周年にて、事態は一変します。なんと、それまで7月号で定着していた「○○周年」の記念号が、8月号に持ち越し。
以下のように、創刊20周年記念は、2017年8月号となっています。いったい、この5年間に何があったのでしょうか。
この点、とりたてて創刊記念をズラす必要が生じる重大な事情の変化があったわけはなく、これは完全に編集上の都合。
ようするに、7月号を創刊記念とすることは、きわめて都合が悪いのです。
なんといっても7月号といえば、年間通じて唯一かつ最大の海外ロケであるハワイ特集がメイン。これに、オーデ締め切りを前に、応募テコ入れ特集も加えた2段構え。
その上さらに、「ニコラ創刊○○周年!」と盛大にお祝いするなんて手が回らないし、何よりもったいないのです。
では、8月号はどうか。ある程度古いニコ読さんはご存じの通り、8月号には、せっかくの夏休み期間中だというのに、たいした定番の特集記事がないのです。目玉企画がないのです。
そこで、「だったら創刊記念を8月号にしちゃえ!」というわけで、2017年の20周年を機に、後ろ倒しされたというのが真相です。
とはいえ、現在の編集部による「7月創刊説」が完全な誤りと、必ずしも言い切ることもできなかったりする面も。以下、今の編集部をちょっと擁護してみます。
すでに書いた通り、そもそもニコラの創刊号は季刊の夏号です。であるなら、6月1日から8月31日までの間は、創刊号の発売期間であり、その間のどの部分を切り取っても、「創刊記念」といえないこともないのです。
具体的に日付をピンポイントで指示し、「この日がニコラの創刊日」「ニコラのお誕生日」とでも言い切らない限り問題なし。
ふわっと「この期間中に創刊しました」ということで、それこそ6月1日から8月31日までの間に発行される号につき、「創刊〇○周年」とするのも問題ないということです。
ちょっと苦しいですが、まあ、そこはすべて”5年前”の編集部による決定事項。強引に流れを変えたのは、1つ前の体制(眞部編集長)です。
かつ、7月号を改め、8月号を創刊記念にすると決めてスタートした、当時の一連の20周年シリーズお祝い企画につき、現在の小島編集長は副編集長として携わっていたわけで、改めてここで再び7月号に戻すのも大変です。
しかも今年の場合、コロナがあって、そもそも7月号を出すにも出せなかった状況であり、そう考えると8月号を「創刊記念」とするのも理解できるところです。
ということで、結論です。大前提として、ニコラの創刊は1997年6月1日であることから、「○○周年は各年の6月1日」。
また、「○○周年記念号は各年の7月号」とするのが正しいといえば正しいわけですが、そこは広い意味で6月から8月までを「創刊有効期間」と捉え、その間に出る号を記念号とするのも、アリといえばアリとしてみます。
7月1日発売、ニコラ2020年7&8月合併号の表紙は、林芽亜里ちゃんと阿部ここはちゃん。
創刊23周年を記念する号での表紙を任されたということで、いかに”めあここ”人気が高いか分かります。
ということで以下、ニコラ進級後の2人の表紙の歩みをまとめたうえで、最新の表紙回数ランキングも出してみます。
芽亜里ちゃんは、今年1月号で初めて表紙デビューすると、その後は3月号、4月号、6月号、そして今回の合併号と、怒涛の勢いで表紙を連発。
早くも通算表紙回数を5回とし、回数の上では深尾あむちゃんと並びました。
しかも、5月号は「卒モ表紙」、7月号は「発行お休み」だったことを考えると、実質的に今年発売の6冊のうち5冊で表紙になっているわけで、まさに驚異的な表紙登場率といえます。
なお、現役モの表紙回数ランキングでトップを走る、生徒会長の若林真帆ちゃんは、今年1月号を最後に半年ほど表紙ナシ。
以下のランキングの通り、1位の真帆ちゃんと、2位の芽亜里ちゃん&あむちゃんとの差が、いよいよ1回となりました。
一方、ここはちゃんの表紙は、今年4月号の初表紙以来で、今回が2度目。
かつ、ちょっと意外な感じもしますが、芽亜里ちゃん&ここはちゃんの2人っきりという表紙は、ニコラでは初めてのこととなります。
ようやく、今のニコラで読者から最も人気のあるユニット”めあここ”による表紙が実現したということで、当然といえば当然。むしろ遅すぎたくらいかもしれません。
今から3年と少し前。ニコプチ2017年10月号で、1度だけありました。
2人とも当時小6でまだまだ幼い感じのうえ、左がここはちゃん、右に芽亜里ちゃんということで、今回の2度目の表紙(左めあ/右ここ)とは、左右の並びが逆になっています。