三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコプチ新モは越智美月さん&井口虹姫さんに決定!

キラチャレ2018終了

f:id:GYOPI:20170318021839p:plain:right本日行われた「キラチャレ2018」のモデル部門において、ニコ☆プチ賞を受賞したのは、小6の越智美月(おち みづき)さんと、小5の井口虹姫(いのぐち ここ)さん。

ニコプチ賞といえば、基本的に毎年1人というのが定番だったわけですが、今回のように2人が同時受賞というのは、黒崎レイナさんたちが受賞した2009年以来で、実に9年ぶりのこと。(⇒参考:受賞者一覧)

また、越智さんは、モデル部門全体のグランプリ(キッズの部)も受賞ということで、去年の石山えこちゃん同様、ダブル受賞となります。


キッズとティー

ここで「キッズの部」と出て来ると、モデル部門の特別賞の1つである「ニコ☆プチKIDS賞」と紛らわしいし、去年まで無かった区分であるため、ちょっと補足しておきます。

そもそも、キラチャレのモデル部門は、これまでずっと、部門全体でグランプリが1人選出されていました。

それが今年からは、小学生以下を対象とした「キッズの部」、中学生を対象とした「ティーンの部」、それぞれ別々に選考する形にルール変更。

これにより、同じモデル部門の中に、キッズ(越智)とティーン(吉本此那)、2人のグランプリが誕生することになったわけです。

キッズとKIDS

加えて、このモデル部門内の区分について、さらに紛らわしくしているのが、今回の両グランプリの年齢。

越智さんも、吉本さんも共に12歳ということで、一見「この2人、どうしてキッズとティーンに分かれてるの?」となりますが、そこは小6(越智=キッズ)と中1(吉本=ティーン)の学年の差というわけです。

なお、ニコプチKIDS賞(内田結菜)というのは、ニコプチKIDSのモデルになれるという、ニコプチ賞の姉妹賞。ニコプチ賞が小4以上であるのに対し、こちらの年齢区分は小3以下となっています。

まとめ

こうして、今年のキラチャレも無事終了。特にモデル部門では、グランプリが2人いたり、ニコプチ賞も2人いたり、越智さんはダブル受賞だったり、さらにはキッズだのKIDSだのと、いろいろ紛らわしいことだらけ。

もしかしたら、学年1コ違いなのに別々に選考する意味を含め、来年はまた改めてルールが変更となるかもしれません。

ということで、ニコプチ賞の受賞者である越智さん&井口さんは、年が明けて2月22日発売のニコプチ2019年4月号より、そろって専属モデルとして登場する予定です。

安村真奈ちゃんが筆頭格、キラチャレ出身モデル一覧

キラチャレ決勝大会

f:id:GYOPI:20171108033146p:plain:right今週の土曜日は、「キラチャレ2018」の決勝大会が、舞浜アンフィシアターで行われます。

キラチャレは、モデル部門で「ニコ☆プチ賞」を受賞すると、その場でニコプチの専属モデルになることが決定するわけで、プチ読にとって、大いに注目されるイベントとなっています。

ということで今日は、決勝大会の新プチモ発表を前に、歴代キラチャレ出身者について整理しておきます。


歴代キラチャレ出身(ニコ☆プチ賞)

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ニコプチ賞ができるまで

上の一覧は、キラチャレのモデル部門にエントリーし、最終的にニコプチ賞を受賞したことをきっかけに、プチモになったケースを全てまとめたものです。

ニコプチの創刊が2006年の夏ですので、必然キラチャレ出身者の採用は、2007年の中島愛蘭さんが最初となります。

ただし、中島さんの場合、当時まだキラチャレ賞という特別賞自体は存在せず、モデル部門全体における「準グランプリ」の受賞者としてプチモ入りしています。

その後、キラチャレと分離した形で実施された「エイベックス×ニコ☆プチ公開オーディション2008」(飯豊まりえさんが合格しプチモ加入)を挟み、2009年より、ニコプチ賞が新設。現在に至ります。

ダブル受賞

ここで改めて、上の一覧の「受賞」欄を見て下さい。ほとんどがニコプチ賞となっているわけですが、現ニコモである安村真奈ちゃんのように、重ねて「グランプリ」と入っているコが何人か見受けられます。

そもそもニコプチ賞というのは、キラチャレのモデル部門における特別賞の1つにすぎません。部門グランプリを頂点に「ピンクラテ賞」「ナルミヤ賞」「審査員特別賞」など、様々な賞が用意されています。

そんな中でニコプチ賞は、たまたま副賞として「直通でプチモになれる権利」が付いてくることにより、実質的にグランプリ以上の存在感を持つことになっています。

ということで、真奈ちゃんや、現プチモの石山えこちゃん、最近は劇団4ドル50セントとして活躍する福島雪菜さんの3人だけが、グランプリとのダブル受賞となります。

ニコプチ⇒ニコラ

続いては、再び上の一覧の「その後」欄を見て下さい。ここには、受賞した後の行き先が入っています。

いずれもがニコプチ賞の受賞者ですので、ニコプチに行くのは当然ですが、真奈ちゃんはじめ、卒業後、さらにニコラに進級するケースも増えています。

黒崎レイナさんの場合、ニコプチ卒業後に、進級という形ではありませんがニコラへ。さらには、セブンティーンと進んでいます。

ということで、キラチャレ出身者は、そのままニコラに進級してくるケースも多く、ニコ読にとっても注目というわけです。

その他キラチャレ出身

最後は、上の一覧には載っていないキラチャレ出身者についてです。そもそも、一覧に入っていないということは、ニコプチ賞を受賞せずにプチモになったケースということで、ではいったい誰がいるのでしょうか。

たとえば、グランプリ&ニコプチ賞を真奈ちゃんが獲得したキラチャレ2015。ここでは、同じファイナリストとして審査員特別賞を受賞した、現ニコモ高田凛ちゃん、さらには受賞ナシの前田優衣ちゃんがプチモになっていますが、いずれもその後、改めてプチモオーディションに応募。これに合格してプチモとなりました。

ポップティーン生見愛瑠さんは、小4で受けたキラチャレ2011の落選組。同様に、プチモオーディションを受け、プチモになっています。

なお、現プチモの聡美ちゃんも同じ落選組。ただし、聡美ちゃんの場合は、モデル部門ではなく歌部門となります。

まとめ

ということで、新プチモの判明まであとわずか。今年はいったいどんなコがニコプチ賞を受賞することになるのでしょうか。

例年、決勝大会の日の夜には、ネットのニュース速報や、観覧者のツイッターなどで受賞者の名前が出回ることになっていますので、楽しみに待ちたいと思います。

投票数が発表!TNMの投票率から1票の価値を考える

投票総数が発表

f:id:GYOPI:20181122013551j:plain:right11月7日に投票が締め切られた「TNM(Top of Nicola Model)」の第1回戦。

さっそく9日には、編集部が公式ツイッターにおいて、今回の投票総数を発表しました。

その数、なんと1694通。さてさて、これが多いのか少ないのか。さらに、この数字はどんな意味を持つのか。今日はTNMの投票数について考えます。


投票率は1%!?

まずは投票率から確認していきます。ニコラの実売部数は、ちょっと古くなります2017年時点の最新データでいうと14万9014部(ABC協会)。

日本雑誌協会の印刷部数の推移から見ても、おそらく今もこの数字はそれほど変わっていないはずであり、そのまま使ってみます。すると…

1694(通)÷149014(部)=0.0113680594

今回のステージ1の投票率は、この通り、たったの1.1%。つまり、100人の読者がいたとして、その中で投票したのは、わずか1人だけということです。

得票の想定値を算出する

続いては、うちが実施した模擬投票のデータを用いて、ステージ1における各モの実際の得票数について、想定値を計算してみます。

模擬投票の投票総数は2459票。対して、実際の投票数は、1通につき3人の名前を書く形ですので「1694×3=5082」。おそらく5082票となっているはずです。

そこで、模擬と本選、両者の差を埋めるため、前者を2.07倍して、実際の数字に近づけます。すると、TNMステージ1の想定得票数は、以下の通りとります。

なお、実際のTNMでは、「1位・2位・3位」と順位付けして投票する形になっているため、1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントといったように、順位による扱いの差異が考えられますが、とりあえず今回の想定値の算出においては無視します。

ステージ1想定得票数

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おおよその雰囲気

個人の得票数や順位が、そのままバッチリ合っているかはともかく、1位はだいたい600票前後を獲得しているであろうことや、9位入賞を果たすためにはだいたい200票がボーダーになることなど、おおよその感じがつかめると思います。

また、ここで注目されるのは、最初に書いたように、なんといっても全読者のわずか1%という投票率の低さです。

たとえば、ちょうどボーダーとなる9位争いを見て下さい。うちの模擬投票では安村真奈ちゃんと青井乃乃ちゃんが争っているわけですが、実にその差は想定値でわずか2票。

その他、下位にも票数が拮抗しているところが複数あり、もう、ほんの数人が1票入れただけで、いとも簡単に順位が入れ替わってしまうのです。

1票の力

この点、AKBの総選挙は、今年の1位である松井珠理奈さんが20万票。その他、10位でも5万票ですので、これだど1人がちょっとやそっとがんばったことで、どうにかなる数字ではありません。

しかし、TNMは全く違います。そもそも、全部で1600人の読者しか投票していないのだから、たった数票で逆転可能。まさにあなたの1票が生きてくるのです。

とはいえこのことは、同時に大きな問題もはらんでいたりします。

問題点とは?

その問題とは、ニコ読14万のうちのたった1%が、来年6月号の表紙を決めていいのか。さらには、次期エースまでを決めていいのかということです。

このまま指をくわえて見えているだけでは、残る99%である13万8千人の読者の声は無視され、たった1600人の意見によって、すべてが決まってしまうのです。

もちろん、この決定権は、短期間にいしょうけんめいアンケート書き、締め切りに間に合うように投票するという行動をとった見返りなわけで、ルールにのっとった正当なものであることはいうまでもありません。

よって、投票しなかった人は、たとえ自分の推しの順位が低かったとしても、推しが表紙になれなくても、エースになれなくても、文句を言う資格はないのです。

まとめ

ということで、結論です。せっかく投票者が少ないのだから、だったら自分が投票してやろう。自分の声を届けてやろう。積極的にTNMに参加し、自分の推しの順位を少しでも上げてやろう。

まさに、逆転の発想です。投票率が低いからこそ、自分の声を生かすチャンス。投票しなきゃ損なのです。

今回、参加できなかったという読者さんは、ぜひ次号のステージ2では投票し、自分の声をニコラ編集部に届けてみてはどうでしょう。