三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

プチモ卒業式の後ハイ代表リスト作成中

プチモ卒業式とは?

f:id:GYOPI:20161011033424p:plain:rightプチコレにおいて、プチモステージやスー読ステージ、各種ブランドステージと並び、1つの目玉となっているのがプチモ卒業式。

プチコレは、毎年4月の終わりに実施されるため、その直前に発売される6月号で、ニコ☆プチを卒業した新中2メンバーにとって、この卒業式こそが正真正銘、プチモとして最後のお仕事となるわけです。

後ハイ代表

今年の卒業式の様子は、いま発売中の8月号、59ページの下半分を見てもらうとして、カンタンに内容を整理するとこんな感じ。

卒業生全員がスピーチ。後ハイ代表から、卒業生へのメッセージ。花束贈呈。卒業生が最後にランウェイを歩き、退場といった流れです。

当然、卒業生は全員が話すわけですが、現役プチモからは代表が1人、あいさつすることになっています。では、今年の代表は誰だったでしょうか?

マナちゃんが代表

今年のプチモ卒業式で、現役代表として卒業生たちに感謝の言葉を贈ったのは、その59ページにあるとおり、安村真奈ちゃんでした。

ちなみに、伊藤小春ちゃんや涼凪ちゃんが卒業した去年の卒業式、後ハイ代表としてあいさつに立ったのは黒坂莉那ちゃん。

では、その前は? その前の前は? 残念ながら、過去のニコ☆プチ本誌には出てないし、ちょっとネットで調べても見つかりませんでした。

後ハイ代表リスト

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2015/2014の代表は誰?

そこで、情報募集のお願いです。関りおんちゃんや香音ちゃんたちが卒業した2015年の卒業式での後ハイ代表は誰だったか。

さらには、その前。杉本愛莉鈴ちゃんたちが卒業した2014年の卒業式での後ハイ代表は誰だったのか。

実際に当時のプチコレに参加したという人や、ネットで動画を見たことがあるという人は、ぜひ誰が代表だったか、もしくは後ハイ代表は無かったか。テレパシーで教えてくれると助かります。

実はアバウト?プチモオーデ合格に必要とされる身長

もうすぐプチモオーデ

f:id:GYOPI:20160706030554p:plain:rightニコラの専属モデルオーディションの応募が、先月締め切られました。そうすると、次に来るのがニコプチのオーディション。

8月22日発売の10月号に応募用紙が付いてきて、本誌の発売と同時に応募受付もスタートとなります。

ということで、年に1度のプチモオーデを1ヶ月後に控えた今、ここで改めて合格するために必要な身長について考えます。

歴代プチモオーデ合格者の身長

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一覧の見方

上の一覧表は、2012年実施の第1回から、去年の第5回まで、歴代プチモオーデ全5回分の合格者28人について、プチモデビュー時の身長をまとめたものです。

合格者のうちで最も高かったのは? 低かったのは? 合格の最低ラインは? 平均は? 以下、それぞれの各テーマごとに、見ていきます。

なお、身長については、応募条件の中に「身長145cm以上」とハッキリ明記されてています。

最高は166cm

オーディション出身の全28人中、合格者として誌面に初登場したときの身長が最も高かったのは、第5回オーデ合格で、現役の前田優衣ちゃん。

優衣ちゃんは166cmということで、合格者中で唯一の160台にして、2位の松田りおなさん(158cm)に8cmという、ぶっちぎりの大差です。

2017年2月号で加入すると、新人ながらイキナリ夏目璃乃ちゃん(当時168cm)に次ぐ、現役プチモで2位という高さ。

現在は、そこから167cmと1cm伸ばしたところですが、卒業まで残りあと半年。さてさて、現役のうちに170の大台に届くのか、期待されます。

最小は143cm

一方、合格時に最も小さかったのは誰でしょうか。すると、このたびジェニィラブイメモも決定し、次の表紙候補とされる琴楓ちゃんで、合格時143cmとなります。

と、ちょっと待ってください。たしか、ニコプチのオーデでは、身長145cm以上が応募の条件であったはずです。

この点、琴楓ちゃんについては、初登場となる2月号において、身長が2通り記載されていたことは有名です。合格発表ページには145cmとあり、巻末プロフィールには143cm。

当然、どちらかがミスであり、どちらかがホントの数字。さあ、いったいどっちが正しいのでしょうか?

実は足りていないケース

琴楓ちゃんの巻末掲載プロフィールは、デビューとなる2017年2月号で143cm。続く4月号では144cmと1cmアップ。次の6月号では144cmと現状維持。

こうして、各号ごとに着実に伸びが反映されている点、また、3冊も連続で、編集部がデータを間違うということは、おおよそ考えられない点、琴楓ちゃんのデビュー時身長は143が正しいといえます。

他方、歴代で2番目に小さい阿部ここはちゃん。ここはちゃんは、デビュー時、応募条件ピッタリの145cmですが、それ以後の伸びがちょっとだけ不自然。

具体的には、デビューの2月号、次の4月号、次の次の6月号と、半年ずっと145cmのまま。そしてそして、ようやく8月号になって146cmへと1cmアップします。

ここはちゃんの現在は154cmまで伸びているように、そもそも伸び盛りの小5(当時)の女の子が、半年もゼロ成長ということはありません。

加えて、プチモ合格の直前における所属事務所の公式プロフィールが「138cm」だったことを考えると、琴楓ちゃん同様、これまた多少足りていなったと考えるのが自然です。

春ちゃんのケース

また、プチモ卒業生伊藤小春ちゃんのケースも興味深い話があります。小春ちゃんは、2014年の事務所オーデに合格し、プチモになったわけですが、実はその前年。2013年(正確には2012年の終わり)には、一般のプチモオーデを受けていました。

で、みごと書類審査を突破し、いよいよ最終面接。と、そんなとき。自分の身長が138cmであり、応募条件に達していないことに気づきます。

それでも、フツーに2次審査をこなした小春ちゃん。残念ながら、最終合格とはなりませんでしたが、無事に翌年事務所オーディションによりリベンジを果たしたわけです。

身長制限は実はアバウト

とまあ、ことほどさように、ニコプチのオーデの身長制限は、実にアバウト。そもそも、身長というのは当然に伸びが見込めるわけで、1ミリ単位で測定し145に達していなかったら即アウトというのはナンセンス。

多少、基準に足りていなくても、将来性抜群のコがいたら、専属モデルに採用したいというのは人情です。このあたり、編集部も臨機応変に対応していることが分かります。

ということで、琴楓ちゃんやここはちゃん、小春ちゃんのケースから、このプチモオーデの身長制限は、145cmに1ミリでも足りない場合は即不合格といったような絶対的な基準ではなく、あくまでも1つの目安に過ぎないということがみえてきます。

合格者平均149.9cm

最後は平均身長について。歴代プチモオーデ合格者28人の平均はというと149.9cm。ちょっと意外ですが、150cmにも届いていません。

下は琴楓ちゃんの143から、上は優衣ちゃんの166まで、23cmの幅がありますが、その内実は140台が15人。150に達していないコだけで、合格者の過半数を占めていることになるわけです。

なお、ピッタリ平均値はというと、庄司凜花ちゃん&桃果さんといったところです。

まとめ

ニコプチのオーディションは、合格平均からもわかるように、140台こそが普通。もっといえば、実際145に達していなくても、受かっちゃうことだってあるわけです。

ということで、いよいよ1ヵ月後に迫った今年のオーデ。なんといっても年に1度のチャンスで、逃すと来年までないのは確実だし、来年も絶対に実施されるという保障もありません。

であれば、身長がギリギリでも、もしくは多少足りなくても、とにかくチャレンジ。特に身長については、今日見てきたようにかなりアバウトですので、あまり気にせず、ぜひ積極的に応募してみて下さい。

草野星華さんはどうやってニコラ専属になった?

ニコラ編(第3回)

f:id:GYOPI:20170416014249p:plain:rightファッション雑誌のモデルさんについて、どうやって専属モデルになったのか、その経緯を分類・解説するシリーズの「ニコラ編」第3回。

前々回(第1回)前回(第2回)では、過去10年分のニコモ全66人を、出自により「ニコモオーディション出身」「事務所オーデ出身」「顔みせ加入」「ニコプチ進級」と4分類したり、顔みせと事務所オーデの違いを解説したりしてきました。

そして、第3回となる今日は個人編。2017年2月号からニコラ専属モデルとなった草野星華さんに焦点を当て、草野さんがニコモになった方法を詳しく検証します。

新しいタイプの顔みせ

草野さんのニコモになった経緯は、2016年12月28日更新分の公式ブログ「専属になるまでの道」と題した記事や、誌面デビュー時における新モ特集からも、面接(=顔みせ審査)であることは明らかです。

ただし、この草野さんのケースは、前回に詳しく解説した"ニコラにおける一般的な顔みせ"とは異なり、事務所の売り込み・主導によらない、完全に新しいタイプの顔みせでもあります。

では、どんな点が新しいのか。2017年2月号の個人特集「はじめまして、草野星華です」でも、公式ブログでも、それほど詳しく触れられていなかったTGA契機の顔みせについて、見ていきます。

TGA⇒ニコモ

草野さんは、ご存知の通りTGA(東京ガールズオーディション)2016のモデル部門最終合格者で、「ナイロン ジャパン賞」「ビーズアップ賞」、そして「ラブベリー賞」と、3つの雑誌賞を受賞しました。

で、結果としてその中からラブベリーに加入。vol.4よりレギュラーモデル(ベリモ)としてデビューするわけですが、そこから急転直下。ニコラ顔みせを経て、ニコモ移籍が決定します。

それにしても、なぜ突然にニコラが登場してくるのでしょうか。これには、TGAの「第5次ドラフト審査」なるものが絡んでくるのです。

ドラフト審査とは?

TGAのドラフト審査とは、通称「札(フダ)審査」。さすがに、5次まで勝ち進んで来るコは、いずれもツワモノばかりということで、ここではちょっと趣向を変えた目新しい審査方法が導入されています。

具体的には、こんな感じ。第5次の審査会場には、様々なファッション誌の編集部が招待され、候補者たちはその目の前で順番にパフォーマンスを披露します。

一方の各編集部は、それらを見た上で興味を持った候補者に対し、それぞれ自分の雑誌のロゴの入った手持ちの札を上げて"入札"の意思表示をします。

まさに、プロ野球やAKBで行われている"ドラフト会議"風に、各編集部が気に入った候補者たちにつき、専属モデルとしての交渉権を獲得するといった仕組みです。

ちなみに、実際の審査について、札のあがった数の多少は、あくまでも参考記録の1つとして、次に待つ最終審査への進出者が決定されます。

TGA契機の顔みせとは?

そんなファイナルへの1歩手前のドラフト審査。当然ながらニコラ編集部もここに参加していて、多くの候補者の中から、年齢もスタイルも見た目も、ニコモにピッタリと感じた草野さんに札を上げ、後に面接の機会が設けられることになったわけです。

ちなみに、このドラフトには、ニコプチ編集部も参加しています。5次審査にて、草野さんと同じステージ上でパフォーマンスを披露した候補者には、現プチモの前田優衣ちゃん(5次で落選)がいました。

で、もちろんニコプチ編集部は優衣ちゃんに札を上げたわけですが、こちらはTGAを直接のきっかけにした顔みせではなく、直後に実施された正規のプチモオーデ合格により専属モデルとなっています。

ダブルでリベンジ!

さて、草野さんに話を戻して。ここまででも十分に複雑なのに、さらに経緯を難しくしているのが、草野さんのTGA挑戦が2度目である点。

またまた前出の本人ブログの登場ですが、そこには「去年受からなかったニコラの面接に今年もチャレンジさせてもらった」とあります。

つまり、草野さんは前々年のTGA2015ではファイナリストとして最終審査に臨んだものの、結果として受賞はならず。その際、TGA2016と同様に、2015の第5次ドラフトでも、ニコラから札を上げてもらっていて、1度目の面接もしていた(不採用)ということです。

まさに、草野さんにとってTGA2016は、前年達成できなかった最終合格を勝ち取ったと同時に、これまた前年不採用となったニコラ顔みせでも合格したということで、みごとダブルでリベンジを果たしたことになります。

まとめ

以上、草野さんのケースが、これまでのニコラでいうところの一般的な顔みせとは、明らかに違っていることが分かってもらえたと思います。

であれば、これが今後のニコラにおいて、ニコモオーデ以外による新モ採用方法の1つとして定着していくのかが最大の注目点。

つまり、いま行われているTGA2017においても、ドラフトでの入札を契機にした顔みせをへて、来年もTGA出身の新ニコモ誕生となるのか。これが毎年続くようになるのか。さらには、一般的な顔みせは無くなるのか。

ということで、草野さんに続く新モ加入が予想される点からニコ読の人はもちろん、優衣ちゃんに続く加入があるかもしれないプチ読の人にとっても、今後のTGAは目が離せないものとなりそうです。