// リニューアル第1弾
三月の転校生のSeason3移行記念としての第1弾は、ニコプチからニコラへの移籍コース研究です。
うちの日記で、ピチレモンの話題が一切登場しないという日は、おそらく今回が初めてではないでしょうか。
一部で囁(ささや)かれる「三月の転校生は、ピチレ以外なにも知らない」というウワサを払拭(ふっしょく)してみたいと思います。
// 交互採用の法則
まずは、今から2年半前。旧サイト上で発表した、ニコプチ卒業生のニコラ移籍コースに関しての大発見。
「スターダスト&エイベックス交互採用の法則」について、ここで改めて振り返ってみたいと思います。
以下にある、年度別移籍一覧を見て下さい。これは、ニコプチ卒業後に、ニコラへ移籍したモデルさんを、各年ごとにまとめたものです。今回、新たに2015年の実績まで対応させました。
// プチモ⇒ニコモ移籍一覧
// 交互採用ルールの崩壊(ほうかい)
こうしてみると、第1期卒業生の伊藤夏帆さん以後、第5期澤田汐音さんまで、スターダストとエイベックスが1年ずつ、交互にニコラに送り込んでいたことが分かります。
ところが、そのバランスは突然に崩れることになります。それが、卒業生を送り出すようになって6年目となる2013年。
この年、実に5年間にわたり、両事務所から1人ずつ、キッカリ順番に採用を続けてきたパターンを止め、前年に引き続きスターダストから採用。
具体的には、永野芽郁ちゃんを加入させたことで、同事務所からの移籍が2年連続となったのです。
// 交互採用から独占へ
そして、翌2014年。こんどは一転、7年目にして、初のニコプチ採用枠がゼロとなり、大きな話題となります。
もうニコラは、ニコプチからの卒業生を受け入れなくなったのでしょうか? 完全に今までの法則は崩れてしまったのでしょうか?
その答えは、今年2015年の卒業生から香音ちゃんがニコラ行きを決めたことで、あっさりと明らかになりました。
なんのことはありません。2012年の汐音ちゃん、2013年の芽郁ちゃん、間に2014年を挟み今年が香音ちゃんということで、それまでのエイベックス&スターダストの交互採用から、単にスターダストの独占採用となっただけなのです。
// 2014年採用ゼロのタネ明かし
そう考えると、2014年の採用がゼロだったことも、カンタンに説明できます。ここで、2014年6月号で卒業となったプチモ8人の名前と各自の所属事務所、表紙回数を出しておきますので、ちょっと見てください。
中園侑奈 5回 (セントラルジャパン) 杉本愛莉鈴 3回 (アミューズ) 桃果 3回 (アデッソ) 佐久間乃愛 2回 (エイベックス) 中川萌香 1回 (モラドカンパニー) 二瓶葵 0回 (ライジング) 田爪愛里 0回 (テンカラット) 松田りおな 0回 (チャームキッズ)
// スターダスト不在
当期のエース中園侑奈ちゃんは、セントラルジャパン所属ということもあり、当時あれだけの人気を誇りながら、卒業後はなかなか大きなお仕事がない状態。
2番手、アミューズの杉本愛莉鈴ちゃんは、ピチレモンのオーディションを経て現在も現役ピチモ。
で、3番手アデッソの桃果ちゃんを経て、ようやく序列4位にエイベックス所属である佐久間乃愛ちゃんがいまずが、すでに前年より、ニコラのプチモ出身者枠は、スターダストが独占。
こうして、意外にも2014年のニコプチ卒業生には、ニコプチにしては珍しく、たった1人もスターダスト所属者がいなかったため、当然にニコラ採用がゼロとなったわけです。
// 2015年は選(よ)り取り見取り
ということで、今も「ニコプチからニコラに行くにはエイベックスかスターダストに所属してることがゼッタイ条件!」などと言っている人がいるようですが、それが全くの誤りであることも分かってもらえたと思います。
なお、2015年卒のスターダストは、前年の惨状(さんじょう)に反し、まれに見る豊作の年でもありました。エース香音ちゃんはじめ、2番手岡本結芽乃ちゃん、さらにはプチモ歴最長の小出華苑ちゃんといったように、移籍有資格者が3人もいて、まさに選り取り見取りだったといえます。
// では来年は?
最後は、来年の移籍予想です。いったい現役プチモの誰が、次のニコラ行きを決めるでしょうか?
たしかに、上記法則に従えば、中1世代で唯一のスターダスト所属である、「おかか」こと岡香鈴ちゃんが、あっさり移籍となるはずですが、現時点で表紙経験ゼロなのが、実績的にはビミョウなところでもあります。
さてさて、「いるのに取らない」という初の事態が起こりえるのか。それとも、法則通りに無事採用となるのか。来年のニコプチ⇒ニコラへの移籍者が注目されます。