三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

火災予防運動ポスターとニコラモデル

防火ポスター

f:id:GYOPI:20200915022404p:plain:rightニコラ10月号の巻末「ニコモ芸能ニュース」には、関谷瑠紀ちゃんが、火災予防運動のポスターに登場していることが告知されています。

この防火ポスターのモデルというのは、今回の瑠紀ちゃんに限らず、実は歴代ニコモが多く担当しているお仕事。

そこで今日は、過去のポスターへの登場モデルを整理してみます。


3種類が存在

本題に入る前に、前提となる基礎知識から。一口に”防火ポスター”といっても、実は3種類あったりします。

(社)日本損害保険協会(財)日本防火・危機管理促進協会、そして(財)全国消防協会と、なんと3つの団体が、毎年それぞれ別個に制作しているのです。

年に2度

しかも、春と秋、年に2度の火災予防運動週間に合わせてそれぞれ作成されるのだから、ますますややこしい。

つまり、同じ「2020年秋」であっても、瑠紀ちゃん(消防協)、白石聖さん(損保協)、森七菜さん(防危協)と、同時に3人のポスターモデルが存在するというわけです。

一覧にまとめる

ということで、歴代ポスターモデルを一覧にまとめるなら、3つの制作団体ごとに、それぞれ春・秋の区分を付けて整理しなくてはなりません。

そもそも今日の目的は、防火ポスターへのニコモの登場状況を知ることではありますが、ニコモ以外も含め、とりあえず片っ端からまとめるとこんな感じになります。

防火ポスター登場モデル

担当年度 損保協会 防危協会 消防協会
2020-秋 白石聖 森七菜 関谷瑠紀
2020-春  〃〃 久間田琳加 青井乃乃
2019-秋 秋元真夏  〃〃 岡本莉音
2019-春  〃〃 山田杏奈 久間田琳加
2018-秋 小嶋真子  〃〃 鈴木美羽
2018-春  〃〃 松風理咲 平塚麗奈
2017-秋 清原果耶  〃〃 田辺桃子
2017-春  〃〃 永野芽郁 溝部ひかる
2016-秋 平祐奈  〃〃 北村優衣
2016-春  〃〃 葵わかな 桜井日奈子
2015-秋 松岡茉優  〃〃 清原果耶
2015-春  〃〃 広瀬すず 松元絵理花
2014-秋  〃〃 中川可菜
2014-春 平祐奈
2013-秋 松井愛莉
2013-春 矢作穂香
2012-秋 のん(能年玲奈)
2012-春 相葉香凛
2011-秋 山本舞香
2011-春 清水富美加


リストの見方

この通り、損害保険協会は1年を1人のモデルが担当。危機管理促進協会は秋&春で1人。

そして今回の瑠紀ちゃんの消防協会は、季節ごとに1人が担当する仕組みで、瑠紀ちゃんの前任である「2020春」は青井乃乃ちゃんであることが分かります。

また、今回の目的であるニコモに限っては、名前のところをリンク付きの赤字で表記しています。

瑠紀ちゃんも大物コース?

ということで、一見して赤文字がいっぱい。実に、ポスターモデルの4割以上が撮影時に現役のニコモ、もしくはニコモ卒業生であることが見えてきました。

しかも、永野芽郁さん、清原果耶さん、久間田琳加さんをはじめ、ST行き&生徒会長(部長)クラスの大物ばかりということで、瑠紀ちゃんにも将来的にイメモ就任&ST行きといった活躍が期待されます。

ポスターを手に入れるには?

ちなみに、ポスターが欲しい場合どうしたらいいのでしょうか。残念ながら、一般向けに販売はされていません。

ただし、使用期間が終わった後は処分されるので、その一部がヤフオクメルカリに出品されることになります。

どうしてもポスターを手に入れたいという人は、こういったところで買ってみてもいいかもしれません。

ニコラが値上げに踏み切ったホントの理由

520円⇒560円

f:id:GYOPI:20200913030827p:plain:right今月号の誌面にて、これまで520円だったニコラの定価が、11月号より560円となることが発表されました。

それにしても値上げといえば、つい去年。2019年の11月号で実施したばかりであり、今回はさらに40円のアップとなります。

ということで今日は、ニコラの定価の推移を整理したうえで、頻発する値上げの理由も考えます。


特別定価

一般的に、「次号から560円に値上げされる」と聞いても、ピンと来ないかもしれません、

それもそのはず。普段から、付録が豪華だったり、ページ数が多かったりする号は「特別定価」で売られていて、そもそも通常の定価で売られることの方が、まれなくらいだからです。

そこで以下のグラフを見て下さい。これは、ちょっと古くなりますが2019年のニコラの値段をまとめたものです。

ニコラの値段(2019年)

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値段の構成

基本となる「定価」が赤色グラフの部分で、2019年10月号までは500円、11月以降は520円となっています。

一方で、それに積み上がる緑色のグラフが「特別定価」としての増加分。

こうしてみると去年の場合、1年のほぼ半分の号が、特別定価として売られていたことが分かります。

最高価格の更新

で、今回。2019年11月号で20円アップした定価が再び値上げされ、2020年11月号より、40円アップすることになります。

すると、もう基本価格だけで去年の最高価格である9月号(550円)を上回ることになるわけです。

今後は、特別定価として売られる号の場合、ニコラ史上最高価格(2020年4月号)だった600円を超える号も、頻繁に出て来ることになりそうです。

値上げの意味を考える

続いては、2019年の値上げから、わずか1年という短期間で再び実施されることになる定価アップの理由を考えます。

そこで以下のグラフを見て下さい。これは、過去10年間のニコラの定価の推移をまとめたものです。

前出のグラフでは、赤色に相当する定価(基本価格)のみを取り出したものとなります。

定価グラフ

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定価の推移

2011年4月号から480円に値上げ。その後、2015年10月号から500円に。

さらには2019年11月号から520円。そして、2020年11月号からは560円となります。

こうしてみると、じっくり4年かけて20円ずつ上げてきたところ、今回はたった1年で、しかも過去最高となる40円の大幅アップ。さて、その真意は?

値上げの理由

1、拡大路線説。中学生雑誌はニコラ1誌だけという独占状態であることから、独り勝ちの状態。値上げ分によって、ますます付録と誌面を充実させ、新たな読者を取り込んで、売り上げをさらに伸ばそうという試み説

2、配送費の増加説。誌面に書かれた「値上げ理由」にある通り、配送料の高騰のため、その費用に回すというもの

3、火の車説。もともと売り上げが下がってきていたところ、コロナの影響でますます減少。加えて、スポンサーであるブランド側もコロナの影響で広告費を減らしているため、苦肉の策としての値上げ説

みなさんはどう思いますか?

ニコラ11月号表紙予想!宮本和奏ちゃん初表紙説

表紙予想(後編)

f:id:GYOPI:20200912013854p:plain:rightニコラ11月号の表紙に出るモデルを予想するシリーズの後編です。

前編では、過去の傾向を基に「今回は中2から初表紙が誕生する」との結論に達しました。

ではそれは誰になるのか。後編の今日は、3つのポイントから具体的に予想していきます。


1.アンケート投票より

まずは、読者の意向から検討します。そこで指標として用いるのは、うちのサイトで実施した「初表紙希望アンケート」。

なんとこの結果は、4月号の野崎奈菜ちゃん&阿部ここはちゃんから、6月号の池未来実ちゃん、さらには今回の加藤咲希ちゃんまで、完全に順番通り初表紙を言い当てているのです。

ということで、さっそくアンケートの結果から確認していきましょう。

初表紙希望アンケート(結果)

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ピッタリ一致

これは、今年の春に実施した初表紙アンケートの結果です。のちに、無事に表紙になったニコモには、カッコ内に「表紙になった号数」と、赤色で「済マーク」が入っています。

すると、もうこんな感じで、1位ここはちゃんから、4位の咲希ちゃんまで、きっちり順番に初表紙になっていることが分かります。

読者の声を反映

注目すべきは、初表紙希望アンケートの順位が、実際の人気と必ずしも一致しないこと。

要は、読者による「かとぅちゃん、がんばってるし、そろそろ表紙になって欲しい」的な、推し(好き嫌い)にとらわれない希望と、編集部の「かとぅは最近がんばってるし、そろそろ表紙にしてあげよう」的な方針が一致しているということです。

そんなわけで、表紙希望アンケートは、単なる人気投票と比べ、実際の初表紙を予想する上で、かなり参考になりうるのです。

最新アンケート

では、次は誰の番でしょうか。そこで、すでに初表紙を済ませた組を除いた、最新の表紙希望アンケートで確認します。

なお、これを実施した時点では、まだ咲希ちゃんが表紙になっていなかったため、候補に入っているわけですが、もう圧倒的な数字で1位。ここからも、アンケートの正しさが分かります。

初表紙希望アンケート(最新版)

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3人に絞られる

最新版のアンケート結果はこの通りです。すでに済ませた咲希ちゃんは別格として、僅差で並ぶ2位以下では宮本和奏ちゃんが頭1つリード。

3位の田中南ちゃん&4位の組橋星奈ちゃんとは、大接戦でほぼ差はありません。

一方で、5位には中1から河村果歩ちゃんが入って来ているということで、今日のテーマである「中2から初表紙」の候補としては、”セナワカ”に、南ちゃんの3人に絞られました。

2.過去のパターン

2つ目のポイントは、前編で作成した「中2モ初表紙1番乗りリスト」から導き出される、必勝パターンです。

ということで、改めてリストを確認します。これは、世代別に初表紙1番乗りをまとめた一覧表です。

とにかく各世代とも、中2のうちに、必ず誰か世代を代表する1人が表紙になっているわけですが、さてさて、過去のパターンからどんな共通性を見つけることができるでしょうか?

世代別の初表紙1番乗り

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初表紙1番乗りの法則

今日は、赤く囲ったところに注目して下さい。なんと、現在のところ7年連続で、各世代の表紙1番乗りは「オーデ小6合格の誰か」であることが分かります。

小6で合格し、1年ちょっと経験を積み、中2になったら表紙デビューする。これこそが、将来のエース候補としての必勝パターンなのです。

加えて、もっとすごいのが黄色で囲った合格期。各世代の表紙1番乗りは、ここまで7年間、15期、16期、17期、18期、19期、20期、21期と、完璧に順番通りになっているのです。

当てはめ

と、ここまで分かればあとは簡単。今年の中2モの初表紙1番乗りは、ズバリオーデ小6合格で、かつ22期の中の誰かというわけです。

すると、この条件にピッタリ合致するのはただ1人。和奏ちゃんだけということになります。

もはやこれで確定の気もしますが、いちおう最終条件としてのポイント3も確認してみましょう。

3.編集部の推し

表紙になるための条件として、ある意味、最も大事なのが編集部からの信頼です。

そもそも、今の編集部の方針として、中2のうちで、誰を強く推しているといえるのか。誰をエースに育てようとしているのか。

この点、すでに前編でもちょっと触れましたが、回答は2月号の晴れ着メンバーにあります。

今年、中2で晴れ着を着ることができたのは、和奏ちゃんだけ。最も古い星奈ちゃんも、人気上昇中の南ちゃんも、晴れ着メンバーに入ることはできませんでした。

結論

以上、長々とみてきたわけですが、結果として、読者の支持、過去のパターン、編集部の意図、これらすべてが和奏ちゃんの初表紙を暗示しています。

ということで、今回の表紙予想シリーズの結論としては11月号では和奏ちゃんが初表紙となる。

具体的な予想

お相手は、年少組による初表紙の場合、大物とのツーショットが定番ですので、1番人気の林芽亜里ちゃんか、生徒会長の若林真帆ちゃん。もしくは副会長の小林花南ちゃん。

これに、映画公開のPRも兼ねて深尾あむちゃんも加えた、4点予想としてみます。

1.ワカナマホ
2.ワカナカナミ
3.ワカナメアリ
4.ワカナアム