三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

人気投票中間発表!ニコモを1軍2軍に仕分けする

中間発表

f:id:GYOPI:20190422032326p:plain:rightニコモ総選挙2019夏」の投票スタートから、ちょうど今日で10日がたちました。

そこで、現時点での順位と、得票状況の推移を整理してみたいと思います。

なお、まだ投票してないという人は、ぜひまずは投票してから、以下を読み進めてみてください。
ニコモ人気投票


暫定順位

1位. マホ(若林真帆) 444票
2位. メアリ(林芽亜里) 426票
3位. リナ(黒坂莉那) 413票
4位. マナ(安村真奈) 391票
5位. カナミ(小林花南) 383票
6位. アム(深尾あむ) 367票
7位. ノノ(青井乃乃) 360票
8位. リン(高田凛) 341票
9位. アンナ(白井杏奈) 327票
10位. ナナ(野崎奈菜) 323票
11位. ココハ(阿部ここは) 317票
12位. クルミ(池未来実) 227票
13位. サキ(濵尾咲綺) 211票
14位. マノカ(広瀬まのか) 195票
15位. ナルミ(多田成美) 189票
16位. エリナ(町田恵里那) 151票
17位. かとぅ(加藤咲希) 146票
18位. セナ(組橋星奈) 143票
19位. ワカナ(宮本和奏) 113票
20位. リリ(藤本林花美愛) 108票
21位. カノン(北川花音) 103票
22位. イカ(草野星華) 93票
23位. コハル(湊胡遥) 61票
24位. ハルカ(平澤遙) 43票


得票状況の推移

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真帆ちゃんがトップに!

8月11日時点でトップに立ったのは、イメモやニコラ生徒会を構成する高1世代ではなく、なんと中3から若林真帆ちゃん。

上の得票推移グラフ(真帆ちゃんは赤線)を見ると分かりますが、もう投票開始と同時にトップに立つと、あとは今日まで、なんと1度も抜かされることなく1位の座を守っているのです。

たしかに真帆ちゃんは、TNMで2位になると、その後は2号連続で表紙をやったり、ハワイメンバーに選ばれたりと、今年になって一気に活躍の場が増加。その人気はホンモノであることが裏付けられた感じです。

進級組の強さ

一方で、2位争いはかなりの接戦です。グラフの通り、最初の3日間こそ生徒会長で優勝候補の黒坂莉那ちゃんがリードしていたところ、進級組の後輩でもある林芽亜里ちゃんがじょじょに追い上げ、4日目以降は逆転。以後、2人の差は常に10票ほどで推移しています。

また、ここにきて4位に上昇したのが安村真奈ちゃん。真奈ちゃんといえば、先月号の初表紙、インスタ1万超え、大阪開放日参加などなど、最近は目に見えて人気が上がってきているわけですが、そもそもニコプチのトップモデル。

その実力は誰もが知るところであり、加えて、TNMやキャンプ企画を通じて、独特のマイペースな性格&個性も浸透。ようやく本領発揮となりそうです。

1軍と2軍

続いては、以下に示す得票推移グラフその2を見て下さい。これは、すでに上で出した推移グラフに、1軍・2軍を区別する図解を付け足したものです。

この通り、ひと目でクッキリと1軍と2軍を隔てる「断層」の存在が見て取れると思います。

1位の真帆ちゃんから、11位の阿部ここはちゃんまでが1軍。ここはちゃんと、12位の池未来実ちゃんの間には100票もの差があって、まさにここで完全に分断されていることが分かります。

得票推移グラフ(1軍・2軍)

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1軍の内訳

1位. マホ 中3 2016オーデ
2位. メアリ 中2 2019進級
3位. リナ 高1 2017進級
4位. マナ 中3 2018進級
5位. カナミ 中3 2017オーデ
6位. アム 中2 2018オーデ
7位. ノノ 高1 2016オーデ
8位. リン 中3 2019進級
9位. アンナ 高1 2015オーデ
10位. ナナ 中2 2018オーデ
11位. ココハ 中2 2019進級


中3世代

思えば、TNM終了時。中3モからは、2位だった真帆ちゃんと、ギリギリ9位に滑り込んだ加藤咲希ちゃんの2人しか入賞しなかったことで「今年の中3は弱い」「このままでは不安」などと言われたものでした。

しかし、あれからわずか半年。こうして、暫定1位の真帆ちゃんはじめ、4位に真奈ちゃん、5位に小林花南ちゃん、さらには8位に高田凛ちゃんと、学年別にみても最多となる4人が”1軍入り”を果たしています。

なんだかんだいって現中3世代も、来年は最高学年となるのを前に、こうしてしっかり成長してきているといえそうです。

今後の行方

ということで、まだまだ投票開始から10日が過ぎただけ。これから順位が変動することも十分考えらえます。

真帆ちゃんがこのまま最後まで逃げ切るのか。それとも、莉那ちゃんが生徒会長としてさすがの強さを見せるのか。はたまた、芽亜里ちゃんが2位に上昇した勢いで、一気に首位逆転まで行くのか。

終結果は、来年のイメモや生徒会役職を予想するうえでも、ちょっと参考になりそうです。

高田凛ちゃん、早期復帰の背景とその影響

凛ちゃん復活!

f:id:GYOPI:20190809010926p:plain:right学業専念のため、5月号からニコモとしての活動を休止していた高田凛ちゃんが、次の10月号から復帰することが発表されました。

そもそも、「中3」で「学業専念」とくれば、読者の多くが高校受験が終わるまでお休みすると考えていたところ、それがわずか半年で復帰となったのです。

では、この早期復帰の裏には、どんな事情ががあったのでしょうか。今日は、凛ちゃん復帰の背景を考えます。


編集部は待っていた

前回の「ニコモ修旅企画のスケジュール」で書いた通り、編集部は、毎年恒例の修旅企画を中3モ全員参加とするため、凛ちゃんが戻るまで実施を延期していました。

修旅といえば、過去10年以上にもわたって、必ず5月号、もしくは6月号で、単独の企画として実施されてきたものを、2019年だけは半年ほど遅らせた上、中3モ連載の形で実施することにしたのです。

これは、ニコ読さんたち誰もが気づいたように、明らかに凛ちゃん待ち。もはやそれくらい、現在のニコラにとって、凛ちゃんの存在感が大きいというわけです。

イメモ含み

ではなぜ、凛ちゃんがそんなにも必要とされるのか。もちろん、現中3の人数が少ないから。たった6人しかいないから。凛ちゃんが抜けると5人になってしまうから。こういった単純な理由ではありません。

だいたい、人数でいえば清原果耶さんたち2016年度の高1世代は、全部で5人しかいなかったわけで、最低でも同学年が3人以上いれば、イメモ×3に、それぞれ兼任で生徒会長&副会長を割り振ることで、ギリギリ成立します。

編集部が、修旅を延期してまでしてあえて凛ちゃんの復帰にこだわったのは、また、復帰号を10月号という時期に設定したのは、当然イメモ就任を期待しているからに他なりません。

イメモが決まるまで

さてここで、以下に示す「イメモ決定のスケジュール」を見て下さい。これは、毎年イメモが決まるまでの過程を、歴代イメモのコメントやインタビュー記事などからまとめたものです。

おおざっぱにいって、イメモが決まる手順はこんな感じ。10月前後に、中3モの中からイメモ候補が選ばれ、本人に伝えられます。

すると、秋から冬にかけて、イメモ争いが本格化。ニコラ誌面での私服企画や、自身のSNSにて、候補となった各モによるアピール合戦が始まります。

その後、今年3月号に掲載された川床明日香ちゃんによる生徒会長面談において、白井杏奈ちゃんに対し、会長が必死に「今こそがんばれ!」と繰り返し説いていたように、追い込みの12月が勝負のとき。

そして1月中に、ブランド側と編集部の話し合いを経て、ついに最終決定。事務所を通じ、本人にイメモ決定が伝えられ、6月号で一般公開の運びとなります。

イメモ決定のスケジュール

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最終ライン

ここでのポイントは、もちろん候補が決まる時期。上の表中では、赤字で記したところです。

イメモになるためには、まずはその候補に選ばれなくては、スタートラインにすら立てません。

すると、候補が決まるのは10月です。であるなら、最低でもその1カ月以上前にはモデル活動を再開していなければ、選ばれる可能性はゼロということで、この10月号というタイミングこそ、候補に入るためのギリギリ最終ラインだったのです。

凛ちゃんの参戦で

中3モの現状、世代トップを独走する若林真帆ちゃんと、先月号で初表紙となりすっかり世代2番手が定着した安村真奈ちゃんの2人が、イメモ争いでも一歩リード。

残る1枠も、あとは初表紙待ちの小林花南ちゃんが有力とされ、この3人で順当だったところへ凛ちゃんが復帰。イメモ争奪レースに参戦することで、一気に混戦となりそうです。

熱量を保つため

来年度のイメモ争いにつき、マホカナ+真奈ちゃんの3人確定で、残る話題が「3人がどのポストの割り振られるか」だけでは、どうしても盛り上がりに欠けることになります。

そこで編集部としては、イメモ3枠に入るための競争を促進させようと、凛ちゃんという、ある意味最強の”駒”を足すことで、「誰が選ばれるか」「誰が落ちるのか」といったワクワク感&ドキドキ感を演出。

イメモ最終発表日である来年5月まで、読者の熱量をより高い状態で保つことができることになるのです。

勢力図が激変

ということで、真帆ちゃんに次ぐ中3世代の表紙2番乗りで、読者人気も抜群である凛ちゃんの復帰は、いわば既定路線。

そもそも、休んでいた期間も、表面上は5月号、6月号、7月号、8月号、9月号と5カ月間ありますが、5月号では「直筆メッセージ」が掲載されたし、8月号以降は連載ミニコーナー「リンちゃん通信」が新設されたことで、凛ちゃんの姿が直接読者の目に触れなかったのは実質2カ月のみ

この点が、2018年の8月号から12月号にかけて活動を休止した溝部ひかるちゃんのケースと大きく異なるところです。

とにかく、真帆ちゃんに対抗し得る、2018年ニコプチ進級の本命が、思った以上に早く本格復帰。編集部のもくろみ通り、イメモ争奪戦はもちろん、生徒会役職争奪戦についても、これから大いに盛り上がることになりそうです。

参加率100%!中3モ修旅企画の重要性

中3モ修学旅行

f:id:GYOPI:20190723022001p:plain:right毎年6月号に掲載される「中3モ修学旅行」が今年は無かったことに、そこそこ長いニコ読さんの多くが気づいていると思います。

で、ようやく。いま発売中の9月号の最後のページ「次号予告」にて、10月号の中3モ連載が修旅企画であることが発表されました。

では、そもそも修旅企画とは何なのか。なぜ今年は半年も遅れたのか。高田凛ちゃん復帰と絡めつつ検証します。


修旅企画とは?

修旅企画は、毎年春に「ニコモ修学旅行」といったタイトルで掲載される、ニコラ定番の行事で、その年の中3モが全員参加するお泊りロケ。

場所は、ここ数年は京都となっていますが、過去は、関東組・関西組に分かれたり、大阪だったり、けっこうバラバラ。

掲載号も、近年は6月号で定着していますが、その前は5月号でした。ということで、過去10年分の修旅実施データは以下の通りです。

ニコモ修旅企画の実施データ

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2014年が転換点

この通り、2013年まではずっと5月号で掲載されていたところ、2014年から一転。

6月号掲載となった上、なにより参加モの学年が「高1」から「中3」に変わったのです。

そのため、黒崎レイナさんや岡本夏美さんをはじめとする2014年度の高1モは、唯一の谷間世代として、修旅企画自体に参加する機会が与えられませんでした。

とにかくこうして、2014年度からは一貫して6月号掲載&中3モ全員参加で、場所は京都が定着し、現在に至るわけです。

全員参加がキーワード

では、せっかくパターンが確立し、5年間継続していた修旅企画が、どうして今年は半年ほど遅れたうえ、場所も京都ではなく東京となったのでしょうか。

以下、”全員参加”を1つのキーワードに、次回更新する「高田凛ちゃん復帰の背景を考える」に続きます。