■のあにゃん100質で
ピチレモン10月号に、「のあにゃん100質」ということで、鶴嶋乃愛ちゃんの特集が掲載されました。
そもそも、この「100質」という企画は、1人のピチモが誌面の3ページを独占、100コのQ&Aを中心に、徹底的に紹介してもられる個人特集です。
もちろん、これだけの大がかりな企画ですので、すべてのピチモがやってもらえるわけではありません、表紙経験を前提に、次期エース候補、もしくは将来のエース候補といった人気ピチモだけに限定されます。
■中1で100質をやるということ
で、今回。ピチモ歴1年4ヶ月の状態で、乃愛ちゃんに100質の機会が回ってきたわけですが、注目すべきは、その学年。
現在、乃愛ちゃんは中1ということで、実はこれ、めちゃめちゃスゴいことなんです。まずは、以下の、「歴代100質経験ピチモ全リスト」を見てください。
■歴代100質リスト完全版
#1 09年11月号 前田希美 (高1) #2 09年12月号 清野菜名 (中3) #3 10年08月号 江野沢愛美(中2) #4 10年10月号 志田友美 (中2) #5 10年12月号 星野悠月 (中3) #6 11年06月号 重本ことり(中3) #7 11年10月号 山田朱莉 (中3) #8 11年12月号 未来穂香 (中3) #9 12年01月号 荻野可鈴 (中2) #10 12年02月号 前島亜美 (中2) #11 12年05月号 関根莉子 (中2) #12 12年07月号 山口乃々華(中3) #13 12年12月号 長崎すみれ(中3) #14 13年03月号 森高愛 (中2) #15 14年03月号 上白石萌歌(中2) #16 14年10月号 鶴嶋乃愛 (中1)
※清野のみ"ナナ"に掛けて「77の質問」。福原遥(2013年11月号)と優希美青(2013年10月号)は、個人特集の中にQ&Aが含まれる形で、正式な100質ではないため除外
■100質のルール
ピチレ史上、初めての100質が掲載されたのが2009年11月号の前田希美ちゃん。以降、今回の乃愛ちゃんまで、併せて16人が経験したわけですが、上のリストからも分かる通り、乃愛ちゃん以外、全員が掲載時、中2以上となっています。
そもそも、100質は、ある程度読者人気が出て、初表紙になって、さらに人気が上がって、そこで初めて企画されるもの。ということは、100質をやってもらえるのは、ピチモになって、最低でも1年から2年後ということになります。
■中1で100質をやるために
で、そこに合格時学年加わります。つまり、ピチモで最も一般的とされる中1で合格した場合、人気定着&初表紙といった手順を考えると、最短でも、100質は中2になってからというのが常道。
となると、もしも中1で100質をやろうと思ったら、それこそ歴代でも数人いかいない、超希少とされる小6合格しか手がないわけです。
■小6合格の100質
では、小6でピチモになれれば、それでいいかというと、なかなかそう上手くは行きません。たとえ小6で合格しても、すぐに人気が出て、最短1年で100質までこぎつけるというのは、相当というか、これまでは、実際問題ムリとされていました。
具体的には、志田友美ちゃん。歴代1位の表紙回数を誇るナンバーワンピチモですが、そんなゆうみんさえ、小6で合格したものの、初表紙になったのが中1の終わり。100質となると、さらにそこから半年後となる、中2の秋まで待たなくてはなりません。
非オーデ小6採用の江野沢愛美ちゃんはどうでしょうか。歴代表紙回数2位で、ピチモ卒業生として初のセブンティーン移籍を決めたトップピチモですが、そんな愛美ちゃんさえも、100質は中2の夏。
■ピチレ史上初!中1による100質
こんな感じで、たとえ小6合格の歴代エースであってさえも、さすがに100質となると、掲載まで2年前後かかり、現実として中2以降になっています。
そう考えると、今回の乃愛ちゃんによる中1秋での100質というのは、まさに前人未到。いかに偉大な記録であるかわかってもらえたと思います。
ということで、オーディション一般応募で小6合格。その後、中1表紙&100質と、順調に将来のエースとして、頭角を現しつつある乃愛ちゃん。今回の、うちの総選挙の結果含め、次期エース候補として、編集部からも、読者からも認められたといえそうです。
■のあにゃんエースへの道!
現エースで高1の"りこはる"は、少なくともあと1年ちょっとの間、現役を続けることは確実な状況です。となると、今から1年後、乃愛ちゃん中2の秋が勝負。
りこはる体制から、スムーズにエースの座を引き継げるか。それとも、「MMMエース体制(モカ&みお&みっきー)」や、「MMエース体制(まりりん&まーりん)」など、乃愛ちゃんの1コ上の世代がエースとしてワンクッション入り、「のあにゃん体制」の完成が中3の秋まで延期となるのか。今後の行方が注目されます。
■参考:エース引き継ぎ想定図