三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラの定価と4年ぶりの値上げについて

値段のお話

f:id:GYOPI:20191114003401p:plain:rightニコラの定価って、いくらだと思いますか? ある程度長い読者さんは「そりゃ500円でしょ」と思うかもしれませんが、実は11月号から改定されていて、現在は520円となっています。

一方で、年末年始や夏休みの号は「特別定価」となり、その号は540円だったり、550円だったりもします。

ということで今日は、ニコラの値段のお話。ここ1年のニコラ各号の価格をグラフにまとめた上で、定価と特別定価の関係、さらには値上げについて解説します。


2019年ニコラの値段

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グラフの見方

上のグラフは、ニコラ2019年1月号から12月号までの価格をまとめたものです。

グラフの赤色部分が、基本となる定価。緑色の部分が特別定価となる際の増加分となります。

最初に書いた通り、本来の値段である「定価」は1月号から10月号までが500円。11月号以降は520円。

ただし、2月号や8月号などなど、普段よりちょっとだけ高くなる場合、表紙や裏表紙の金額欄の表示が「特別定価」と変わります。

定価と特別定価

まずは定価と特別定価の違いについて。定価という一定の価格が決められてはいるものの(前半は500円、10月号からは520円)、全体のページ数の増加や、特に豪華な付録をつける場合、どうしてもその号だけ値上げする必要がある。そんなときに用いられるのが、特別定価です。

たとえば、2019年で最も高かったのが黒坂莉那ちゃんのピン表紙だった9月号の550円。このときは「史上最高”神”付録」として、デカ目メイク2点セットがついてきました。

また、2番目に高かった10月号の付録は、吉岡優奈ちゃんも愛用している「超SP付録 ラテ×ウサポーチ」で、この号は540円。

ということで、こうしてみるとニコラの特別定価は、おおいに付録の豪華さに左右されることが分かります。

値上げは4年ぶり

次は値上げについて。意外と知らない読者さんも多いかと思いますが、11月号から定価が改定され500円⇒520円となりました。

つまり、どんなに付録がショボい号であったとしても、今後は520円がニコラの最低価格ということです。

なお、2015年10月号にて、それまで480円だった定価が500円に改定されて以来、今回実に4年ぶりの値上げということになります。

ニコプチも値上げ

ちなみに、ニコプチもニコラと同様に、10月発売の2019年12月号から、定価が590円⇒640円と、一気に50円もアップ。

ニコプチの場合、すでに6月号から、ずっと特別定価として640円だったわけですが、いよいよ12月号より定価本体を改定。今後は最低でも640円となります。

こうして、ニコラ・ニコプチともに、そろって10月発売号より値上げとなりました。とはいえ、今回の分は、時期的に見ても消費税の増税に伴うもの。

特にニコラについては、20円プラスにとどまっている点ふくめ、ある程度は仕方のないところかもしれません。

野崎奈菜ちゃんの初表紙は?表紙の傾向と対策2020

表紙のテーマを考える

f:id:GYOPI:20191112014347p:plain:right前回書いた表紙予想においては、「ニコラの1月号の表紙はピンが多い」という傾向に着目し、その他、様々な要因から藤本林花美愛ちゃんのピンと結論づけました。

そもそもニコラの表紙は、各月号ごとにハッキリとした”テーマ”があり、それに沿った人選がなされています。

そこで今日は、ニコラの表紙の傾向と対策最新版。それぞれの月号ごとに、過去の傾向から読み取れるテーマを整理した上で、簡単な予想もやってみます。


表紙モデルと各号のテーマ

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一覧の見方

上の一覧は、イメモ3大ブランド体制がスタートした2014年度以降について、ニコラ各号の表紙モデルをまとめたものです。

今回は、特に前半編ということもあり、各年とも1月号から4月号に限定。5月号は卒モによる全員表紙のため省略しています。

一番上の段の「月号」表記の下にあるカッコ内に記入したのが、その号の「テーマ」。また、モデル名の右に記した各種記号はそれぞれ以下の略を意味します。

R:レピピイメモ
P:ピンクラテイメモ
L:ラブトキイメモ
:部長(生徒会長)
:副部長(副会長)
NP:ニコプチ進級
:ガーリー系
:次世代代表

1月号=ピン

この通り、2014年から2019年までの過去6年のうち実に4回もがピン表紙になっています。

パターンでいうと、2年ピンが続くと1年お休み。そして再び2年続くと1年お休み。

ということで、このパターンに当てはめると、まさに2020年の1月号はピンの順番。こうして、リリちゃんのピンと予想したわけです。

2月号=晴れ着

2月号は、ここで改めて言うまでもなく晴れ着表紙ということで、すっかり定着しています。

ちなみに、1番最初に2月号が晴れ着となったのが2007年から。そのときは、当時のエース岡本玲さんと伊藤沙耶さんの2人が表紙となりました。

以来、今年の2月号も生徒会長川床明日香ちゃん&ラブトキの南沙良ちゃんの晴れ着だったわけで、実に13年間連続でこの伝統が続いていることになります。

そんな2月号の傾向としては、「晴れ着=大物限定」がパターン化。上の一覧の該当部分(2月号の欄)のマークを見ても「R」「P」「L」に「長」「副」。完全に、役職持ち、もしくは将来的に役職に就くコが定番となっています。

ということで、おおまなな予想としては、生徒会長の黒坂莉那ちゃんは当然として、その他、TNMの優勝者で実力ナンバーワンの青井乃乃ちゃんや、次期トップが確定している若林真帆ちゃんといった”重量級”が有力と考えられます。

3月号=プチ進級+ガーリー系

一転して3月号は進級モが表紙になるパターン。実際、2018年は莉那ちゃんが、2019年は高田凛ちゃんが初表紙となり、ここ2年連続で進級モの表紙デビューが定着しているところです。

同時に、3月号でメインとなる特集がバレンタイン企画。よって、久間田琳加さんや濵尾咲綺ちゃん、宮原響ちゃんといったガーリー系のコが重用されるケースも多くなっています。

ということで、進級モ枠として林芽亜里ちゃんが最有力なのは言うに及ばず、ガーリー代表としていよいよ野崎奈菜ちゃんの出番。奈菜ちゃんが初表紙になるとしたら、まさにここしかないのではないでしょうか。

4月号=次世代

そして4月号のテーマは、ずばり次世代。新学期を迎えるこの時期、また、次号で新高2モが卒業となるこの時期の表紙は、将来のエース候補のおひろ目の場となっています。

たとえば2018年の4月号。当時、新中2となったばかりの真帆ちゃんが、ここで初表紙に抜擢されます。

また、2019年も同様のパターン。当時、新中2となったばかりの広瀬まのかちゃんが、TNMの初戦でA評価を獲得した勢いもあって、オーデ21期のトップを切り表紙に起用されました。

ということで、4月号のキーワードは「新中2で将来のエース候補」。次の2010年となると、さすがに凛美ちゃんや田中南ちゃんは除外でき、組橋星奈ちゃんか宮本和奏ちゃんの2人に絞られるわけですが、さてどうなるでしょう。

表紙はテーマに沿って予想する

以上、ざっと各月ごとの表紙のテーマを、過去の傾向を基にパターン化して解説してみました。

ここまで見てきた通り、特に年の前半の号は、各月ともにそこそこテーマがハッキリしているので、分かりやすかったと思います。

改めて振り返ると《1月号=ピン、2月号=大物、3月号=進級&ガーリー、4月号=次世代》がキーワード。今後、ニコラの表紙を予想する際には、ちょっと参考にしてみて下さい。

1月号はピンの可能性大!リリちゃんピン表紙説

世代別に比較

f:id:GYOPI:20191029021442p:plain:right現役ニコモでピン表紙を経験しているのは、ニコラ生徒会長の黒坂莉那ちゃんだけとなっています。

しかし、過去の傾向として、少なくともここ5年間においては年に3冊以上、各高1世代で2人以上のピン表紙が出現しているのです。

であれば、さすがにそろそろピンが来るはず。今日は、各卒業世代の傾向を基に、卒業まで残り半年を切った現高1世代のピン出現可能性を考えます。
⇒参考:歴代nicola表紙モデル名


世代別ピン経験者

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一覧の見方

上の一覧は、過去5年間のピン表紙経験者を、2015年卒業のカリナツ世代から2019年卒業のTRGL世代まで、卒業年次別にまとめたものです。

データの内容は、左から順に「ピンの回数」「名前」「役職」「イメモ」。高1時に役職・イメモから外れたコについては、それぞれの欄に「×」を記入しています。

イメモ必須

過去5年の卒業生のうち、ピン表紙を経験したのは全部で12人。これを世代別にみると、最低でも2人。多くて3人となっています。

また、一覧からも明らかな通り、ピンをやるにはイメモであることが必須条件。ピン経験者12人中、実に11人がイメモとなっています。

そんな中、唯一の例外である「イメモ無し」パターンの川床明日香ちゃんですが、そこはトップを意味する”生徒会長”ということで、ギリギリ条件をクリアしたと考えます。

イメモの強弱

続いては、3つのイメモポストにつき、それぞれの強弱を見ていきます。改めて以下に示す「ピン表紙一覧」を見下さい。

こうして色付けしてみると、よりハッキリしましたが、もはやピンク色の丸で囲んだ「ラテ」と、水色で囲んだ「レピピ」の独壇場。

ラブトキのイメモは、2016年度卒業生である中村里帆さんを最後に、次の山本優奏さん、その次の青島妃菜さん、そして去年の南沙良ちゃんと3代連続でピン未経験となっています。

つまり、必須条件とされるイメモの中でも、特にラテとレピピが圧倒的優位。予想する上で、ラブトキは一段落とすことになります。

ピン一覧(色付けver.)

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今年の高1に当てはめると?

ということで、以上みてきた法則を今年の高1に当てはめ、黒坂莉那ちゃんに続く2人目のピンを予想します。

まずは、とにかくイメモであることが最重要であり、もし外れた場合、最低でも明日香ちゃん同様にトップである生徒会長であることが必要です。

すると、イメモ無しで副会長専任の濵尾咲綺ちゃんは、さすがに条件的にかなり厳しい状況といえそうです。

一方で、役職の無いイメモについては、ラブトキを軽視。ラテ、レピピ組を重視する傾向からいうと、ニコ読さんたちの間では最もピンに近いとされる青井乃乃ちゃんよりも、藤本林花美愛ちゃんのほうが優位ということになります。

1月号はピンの可能性大

そもそも、現時点で高1世代から莉那ちゃん1人しかピンが出現していない点、最低でももう1枠、ピンが残っていると考えられます。

そして、1月号というのは、2014年が飯豊まりえさんのピン、2015年が岡本夏美さんのピン、2017年が鈴木美羽さんのピン、そして2018年が清原果耶さんのピンとなっているように、全ての月の中で、最もピンが出現する号なのです。

であれば、次の1月号こそ、高1世代から2人目のピンが誕生する可能性が大であり、もしそうなるなら、おそらくは”ニコ読さんたちの本命”乃乃ちゃんか、”過去のデータから見た本命”リリちゃんのどちらかというわけです。

リリvsノノ

なまえ 表紙 イメモ TNM 連載
リリ 2回 ラ テ 6位 有り
ノノ 4回 ト キ 1位 無し


リリちゃん優位!?

今年度、ニコラ誌上で個人連載を持っているのは、生徒会長の莉那ちゃんと、リリちゃんの2人だけ。乃乃ちゃんとの比較では、”編集部の推し”でみると明らかにリリちゃんが上位です。

しかも、次号のリリちゃんの連載は「ViVi撮影に潜入!」という特別企画が用意されていたりもします。

一方で、リリちゃんの表紙がまだ2回だけといっても、実際に泉口美愛ちゃんのピンは3回目であり、もし次号でリリちゃんがピン達成となれば、全く同じパターンです。

結論

こうしてみると、過去のデータから導き出されたピン傾向に加え、編集部の推しとブランドの推し。加えて、最もピンが出現しやすい1月号。リリちゃんにとって、キレイに条件がそろいました。

ということで、結論です。1月号の表紙予想としては、大方のニコ読さんたちによる「次のピンは乃乃ちゃん」の予想を覆し、あえて「藤本林花美愛ちゃんピン表紙説」を主張してみます。