◆表紙のテーマを考える
前回書いた表紙予想においては、「ニコラの1月号の表紙はピンが多い」という傾向に着目し、その他、様々な要因から藤本林花美愛ちゃんのピンと結論づけました。
そもそもニコラの表紙は、各月号ごとにハッキリとした”テーマ”があり、それに沿った人選がなされています。
そこで今日は、ニコラの表紙の傾向と対策最新版。それぞれの月号ごとに、過去の傾向から読み取れるテーマを整理した上で、簡単な予想もやってみます。
◆表紙モデルと各号のテーマ
◆一覧の見方
上の一覧は、イメモ3大ブランド体制がスタートした2014年度以降について、ニコラ各号の表紙モデルをまとめたものです。
今回は、特に前半編ということもあり、各年とも1月号から4月号に限定。5月号は卒モによる全員表紙のため省略しています。
一番上の段の「月号」表記の下にあるカッコ内に記入したのが、その号の「テーマ」。また、モデル名の右に記した各種記号はそれぞれ以下の略を意味します。
R:レピピイメモ
P:ピンクラテイメモ
L:ラブトキイメモ
長:部長(生徒会長)
副:副部長(副会長)
NP:ニコプチ進級
ガ:ガーリー系
次:次世代代表
◆1月号=ピン
この通り、2014年から2019年までの過去6年のうち実に4回もがピン表紙になっています。
パターンでいうと、2年ピンが続くと1年お休み。そして再び2年続くと1年お休み。
ということで、このパターンに当てはめると、まさに2020年の1月号はピンの順番。こうして、リリちゃんのピンと予想したわけです。
◆2月号=晴れ着
2月号は、ここで改めて言うまでもなく晴れ着表紙ということで、すっかり定着しています。
ちなみに、1番最初に2月号が晴れ着となったのが2007年から。そのときは、当時のエース岡本玲さんと伊藤沙耶さんの2人が表紙となりました。
以来、今年の2月号も生徒会長川床明日香ちゃん&ラブトキの南沙良ちゃんの晴れ着だったわけで、実に13年間連続でこの伝統が続いていることになります。
そんな2月号の傾向としては、「晴れ着=大物限定」がパターン化。上の一覧の該当部分(2月号の欄)のマークを見ても「R」「P」「L」に「長」「副」。完全に、役職持ち、もしくは将来的に役職に就くコが定番となっています。
ということで、おおまなな予想としては、生徒会長の黒坂莉那ちゃんは当然として、その他、TNMの優勝者で実力ナンバーワンの青井乃乃ちゃんや、次期トップが確定している若林真帆ちゃんといった”重量級”が有力と考えられます。
◆3月号=プチ進級+ガーリー系
一転して3月号は進級モが表紙になるパターン。実際、2018年は莉那ちゃんが、2019年は高田凛ちゃんが初表紙となり、ここ2年連続で進級モの表紙デビューが定着しているところです。
同時に、3月号でメインとなる特集がバレンタイン企画。よって、久間田琳加さんや濵尾咲綺ちゃん、宮原響ちゃんといったガーリー系のコが重用されるケースも多くなっています。
ということで、進級モ枠として林芽亜里ちゃんが最有力なのは言うに及ばず、ガーリー代表としていよいよ野崎奈菜ちゃんの出番。奈菜ちゃんが初表紙になるとしたら、まさにここしかないのではないでしょうか。
◆4月号=次世代
そして4月号のテーマは、ずばり次世代。新学期を迎えるこの時期、また、次号で新高2モが卒業となるこの時期の表紙は、将来のエース候補のおひろ目の場となっています。
たとえば2018年の4月号。当時、新中2となったばかりの真帆ちゃんが、ここで初表紙に抜擢されます。
また、2019年も同様のパターン。当時、新中2となったばかりの広瀬まのかちゃんが、TNMの初戦でA評価を獲得した勢いもあって、オーデ21期のトップを切り表紙に起用されました。
ということで、4月号のキーワードは「新中2で将来のエース候補」。次の2010年となると、さすがに凛美ちゃんや田中南ちゃんは除外でき、組橋星奈ちゃんか宮本和奏ちゃんの2人に絞られるわけですが、さてどうなるでしょう。
◆表紙はテーマに沿って予想する
以上、ざっと各月ごとの表紙のテーマを、過去の傾向を基にパターン化して解説してみました。
ここまで見てきた通り、特に年の前半の号は、各月ともにそこそこテーマがハッキリしているので、分かりやすかったと思います。
改めて振り返ると《1月号=ピン、2月号=大物、3月号=進級&ガーリー、4月号=次世代》がキーワード。今後、ニコラの表紙を予想する際には、ちょっと参考にしてみて下さい。