三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラの新中2モ不足問題を解決する"奥の手”とは?

中2不足問題

f:id:GYOPI:20160804023900p:plain:rightニコラ専属モデルの学年構成について、4月からの新学年でみると、高1は7人、中3は8人、中2は2人、中1は4人、小6が1人。

これから増加が見込まれる小学組を除くと、いまだに若林真帆ちゃん&小林花南ちゃんの2人だけしかいない中2世代が、あきらかに不足していることが分かると思います。

もちろん、夏にはニコプチ卒業生として中2の新モ加入があるし、秋のオーデでも中2の合格者が出るかもしれません。

解決のために

ですが、それでも最終的な人数は4人前後まで。もはや、2018年度の中2世代は将来的に全員イメモ当確といった状況になってしまいかねません。

ということで、それくらい深刻なニコラの中2世代不足問題。ではこれに対し、編集部はどう向き合い、どうやって解決していこうと考えているのでしょうか?

今日の三月の転校生では、今後見込まれる新たな中2モの加入スケジュールと、問題解決の奥の手について考えます。

冬季の加入ナシ

おそらく、ある程度ニコラを長く読んでいる読者さんにとって、ここ最近での1番の驚きは、この冬シーズンに「顔みせ」による新モ加入がなかったことではないでしょうか。

例年であれば、年明けの2月号から4月号までの間に、オーディションによらない新モちゃんの加入があることが恒例となっています。

実際、去年は2月号において、当時中1だった草野星華ちゃんが加入。また、2014年の場合は4月号で、当時中1(誌面での表記は「新中2」)だった清原果耶さんが加入しています。

年内は無理

ところが今年は、この時期に新モ加入がありませんでした。顔みせ、もしくは事務所オーデを実施したものの、編集部のお眼鏡にかなうコが現れなかったのか。それとも実施すらしなかったのか。

とにかく編集部は、2018年度に新中2となる世代が2人しかいないことを承知の上で、あえて冬シーズンの補充を行わなかったわけです。

ちなみに、これから後の季節。春から秋にかけて、つまりは5月号から12月号にかけて、オーデ外による新モ補充はかなりの無理筋だったりします。以下、その理由を具体的にみていきます。

ニコプチ枠のみ

5月号は卒業特集であり、卒業生が主役。そこでわざわざ新モを迎え入れる理由がありませんし、過去の加入実績も、もちろんありません。

また、6月号からはいよいよニコモオーデがスタート。ニコモに憧れる普通の読者さんたちが公平にオーデに挑戦する中、事務所の仲介により書類審査をすっ飛ばし、イキナリ面接だけによってニコモ採用となる顔みせは、時期として心情的に難しいところ。

さらに、10月号ではオーデ合格発表。これに続く11月号、12月号は新モ浸透期間として、オーデ同期をセットにして売り込む時期。他の路線から採用した新モ混ぜることは、やっぱり考えられません。

ということで、冬シーズンの最後となる4月号を逃すと、残る唯一の補充機会は、7月号にある定例のニコプチからの進級だけとなるのです。(以下の年表参照)

参考:加入年表

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オーデでは?

だったら、ニコモになる最も正統的なコースであるオーディションはどうなのか。オーデにおいて、堂々と中2を採用すればいいのではないか。

ところが、コトはそう簡単にはいきません。ここでちょっと、次に示す「オーデ合格学年一覧」を見てください。

以下の通り、ニコラのオーデに合格する学年は「中1」と「小6」が主体。他の学年はというと、数年に一度。あっても各回につき、せいぜい1人が限度といったところです。

低年齢化

なお、グラフからは一見「中2」も15%を占め、そこそこ多いようにも見えますが、これは2000年代の初期オーデに集中しているため。最近では、2013年に合格した中村里帆さんを最後に中2合格は4年連続ゼロとなっています。

加えて、去年のオーデでは、ますます低年齢化に拍車がかかります。合格者の内訳は、小学生5人に対し、中1は花南ちゃん1人だけ。もはや中1ですら年1枠となってしまったのです。

であれば、今年になって再び中2の枠が復活するのは至難の業だし、たとえ復活したとしても、最大で1枠。過去の例からも、また、近年の低年齢化の傾向からも、中2が2人以上合格することは、おおよそ考えられないというわけです。

参考:歴代オーデ全合格者の学年

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中1・・・50人(51%)
小6・・・29人(29%)
中2・・・15人(15%)
小5・・・ 3人(3%)
中3・・・ 1人(1%)


奥の手とは?

現在の2人に、夏のニコプチからの進級を加えて3人。新中2世代は、このまま3人で終わってしまうのでしょうか。また、万一オーデで1人が受かったとして、4人で終わってしまうのでしょうか。

この点、同学年が3人だけだったら、最初に書いたように全員イメモ当確となり、競争自体が起こりません。

また、4人だったら4人だったで、残り1人だけがイメモ落選となり、これはこれでかわいそうな話です。

そこで、現在の高2のように、なんとか最低でも5人にしたい。同学年は少なくとも5人は必要である。編集部はそう考えているはずです。ではどうするのか。実は奥の手があるのです。

ニコプチから2人採用する

基本、ニコプチ進級は毎年1人となっています。しかし、実際の進級者はというと、第1号である2008年の伊藤夏帆さんから、2017年の黒坂莉那ちゃんまで、過去10年で、9人しかいません。なぜかというと、2014年のみ採用ナシとなっているからです。

こうして、現実に採用ナシの年があるのだから、ルール上「毎年ゼッタイ1人だけ」と決まっているわけではないことは明らかです。ふさわしいコが2人いたなら、必要に応じ2人採用しちゃえばいいだけです。

幸い今年のニコプチには、高田凛ちゃん&安村真奈ちゃんという、近年まれに見る高レベルの素材がそろっています。

凛ちゃんは、香音ちゃん以来となるニコプチでのピン表紙経験者にして読者人気ナンバーワン。一方の真奈ちゃんは、身長166cmでスタイル抜群。そのオトナっぽいルックスは、まさにニコラ向きといえます。

まとめ

凛ちゃんに真奈ちゃん。タイプは全く異なりますが、どちらも捨てがたく、どちらがニコラにいっても誰もが納得するはずです。

となれば、もう今のニコラには中2も少ないことですし、いっそのこと、まとめて2人とも採用しちゃうというのはどうでしょう。

というとで、結論です。中2ニコモ不足問題を解決する最終手段として、今年のニコプチ卒業生から、セットで凛ちゃんと真奈ちゃんの2人がニコラへ進級すると予想してみます。

半年たって誰が好き?オーデ21期ニコモ人気投票

新モ投票

f:id:GYOPI:20180308031206j:plain:right第21回ニコラモデルオーディションの合格発表から、半年がたちました。この間、新モちゃんたち6人の読者人気はどう変化したでしょうか。

ちょうど区切りのいい時期でもあり、最新の情勢を確認する意味でも、再び人気投票を実施してみます。

最初の投票企画「新モ第1印象投票」で圧倒的な第1位だった池未来実ちゃんの連覇となるのか。それとも、人気急上昇中の小林花南ちゃんが、前回の2位から逆転するのか。

はたまた、前回3位以下からの大逆転があるのか。以下のリンク先にいって、ぜひぜひ投票に参加してみてください。
投票する!

年に1度の恒例行事!全ニコモ体重測定を次号に控え

全モ体重測定企画

f:id:GYOPI:20170129012717p:plain:rightニコラの現役専属モデル全員を対象とした体重測定企画が、次の5月号に掲載されます。

体重企画は、基本的に年1回。去年の場合は2月号だったわけですが、今年は5月号ということで、新高2となる卒モ5人を除いた現役22人のデータとなります。

ということで、多くのニコ読が注目する大型企画を前に、今日の三月の転校生では、ちょっと体重企画に関する予習をやってみます。

企画趣旨

予習に入る前に、企画の趣旨を整理します。そもそも、中学生モデルの体重を発表するというのはかなり大胆な企画。

実際、ライバル誌ピチレモンでは考えられなかったことで、誌面の企画として、もちろん1度も実施されたことはありません。

とにかく、モデルが嫌がるデータも隠さず公表する。お互いのライバル心を掻き立て、プロのモデルとしての努力と自覚を促す。

こういったニコラのやり方と、ゆるゆる&仲良しクラブ的なピチレのやり方の違いこそが、ティーン誌ナンバーワンになるか、休刊となるかを分けた理由の1つともいえそうです。

戦々恐々

4月号の巻末、次号予告ページの体重企画のところに、「最も体重おもいのだ~れだ?」とコメントが入っています。

まさに、データがバッチリ公開されてしまうわけで、ニコモで誰が1番太っているのか。また、誰が1番スタイル抜群なのか、もう一目瞭然。

2011年の同企画においては、その前年にニコプチからニコラに進級した七木奏音さんが、ホンキで体重計に乗せらることにめちゃめちゃ驚いていたように、モデルさんたちにとっては、戦々恐々の企画というわけです。

注意点

ただし、ここでちょっと注意点。予告ページには「だれが重い?」とありますが、もちろん単に重い(軽い)のみによってランキング付けすることは、何の意味がありません。

たとえば、身長168cmの涼凪ちゃんと、身長155cmの広瀬まのかちゃんを比較するとします。

仮に前者が45キロで、後者が40キロという測定結果が出たとして、そこは必ずしも「重い方が太い」と言い切ることはできません。

単に体重によることなく、身長を加味してこそ、はじめて太い・細いが判断できるのです。

体重企画のデータ分析

では、どうやって身長を反映させたらいいのでしょうか。どうやったら、より正確に太い・細いを判断する基準が得られるのでしょうか。

そこで、うちの"体重企画データ分析"の登場です。三月の転校生では毎年、体重測定があった際、全ニコモの平均値から、「○○cmに対応する標準身長は□□キロ」といった基準を導き出します。

で、それを「身長・体重分布図」としてグラフ化。それぞれのニコモにつき、標準ラインと比較し、上か下か。さらにはどれだけ標準から勝っているか、負けているかの数値によって、単に「重いの誰?」ではなく、「太いの誰?」がひとめで分かってしまうというものです。

去年の復習

では具体的に、去年の場合を例にとって、いったいどんな感じにランキング付けできたのか。結果はどうなったのか、振り返ってみます。

去年の体重企画は「全ニコモ、ど根性ビューティー値」として、例年よりちょっと早めとなる2017年2月号に掲載されました。

詳しくは、当時の日記(⇒参考:ニコラで最も細いのは?)を直接みてもらうとして、ここでは、実際に作成した分布図を改めて紹介します。

ニコモ身長×体重分布(2017年2月号より)

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去年の1位は?

去年の場合、こんな感じの分布図が出来上がりました。ひし型の青い点が各ニコモの値を現し、全部で26コ。26人分あることが分かります。

また、真ん中に伸びる赤い直線は、ニコモ標準値。身長に対応する平均体重となるため、この赤線より上に行けば行くほど「太い」。下にいくほど「細い」というわけです。

ここから、最も体重が重いのは、右上に位置する駒井蓮さんですが、身長も168cmと全モ2位という高さですので、決して太くはない。

身長を加味した場合、161cmで48キロ。グラフ中の薄い黒の網掛けになっている清原果耶さんこそ、去年時点では1番太かったというわけです。

一方で、ピンクの網掛けになっている、グラフ中で最も下に位置する青いマーク。これこそが163cmで38キロという脅威のスタイルを誇る中野あいみさんであり、圧倒的な細さナンバーワンということになります。

それぞれの1位が卒業で

ということで、前回のランキングにおいて、それぞれ1位となった清原さん&中野さんの2人が卒業を迎える今年。新たな王者が誕生するのは確実な状況です。

さてさて、いったい誰がトップになるのでしょうか。2018年度ニコラにおいて、最も太いのは?逆に最も細いのは?

次の5月号データでは、ニコプチから来た黒坂莉那ちゃんに、池未来実ちゃんたちオーデ21期の新モちゃんも加わり、メンバー一新。ますますもって大混戦。今から、発表が楽しみです。