三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコプチ以上に大ピンチ!?ニコラ&ST最新部数

ニコラとセブンティーンは?

f:id:GYOPI:20160818020113g:plain:right前々回の日記では、ニコ☆プチの部数の増減について、過去7年分の推移をグラフで確認してみました。(⇒参考:ニコプチ部数)

で、その結果、ニコプチの部数がジワジワ減っているということ。実はけっこう厳しい状況にあるということが見えてきました。

では、他の中学生雑誌はどうなのか。ニコプチとは正反対に売れ行き順調なのか。それとも、ニコプチ以上に危機的状況にあるのか。

今日の三月の転校生では、ニコラ&セブンティーンの2誌にしぼって、ニコプチ同様、詳しく部数の増減を追ってみます。

部数推移

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5年間と比較して

上のグラフは、セブンティーンとニコラについて、2012年から2016年まで、過去5年分の部数推移をまとめたものです。おまけで、ニコプチも加えてみました。

前回の結論として「ニコプチが減っている」とはしましたが、こうしてみるとそんなの微々たるもの。2012年に11万6千だったのが、2016年には10万2千へと、5年かけて1万ちょっと落としただけであることが分かります。

一方のお姉さん雑誌たちはどうなのか。ニコラは5年かけて22万7千を19万3千に落とし3万5千の減。セブンティーンにいたっては、34万6千が21万7千ですので、なんとなんとたった5年で13万部の減という惨状です。

ST惨敗

グラフをもう少し詳しく見てみましょう。ニコラもセブンティーンも2015年から2016年にかけて、直近2年間はほぼ横ばい。

つまり、ニコラは2014年中盤から2015年前半にかけて下降。セブンティーンは2012年から2014年にかけて急降下しているように、両誌とも特定の時期に一気に部数を減らしたことが分かります。

もっといえば、セブンティーンの2014年。この1年だけで6万部の減というのが痛恨。

セブティーンは全く読んでいないので、短期間にここまで落ちる原因が分かりませんが、きっと何が理由があるはずです。

減少率

      (2012) ⇒ (2016)   (増減)
----------------------
S T  / 346667 ⇒ 217500  ▲129167
ニコラ  / 227434 ⇒ 192925  ▲34509
ニコプチ / 116500 ⇒ 102100  ▲14400
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まとめ

ニコプチが落ちた落ちたといっても、こうしてみるとたった1万そこら減っただけ。お姉さん雑誌に比べれば、可愛いものです。

とはいえ、こうしてどのファッション雑誌も部数が下落傾向にあるというのは、つい1年ちょっと前にピチレモンが休刊したばかりですし、やっぱり心配といえば心配です。

ただ、ニコラとセブンティーンは、2015年以降、下げ止まった感もあり、実際2016年には、期によって一時的に回復もしているのが一縷の望み。

とにかく、これ以上休刊となる雑誌が出ないよう、それぞれの出版社&編集部にはがんばって欲しいと思います。

身長174cmの小学生モデル夏目璃乃ちゃん

歴代ナンバーワン

f:id:GYOPI:20170210020108p:plain:right現役のニコプチ専属モデルで1番身長が高いのは、もちろん夏目璃乃ちゃんなわけですが、このたび璃乃ちゃんがイメモを務める最新の「ポンポネットジュニア」2017春カタログのプロフィールにて身長174cmとの表記。

最近のニコプチ本誌で見るにつけ、明らかに170台に乗っているとは思っていましたが、一気に174まで伸びていました。

この記録は、現役ナンバーワンなのはいうに及ばず、歴代の全プチモにおいても、以下の通り圧倒的な第1位の記録となります。
⇒参考:夏目璃乃プロフ
⇒参考:ポンポWEBカタログ

現役時到達身長ランキング

174 夏目璃乃  (小6)
168 三吉彩花  (中2)
168 五十嵐ありさ(中2)
167 飯豊まりえ (中2)
166 杉本愛莉鈴 (中2)


プチモ史上初

ニコプチ創刊から11年。上のランキング表にあるように、セブンティーンに行った三吉彩花さんはじめ、誰一人としてニコプチ卒業までに170台に達したプチモはいませんでした。

それが今回。現役として史上初、璃乃ちゃんがあっさり170超え達成となったのです。

しかも、何よりすごいのがその年齢。上記の通り、歴代2位から5位の先輩たちは、すべて卒業時(中2春)の身長であるのに対し、璃乃ちゃんは現役バリバリ小6の冬時点でのものなのです。

これだけで、いかに璃乃ちゃんのスタイルが飛び抜けているか、いかにすごいことなのか、分かってもらえると思います。

どこまで伸びる?

ということで、卒業まで1年2ヶ月も残す璃乃ちゃん。まだまだ小6という点、これからもグングン成長していくはずで、となると、いったいどこまで身長を伸ばすことができるのか。

特に、ニコプチを読んだことのないという人で、身長174の小学生モデルというキーワードにちょっとでも興味を持った人は、ぜひ本誌を買って、璃乃ちゃんの載っているページを眺め、その抜群のスタイルを確認してみてください。

ニコプチ部数公表!衝撃の過去最低レベル

2016年10~12月期

f:id:GYOPI:20160810032255p:plain:right本日、各雑誌の最新部数データが、日本雑誌協会ホームページ上で公表されました。

今回の数字は、2016年10月1日~12月31日に発売された1号あたりの平均部数となります。

さてさて、ニコ☆プチの成績はどうだったのでしょうか。データが残っている最も古い分、2010年第3四半期分から、今回発表された2016年第4四半期分まで、部数の推移を一気にグラフで見ていきます。

ニコプチ部数推移

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過去最低レベル

今回のニコプチは、10万2100ということで、上のグラフからも明らかなように過去最低レベル。

これまでの最低記録だった2013年10-12月期が10万3500でしたので、それを1400下回ることになりました。

最近の動向としても、グラフ中2016年のところに「下降」と文字を入れましたが、1年通じて下落傾向にあることがわかります。

ということで、さすがにそろそろ回復に転じないと危険水域。10万部割れ目前というところまで来てしまいました。

回復はエイベックス頼み?

そんなニコプチの2017年は、次号4月号で個人特集が掲載される高田凛ちゃんを中心に、スタイル抜群の美脚コンビ安村真奈ちゃん&夏目璃乃ちゃんの3人がトップとして支えることなりますが、奇しくも全員エイベックス所属。

加えて、オーデ合格の前田優衣ちゃんも、さらには次号から加入する新モ中村紗亜也ちゃんもエイベックス。

ニコプチ部数回復は、現役23人中で総勢5人という圧倒的な勢力となるエイベックス組の双肩にかかっているといえそうです。