◆ゆうみんvsはるん
それぞれ現役ピチモ時代に、並んで歴代トップとなる27回もの表紙を経験した志田友美ちゃんと福原遥ちゃん。
表紙回数3位以下は、2人から3回少ない江野沢愛美ちゃんの24回を筆頭(ひっとう)に、前田希美ちゃんの23回、関根莉子ちゃんの22回といったように、1回刻(きざ)みで続きますので、いかに同率1位となる友美ちゃん&はるんちゃんの2人が、ズバ抜けて多いか分かるというもの。
実際、ただいま実施中の人気投票「歴代ピチモナンバーワン決定戦」においても、この2人が2位以下を大きく引き離して、トップを争っているところです。(⇒参考:途中経過)
◆どっちが人気?
では、友美ちゃんとはるんちゃん、いったいどっちがスゴいのか。どっちがより人気なのか。
それを、客観的なデータからハッキリさせようということで、今日の三月の転校生では、ピチレモン史上最大のエースとされる2人について、ピチモとしての実績を比較してみます。
◆表紙回数
まずは、なによりモデルとしての人気を測る上で、最も信頼できる数値とされる表紙回数から比較します。
この点、両者キッカリ27回で並ぶことになるのは、すでに最初に書いたとおりですが、問題なのはその中身。
具体的には、何年生でピチモになったのか。そして、何年生で卒業し、結果としてピチモ歴は通算すると何年になるのか。
つまり、ピチモ歴が長ければ、それだけ表紙をやる機会も多くなり1回1回の価値が薄まる反面、ピチモ歴が短いのであれば、それら1回1回の持つ価値が上がるわけです。
◆小6合格と中2合格
すると、友美ちゃんがピチモになったのは小6。一方、はるんちゃんがピチモになったのは、当時は中1合格が基本だったところ、脅威(きょうい)の遅咲き中2合格。
ようするに、はるんちゃんは友美ちゃんと比べ、ピチモ歴のスタート地点ですでにまる2年の遅れ、冊数にして24冊もの遅れがあったのです。
最終的に、友美ちゃんは定例となっていた高2の4月号で卒業。はるんちゃんは、ご存知の通り休刊となる高2の12月号まで引っ張ったわけで、その差8冊分が縮まったわけですが、それでも確定ピチモ歴は、友美ちゃんの「59ヶ月」に対し、はるんちゃんが「42ヶ月」。友美ちゃんの方が、1年半以上も長いわけです。
◆表紙率
ということで、以上の話のまとめとして表紙率を出してみましょう。ピチモとして在籍した冊数を分母に、表紙になった回数を分子にとって、計算します。
友美ちゃんは、ピチモ歴59ヶ月で表紙は27回。つまり、「27/59」ということで、表紙率は45.7%。現役ピチモ時代の友美ちゃんは、ほぼ2ヶ月に1度の確率でピチレの表紙をやっていたわけです。
対するはるんちゃんはどうでしょうか。同様に、42ヶ月で表紙27回ということで、計算式は「27/42」となり、その表紙率は64.3%。なんとなんと、はるんちゃんは友美ちゃんをさらに上回り、3ヶ月のうちで2回以上も表紙に出ていたことになります。
こうしてみると、表紙回数については同じ27回とはいえ、その内容としては若干はるんちゃんの方に分(ぶ)がありそうです。
◆連続表紙
続いて、連続表紙記録を比較します。これまたみなさんよくご存知の通り、2014年1月号から続いていた、はるんちゃんの連続記録が途(と)切れたのが、今年の8月号。実に21ヶ月連続となります。
一方、友美ちゃん。はるんちゃんに抜かれるまで歴代ナンバーワン記録だった、2010年11月号から翌年の12月号にかけての14ヶ月連続となります。
この点でも、友美ちゃんの記録を一気に7ヶ月も更新した、はるんちゃんの偉大さが目を引きます。
◆ソロ回数
最後は、なんといってもソロ表紙の回数比較。ピチモになったからには誰もが憧れる、たった1人で表紙を独占するという最大の栄誉(えいよ)。
すると、友美ちゃんは意外に少なくて2回。ここまで見てきた記録「表紙回数」「表紙率」「連続表紙記録」は、いずれも「ゆうみん&はるん」による1位・2位独占でしたが、このソロ記録のみ前田希美ちゃんの3回が、今年の前半までの歴代1位。
で、もちろんまえのんの記録を抜いたのがはるんちゃんであり、そのソロ4回という記録は、単独で歴代ナンバーワンということになります。
◆結論
ということで、以上、客観的に比較できるデータとして、主に表紙に関する記録を用いて、友美ちゃんとはるんちゃんを比較してきましたがどうだったでしょうか。
表紙回数こそ一緒ですが、表紙率、連続記録、さらにはソロ回数と、その他いずれもの点で、はるんちゃんが上回っているのは明らか。
少なくとも、数字の上では、はるんちゃんこそがピチレ史上ナンバーワンのエースと結論付けてよさそうです。