■すイガールランキング
「すイエんサー」は、来週の放送から、新年度版がスタート。4月1日が、2014年度シリーズの第1回目となります。
そこで、今日の三月の転校生では、先月放送の「フィギュアスケートの回」をもって、すべての新作放送が終了した2013年度のすイエんサーについて、すイガールの登場数ランキングを出してみます。
■2013年度すイガール登場回数
1位 そら(岩田宙) 12 2位 りったん(関根莉子) 11 3位 りさ(谷内里早) 9 4位 まな(江野沢愛美) 9 5位 レイ(小林玲) 9 6位 はるん(福原遥) 8 7位 まえのん(前田希美) 7 8位 かりん(荻野可鈴) 7 9位 あかりん(山田朱莉) 5 10位 さっきー(中山咲月) 5 11位 ちか(荒川ちか) 5 12位 みみ(黒田瑞貴) 4 13位 しお(井之上史織) 4 14位 のの(山口乃々華) 4 15位 しゅう(関紫優) 4 16位 アリサ(五十嵐ありさ) 4 17位 ちー(藤井千帆) 3 18位 ゆうみん(志田友美) 3 19位 あやめ(田尻あやめ) 3 20位 りぃ(高田里穂) 1 21位 ミサッキー(岡美咲) 1 22位 すーちゃん(長崎すみれ) 0
■ランキングについて
集計期間は、2013年4月1日から、2014年3月31日までの1年間に放送された「新作」に限ります。再放送や、総集編、その他、放送済みの重複分については、すべて除外。新作におけるメーンのロケパートへの登場を1回と数えます。
すると、対象となる放送回、つまりは2013年度の新作ロケは、4月の「お団子」からはじまり、明けて2月の「フィギュアスケート」まで、全31回。この間の出演回数を、すイガールごとに数え、誰が最も多いか、ランキングにしてみました。(⇒参考:すイエんサー放送データ)
■第1位そら(高3)
すると、2013年のロケに、最も多く呼ばれたすイガールは、ちょっと意外にも、「そら」こと岩田宙ちゃんでした。参加回数は12回ということで、実に、全ての新作のうち、4割近くも登場していたということになります。
実際、そらちゃんは、大型企画「大学挑戦状シリーズ」の常連だったり、この前の2月の放送ではスタジオゲストとして呼ばれるなどなど、その活躍の場の多さは明らか。当然、そらちゃんの、明るくて、ハキハキしてて、物おじしない性格、ムードメーカー的なキャラ、そしてなにより、すイガールとして最も重要とされる「頭の回転の速さ」「ヒラメキ」が買われてのことだと思います。
ちなみに、そらちゃんの「ヒラメキ力」がハッキリ分かるエピソードとしては、去年11月に放送された「ハンバーガーの回」が、うってつけ。なんと、腕立てをヒントに「ハンバーガーを上下逆にする」、野球ボールをヒントに「食べるとき3点で支える」、変顔をヒントに「垂直にかみ合わせる」といった感じで、1人で全ての課題を解決してしまいました。
この3月で、高校を卒業となった、そらちゃん。必ずしもエースやセンターなど華のある役回りではないですが、その存在感ある盛り上げ役キャラは貴重。新年度も、引き続き活躍してくれそうです。
■第2位りったん(中3)
第2位は、これまたちょっと意外なところから、「りったん」こと関根莉子ちゃんで、出演は11回。ピチレモン誌上では、「永遠の妹キャラ」「最強の後輩キャラ」という役どころであり、高校組が多数を占めるすイガールにあっては、ますます適役。
とにかく、小柄で、色白で、お人形のような可愛らしい外見そのままに、すイガール年長組にとっても、番組スタッフにとっても、もちろん視聴者にとっても、守ってあげたい存在として、一気に人気も急上昇。同時に、番組への登場数も目に見えて多くなりました。
ちなみに、りったんといえば、意外にガンコな一面もあり、自分の意見にこだわるタイプ。先日の「体を柔らかくする方法」では、最後まで「だからぁ、温めるんだよぉ~」と主張し続けたりもしました。
■第3位リサ(大2)&まな(高2)&レイ(高1)
第3位は、それぞれ9回で並んだ、江野沢愛美ちゃんと谷内里早ちゃんと小林玲ちゃんの3人。リサちゃんは、すイガール最年長で、「挑戦状シリーズ」も、ただ1人だけ全部の回に参加しているという中心的な存在。頼れるお姉さんキャラとして、ロケメンバーの中に、リサちゃんがいる回は、安心して見ていられます。
まなちゃんは、なんといっても、2013年7月放送で、2部構成となった「ショートケーキシリーズ」。2人の後輩、りったん&はるんちゃんとともに出演したわけですが、その収録場所が学研編集部ということもあり、若干ふざけぎみな、りこはる。そんな2人を、しっかりまとめ、保護者的な役割を演じつつ、みごと課題の解決に導きました。
レイちゃんといえば、挑戦状シリーズに中学組として、だだ1人呼ばれるほどの安定感&ヒラメキが売り。この前の「お魚図鑑:熱帯魚編」で見せた、「1匹と群れの違い」を瞬時に発見したヒラメキが代表的。加えて、そのクールな外見と、可愛らしい声&喋りとのギャップ、一人称が「れい」なのも、可愛いです。
■第6位はるん(中3)
第6位は、「はるん」こと福原遥ちゃんで、出演回数は8回。基本的に、「ギョーザ」や「ショートケーキ」、「おにぎり」に「温泉卵」などなど、お料理に関するテーマが多いのは予想通り。
はるんちゃんといえば、持ち前の完璧なルックスにも関わらず、ときどきトンデモ解答を発するところが、これまた魅力。実際の学校生活でも「授業中、よく手を上げて発言するけど、間違ってることが多い」と語るように、とにかく番組中でも、見当違いな意見&行動も多数。
「おにぎりの回」では、変な風に海苔を使って握ったり、「ギョーザの回」では、ビミョーな動物の共通点を答えたり…。ということで、はるんちゃんが出ていると、その一挙手一投足から目が離せません。
■第7位まえのん(大2)
ここで、ようやくエース「まえのん」こと前田希美ちゃんの登場です。まえのんといえば、先週更新した「すイガールのエース研究」(⇒参考:センターは誰? )でも書いたように、イベントでもライブでも、決まって単独でセンターを務める、すイガールの代表で、最も頼れる存在。
実際、すイエんサー初登場のコと共演する場合、常に気にかけてあげている様子が見て取れます。「○○ちゃん、やってみて」「○○ちゃんはどう思う?」といった感じで、なるべく自然に番組に参加できるよう、話を振ってあげるなど、見ていて「さすがだなぁ」と思わされます。
■第17位ゆうみん(高2)
そんな、まえのんと対極にあるのが、「ゆうみん」こと志田友美ちゃん。ゆうみんといえば、ピチレモン時代の表紙回数28回は、ピチレ30年弱の伝統でも歴代トップという記録。文句なし、ナンバーワンの人気ピチモでしたが、すイエんサーでは、意外に振るわず、登場3回で17位。
これには、もちろんドラマのロケやポップティーンなど、他のお仕事との関係もあるんですが、それ以上に、やっぱりゆうみん自身の性格も、存分に関係しているように思います。
とにかく「人まかせ」。具体的には、「実は、ロケ中、共演者に考えてもらって、自分は夕飯のことを考えていた」と語ったり、イベントやDVD特典の「○×アンケート」の場面では、自分の意見で○×の札を出すのではなく、他人の回答に合わせて○×をチョコチョコ変えるなどなど、その他力本願エピソードは多数。
さらには「めんどくさがり屋」。すイエんサーでは、よく指令として「○○へ移動せよ」「○○の部屋へ行け」というのが出ます。で、5月放送の「フライングディスクの回」。ここでは、「工房で待つ」という指令が届くんですが、なんと、ゆうみんは「行かないよ」とボイコット。古くなりますが、2012年の「そばのからまりの回」では、「出前に行ってきて」と頼まれると、「ムリムリムリ」と断固拒否。
ということで、こうした「気まぐれなお姫様キャラ」全開となると、どうしても、「自分の頭で考える」「自分たちの力で解決する」がテーマのすイエんサーにおいては、ロケに声がかかりにくくなってしまっていたのかもしれません。
■すイガールの次期エース
とはいえ、「ゆうみん人気」が、今もトップなことは、番組スタッフも十分承知しています。2013年秋の、すイガールイベントやライブでは、ついに、ゆうみんが、まえのんに代わってセンターを務めるシーンも増えてきたところ。
なにより、ライブの映像で見ても、また、ライブを生で見たという人の話でも、ゆうみんのアイドル性、パッと見の華、オーラは、断然。「まえのん以上に目立ってた」「センターのコが、すごい輝いてた」。すイエんサーでも、近いうち、確実に「エースゆうみん」時代が来るはずです。
■第20位以下
ゆうみんをはじめとした3回グループが、実質の出演回数最低ライン。それ以下の出演1回や0回というのは、引退や途中参加、途中離脱といった特殊事情があるケースとなります。
例えば、20位の「りぃ」こと高田里穂ちゃんは、去年の9月から年末まで、まるまる4カ月間、別番組の企画で「アメリカ移住」のため、すイガールを一時離脱。
同20位の「ミサッキー」こと岡美咲ちゃんは、学業に専念のため、芸能活動を高校卒業まで一時休止したところ。
一方、0回の「すーちゃん」こと長崎すみれちゃんは、ようやく秋になって、番組内ミニコーナー「みんなのすイエんサー」に、レポーター役での出演がありましたが、現在のところ、本編ロケパートへは一度もありません。
■まとめ
以上、すイエんサーの2013年度ランキングを振り返ってみたわけですが、登場数上位には、意外にも高校組や中学組が多く入っていました。高3や高卒組は、思ったほど伸びず。
ということで、すイガールも5年目に入るとなると、世代交代が近い感じ。そろそろ、まえのん単独エースから、新高3となる「まなゆうエース」体制? まずは、来週の放送で初公開となる、新エンディング曲PVのポジションに注目です。