二次審査当日
ちょうど今日&明日にかけて、書類審査を通過した人を対象に、第30回ニコラモデルオーディションの二次審査が実施されます。
この審査を突破すれば、晴れてファイナリストとして、9月1日にお披露目されることになるわけですが、果たして今年、その中に小学生は含まれるのか。
今日は、2022年に合格した白尾留菜ちゃんを最後に、以後小学生が全く受からなくなってしまった理由について考えます。
一覧の見方
以下の「実施年別ニコモオーディション合格学年一覧」を見てください。
これは、2016年実施の20期から、2025年の29期までの過去10年分。各年の合格者の人数の内訳を学年別にまとめたものです。
応募資格は《小5~中3》で変わっていませんので、合格する可能性があるのは全部で5つの学年となります。
合格学年一覧

小6に注目
さてどうでしょう。最下限である小5や、最上限である中3が受かりづらいのはまあ仕方ないとして、注目すべきは、小6の合格者数の変化です。
2016年から2022年にかけては、安定して毎年合格者を輩出しているだけでなく、広瀬まのかさんたちが受かった2017年と、河村果歩さんたちが受かった2019年は、全学年の中で小6が最も多く合格しているのです。
ところが2023年、新たに馬場編集長が就任すると、その流れが一変します。
前年の留菜ちゃんを最後に、小学生の合格者がゼロとなってしまったのです。
一転ゼロに!
この流れは編集長が代わった現在も続いていて、なんと記録としては3年連続で小学生の採用ナシ。
ひと昔前まで《ニコモオーデは小6と中1が最も合格しやすい》と言われていたのが嘘のように、今ではすっかり《小学生は受からない》という説が定着しつつあります。
では、オーデにおける採用方針がこれほどまでに転換してしまったウラには、いったいどんな理由があるのでしょうか。
3つの理由
すると、真っ先に思い浮かぶのが(1)姉妹誌ニコプチとのすみ分けです。
ご存知の通り、小学生雑誌ニコプチのオーディションの応募条件が《小学生限定》であるのに対し、ニコラは《小5~中3》となっていることから、小5と小6が両誌で重複することになります。
実際、去年のオーデでは、今村茉愛さんと松浦楓さんの二人が、両方でファイナリストに残り、最終的には両者そろってニコプチに合格しています。
(1)すみ分け
そもそも、ニコラとニコプチは同じ新潮社の雑誌で、今や進級制度により、ニコプチ卒業生の多くがニコラにそのまま入っていく時代。
わざわざ、一人のモデルを無理に取り合うこともないし、なにより、将来的には合併を予定しているともいわれています。
となると、「小学生はニコプチが引き受ける」「中学生以上はニコラが引き受ける」といった暗黙の了解の下、ニコラはあえて小学生に手を出さないといったところでしょうか。
(2)小学生合格者の低迷
続いて第2の理由が、(2)小6合格ニコモの実力不足です。
現役ニコモであり、最後の小学生合格でもある留菜ちゃんは、現在のところ高1世代で一人だけ表紙ゼロ。当然ながら役職もありません。
留菜ちゃんの1年前に小6で合格し、当初は期待の高かった伊藤沙音ちゃんも、けっきょく終わって見れば役職もイメモも無し。
さらにその前の林美央子さんも、前の前の河村さん&近藤結良さんだって、やっぱり役職もイメモも無し。
ことほどさように、小6という早い時期にデビューしても、けっきょく誰一人たいした爪痕を残せなかったことから、編集部としてもあえて小6を合格させる理由が見いだせなくなったと考えられます。
(3)中高生雑誌への脱皮
そして最後に、理由として最も大きいのが、最近のニコラが取り組んでいる(3)中高生雑誌への脱皮です。
たとえは、ニコラネット限定コンテンツの「姉ニコラ」。
《ターゲットは高校生》とあるように、これまで《中学生雑誌》で売って来たニコラですが、高校生にも手を広げ、今まで以上に幅広く読者を獲得しようとしていることが分かります。
オトナ化の犠牲
実際、ニコラネットやニコラ本誌においても《中高生に人気》だの《令和のJC&JK》だのといったタイトルの特集記事が目に見えて増えたり、さらには、オープンキャンパスの記事などもみられるように、確実に中学生より高い年齢層の読者を意識しています。
であればなおさら、その専属モデルが小学生では都合が悪い。
新たに高校生の人がニコラに興味を持って読者になったとしても、小学生のニコモに憧れるわけがないし、もちろん、真似したり参考にするわけもないからです。
よって、小5はもちろん、小6の新規合格者も、現状ゼロになっているというわけです。
