方針転換
今月31日に開催される、佐々木花奈ちゃんたち新高2ニコモを送り出すイベント「ニコラ卒業式2026」の準備が、何やらバタバタしています。
3月1日で締め切られるはずだった《応募期限》が2週間も延期された上、中高生限定だった《参加資格》も小学生にまで広げられたり。
ということで今日は、なぜ直前になって、編集部がこれほどまで方針を転換したのか、その理由を考えます。
論点整理
まずは、どんなルールが、どう変わったのか。今回の方針転換について、具体的に整理します。
大きく変わった点は2つで、以下の通り、第1に《締め切りが延期》されたこと、そして第2に《参加資格が緩和されたこと》です。

応募がスカスカ
それにしても、締め切り直前になって、2週間以上も応募期間が延期された上、小学生にも参加が開放された裏には、どんな事情があったのでしょうか。
この点、もう理由としてはとにかく応募者が少なく、用意された枠が埋まらなかったから以外に考えられません。
つまり、今回のイベントでは、《220名×2部=440名》の枠が用意されていたわけですが、締め切り直前の2月末時点になっても、応募がスカスカだった。
窮余の策
で、急遽、応募条件を緩和して、小学生も参加できるようにした上で、締め切りを後ろ倒ししたわけです。
だいたい、締め切り間際に、すでに募集定員である440にギリギリ達していたり、もしくは、あっさり超えていたら、追加で募集する必要がありません。
というか、定員を超えているのに、追加募集なんてしたら、そこは抽選となり、そうなると、そもそも優先的に参加すべき中高校生が抽選で落ちて、オマケ参加の小学生が当選するといった逆転ケースが出てきてしまうのです。
背に腹は代えられない
よって、間違いなく、編集部が追加募集を決断した時点で、参加希望者が定員に達していなかった。
それも、あと数名とか数十名といった程度ではなく、おそらくは数十~百単位で不足していたと考えられます。
だからこそ、こうして誰の目にも大幅な定員割れであることがバレるのを覚悟し、あえて恥を忍んで、応募条件を緩和し、締め切りを延期したのです。
去年と比較
ではここで、すぐに定員が埋まって、当然ながら追加募集も行われなかった去年の「ニコラ卒業式2025」との違いを比較してみます。
以下の図解を見てください。これは、去年と今年の卒業式イベントの実施要項につき、「参加費」「定員」「参加資格」の3つの面で比較したものです。
なお、2026年の「参加資格」は、途中から《小4~高3》に変更されています。

無謀な規模拡大
さてどうでしょう。今年の《定員》は、午前の部・午後の部の二部制で、それぞれ220名となっていて、合計すると440名となります。対して去年は、一部制で200名。
また、これが要因としては大きいようですが、今年は参加費が1000円も徴収されるのに対し、去年は無料だったのです。
要は、参加費が《ゼロ⇒1000円》になったにもかかわらず、定員を《200⇒440》と2倍以上に増やしてきたという。
甘い考え
「星乃あんなちゃん&工藤唯愛ちゃんといった有名人や、伊藤沙音ちゃん&松田美優ちゃんといった人気ニコモの卒業式なんだから、読者は喜んで参加するだろう」「440席なんて、あっという間に埋まるだろう」
編集部は、そう考えたのではないでしょうか。
また、去年までニコプチの編集長だった若狭編集長も、親が率先して応募するプチの卒業式の感触でいたのかもしれません。
大誤算
しかし、完全に見通しが甘かった。というか、枠が埋まるわけがないことくらい、ちょっと考えれば分かりそうなものです。
参加費無料が、イキナリ1000円になっただけでも大きいのに、これに輪をかけて、部数=読者がグングン減っている。
以下でまとめたように、去年の3月時点で4.7万いた読者が、今は3.5万(推定)と、わずか1年で1万人以上も減っているのですから。
分相応
自分たちの見通しの甘さを認めず、むしろ《急遽「小学生も参加したい!」という声に押されて、小4から小6のコも参加OKにしたよ!》だのと、後出しで強弁するのは、いかにもカッコ悪い。
ギリギリになって、応募条件を緩和した上で、締め切りを延期したりするのは、イメージが悪い。
編集部は、自分の雑誌がそもそも2万程度しか売れていないという現状を認識し、身の丈に合った規模でイベントの計画を立てるべきではないでしょうか。