初仕事
ニコプチの若狭編集長が、統括編集長としてニコラにやって来て1ヶ月、私たちニコ読が、最初に編集長交代を実感するのが、3月号の表紙解禁となります。
前編集長の場合、発売日のキッカリ1週間前に、編集部公式インスタにて、すべての読者に向けて表紙を公開していたわけですが、果たしてこのやり方は踏襲されるのか。
今日は、新しい編集長による表紙解禁の方法について考えます。
ニコプチの場合
まずは、若狭編集長が定着させた、現在のニコプチの表紙解禁方法から確認します。
実は、インスタで一般公開されるニコラとは全然違っていて、プチの表紙は限られた読者にだけ事前公開するという方法が取られていたりします。
具体的には、《ガールズラボのメンバーになると、いち早くニコプチ最新号の表紙を見ることができちゃう☆》のだそう。
アメとムチ
つまり、発売前にニコプチの表紙を見るためには《ニコプチ公式LINEを友だち追加する》必要があるということです。
「見たかったらLINEを登録しろ!」とは、まさにアメとムチ。
「登録したヤツにだけに見せてやる!」「しないヤツには絶対に見せない!」――なんとセコい、なんと狭量なことでしょう。
卒業式の動画
しかも、編集部のこの態度は、表紙解禁に関してだけにとどまりません。
読者にとって、最も思い入れのあるイベントの1つである、プチモ卒業式の動画公開についても、同じ手法がとられているのです。
たとえば去年の橘侑里ちゃん&山本初華ちゃんたちの卒業式の場合だと《ニコプチ公式LINEを友だち登録しているコに、プチモ卒業式2025の本編すべてを配信》なんだそう。
要は、これまた「LINE登録していないヤツにはプレビュー版しか見せない」。
他方、素直に編集部の言うことを聞いて、「LINE登録したヤツには全編を見せてやる」というわけです。
強迫的手法は問題
これでは、読者の「表紙を見たい!」「大好きな卒モの卒業式が見たい!」という純粋な気持ちを人質にとった強迫的手法と見られても文句は言えません。
LINE登録しない読者を冷たくあしらう一方で、言われた通り登録する従順な読者は優遇するという、あからさまな差別により、結果として、ごく一部の狂信的な読書だけが残り、代わりに、ライト層はどんどん離れていく。
こんなことをやっているから、ニコプチもニコラ同様に部数が減り続け、ついには去年刊行回数を年6回から年4回に減らす季刊化が断行されたのではないでしょうか。
手法の限界
ちなみに、こうしたアメとムチを用いてLINE登録を強要する方法は、相手がプチ読、つまり大人の言っていることは正しいと疑わない小学生だからこそ通用している面があります。
であれば、もしこの手法を、ニコラに持ち込んだらどうなるか。
さすがに、エサの裏にある本来の意図を見透かされ、「別に事前に表紙を知る必要はない」「そんなことでLINE登録なんてしない」に始まり、やがて「じゃあニコラなんて買わない」 まで行きつくのも時間の問題です。
解禁方法に注目
さてさて、今から2週間後。若狭編集長は、ニコラ3月号の表紙解禁につき、これまで通り一般公開を続けるのか。
それとも、LINE登録を強要するニコプチ方式を、読者の反発覚悟で持ち込むのか。
確実に言えるのは、中学生ニコ読をあまり舐めない方がいい。思い通りコントロールできると思わない方がいいということです。
そんなわけで、入社以来、一貫して小学生雑誌を作り続け、中学生雑誌の編集に一度も携わったことのない新編集長の最初の差配が注目されます。