めるる検証
「キラチャレ2025」の決勝大会がこの前の日曜にありましたが、その結果を伝えるネットニュースには、揃って《生見愛瑠や髙石あかりを輩出!》とあります。
たしかに、髙石さんは2014年に受賞歴があり、キラチャレ出身で間違いないですが、では生見さんはどうなのか?
今日は、生見愛瑠さんがエイベックス所属に至る経緯を振り返りつつ、ホントにキラチャレ出身なのか検証します。
キラチャレ出身一覧
まずは、キラチャレ公式サイトの「出身アーテイスト」を見てください。
ここは、歴代キラチャレ出身の有名タレント、女優、アイドル等を一覧にまとめたページとなっていて、それぞれ「応募年度」「応募部門」「受賞した賞」が書かれています。
たとえば、髙石あかりさんは《2014年度/モデル部門/ナルミヤオンライン賞》。上坂樹里さんは《2017年度/モデル部門/審査員特別賞》。松田美優ちゃんは《2019年度/モデル部門/グランプリ》といった感じ。
ところが、生見さんの場合《2011年度/モデル部門》となっていて、肝心の受賞した賞について書かれていないのです。
受賞歴ナシ
理由は、何も受賞していないから。
実は、生見さんは中部大会の地方予選(現在の中部地区予選)で落選したため、決勝大会には参加すらしていないのです。
この点、ニコプチ2015年8月号でも、当時を振り返り《予選の審査が終わって名前が呼ばれず、帰りの車の中で号泣した》と語っています。
予選落ちでも出身?
果たして、予選落ちのコを、堂々と「キラチャレ出身!」「うちのオーデから輩出!」と宣伝して、いいものなのでしょうか。
これをニコラにたとえると、ニコモオーデに落ちたコが、後に有名になったとき、《ニコラが輩出!》《ニコラオーデ出身!》と謳って、いいことになってしまいます。
具体的に言えば、現セブンティーンの希咲うみさん(27期落選)だって、仮面ライダーガヴの鎌田英怜奈さん(同)だって、「ニコラが輩出!」「ニコモオーデ出身!」となってしまうのです。
さすがにNG
ということで、予選落ちの生見さんを、強引に「キラチャレ出身」とするには、どう考えても無理がある。
グランプリ受賞とは言わないまでも、その他の賞を受賞したり、せめて決勝大会まで勝ち進んだりしていない場合、さすがに《出身》《輩出》と名乗るのは厳しそう。
そうすると、ちょっと前まで、キラチャレに応募すらしていない飯豊まりえさんが「キラチャレ出身!」と喧伝されてたものの、最近は一切言わなくなったケースが思い出されるところ。
であれば、生見さんについても、髙石さんや上坂さんのような本家の後進が出てくることで、自然と《出身》から名前が消えていくのではないでしょうか。
所属経緯
なお、ついでなので、生見さんがエイベックスに所属した経緯についても訂正しておきます。
Wikipediaはじめ、生見さんの経歴が書かれた記事を見てみると、多くに《キラチャレ参加をきっかけに同社に所属》とあるようです。
しかし、すでに上で見てきた通り、たかだか地方予選落ちのコが、当時、ホントにエイベックスという大手のスカウトの目に留まったのか。
それほどの逸材だったら、せめて予選くらいは突破できたのではないか。
真相はスカウト
この点、以下のインタビュー記事には、全く別の経緯が書かれています。
要約すると、エイベックスの芸能スクールであるエイベックス・アーティストアカデミーの名古屋校に通い出して《しばらくした頃、偶然、東京校の方にスカウトしてもらえたんです》。
要は、たまたま名古屋校のレッスンを視察に来ていた本部の偉い人の目に留まった。
生見さんがエイベックスに所属したことと、キラチャレとは、全く関係ないことが分かります。