敗因分析
ミスセブンティーン2022の広瀬まのかちゃんから、同2024の髙橋快空ちゃんまで、3年連続で合格を輩出。
ほんの10日前まで、ニコラ卒業生がミスSTのファイナリストに残ったら、100%そのまま最終合格するという認識が定着していました。
ところが今回、まったく同じパターンでファイナリストに残ってきた上妻美咲ちゃんが、まさかの落選となったことで、ついに連続合格記録も途絶えてしまったのです。
そこで今日は、なぜ美咲ちゃんが合格できなかったのか、その敗因について考えます。
一覧の見方
以下の「ニコラ卒業生のミスセブンティーンファイナリスト一覧」を見てください。
これは、ニコモ史上初めてミスSTを経てST入りを果たした、まのかちゃんから、今年の美咲ちゃんまで、歴代ニコラ出身の全ファイナリストについて、主にニコラ時代の実績をまとめたものです。
データは左から順に、ミスSTの挑戦年度、名前、ニコラでの表紙回数、役職、モデル歴、ミスSTの合否。
モデル歴については、進級の場合、ニコプチ時代も通算しています。
ニコラ出身のミスST合否一覧

相違点
ということでこの通り。過去、みごと合格した4人と、美咲ちゃんとの最大の相違点は、表紙回数ではないでしょうか。
合格組の中で最も少ない、まのかちゃんですら《4回》経験しているのに対し、美咲ちゃんだけは、卒業号の全員表紙という、誰もが最後に表紙になれる記念行事的な《1回》のみ。
また、モデル歴で見ても、プチ出身のるきゆなは別格として、中1合格の快空ちゃんですら《3.5年》あるのに対し、中3で合格した美咲ちゃんは《1.5年》と圧倒的に短いことが分かります。
役職&実績
さらに、役職面でみても、生徒会長の瑠紀ちゃんと、レピピイメモの由菜ちゃんは、ニコラ06同世代のナンバーワン&ツーだし、快空ちゃんは07世代のエースにとどまらず、2020年代ニコラを代表するトップモデル。
まのかちゃんにしても、たまたま同世代に林芽亜里ちゃん&阿部ここはちゃんという超大物コンビがいたことで、役職から外れただけ。
実際、まのかちゃんは初表紙もピン企画も、05世代で1番最初にやったし、読者憧れのスタイルとして「まのボディ」企画は、セブンティーンに場を移しても、継続されました。
中3合格というハンデ
対して美咲ちゃんはというと、さすがに歴代ニコモオーディション史上、わずか3人しかいない中3合格というハンデは厳しかった。
モデル経験ゼロでの加入の上、卒業まで残された時間はたった1年半では、どうがんばってもたいした爪痕は残せません。
ようやく、お仕事に慣れてきたころで、時間切れ。ニコラ卒業を迎えることになってしまったのです。
直接の敗因
ということで、こうしてみると、美咲ちゃんは落ちるべくして落ちた。要はタマが悪かったというわけです。
さすがに、ニコラ卒業後、直通でセブンティーンに合格するためは、それ相応のモデル経験や実績、人気(知名度)が必要です。
この点、事前の読者によるST行き予想では、ほとんどが有坂心花ちゃん(表紙8回×生徒会長×モデル歴6.5年)で一致していたものの、vivi行きが発表されるという。
その結果、差し替え的に美咲ちゃんにお鉢が回ってきたわけですが、今回、ミスセブンティーンの連続合格記録が途切れた直接の理由は、まさに卒業世代のトップクラスを送り込めなかったことに尽きるといえそうです。
来年の展望
なお、最後に来年実施されるミスセブンティーン2026について、簡単に展望してみます。
すると、現高1世代のトップといえば、生徒会長でイメモで表紙も二桁確実で、さらには女優でもある星乃あんなちゃん一択。
もし。あんなちゃんがニコラ卒業後、女優業に専念せず、モデルも続けるつもりがあり、その上でミスSTに挑戦するなら、そこは間違いなく合格するのではないでしょうか。