三月の転校生

中学生雑誌ニコラに関する考察

【ミスST】稲光亜依さんが低身長の応募者たちに与えた希望と誤解

ミスST2024

去年、身長153cmの稲光亜依さんが合格したことから、読者の間で《ミスセブンティーンは低身長でも受かる》といった声が聞かれるようになりました。

実際、今年のファイナリストにも、ともに153cmの岡本望来さん&梶原叶渚さんが残ってきたように、一見、たしかに受かりやすくなっているようにも思えます。

ですが、果たして本当にそうなのか。今日は、ミスセブンティーンの低身長合格について考えます。


ランキング

まずは、以下の「歴代ミスセブンティーン低身長合格ランキング」を見てください。

これは、2001年~2024年まで、過去24回行われてきたミスSTにおいて、合格時の身長が小さい順に上位10人を並べたものです。

身長、学年、所属事務所は合格時のものとなります。

ミスST低身長ランキング

153 稲光亜依 高1 ラフェイス
155 森川葵 中3 一般応募
155 橋本愛 中2 ニューカム
155 木村カエラ 高2 一般応募
156 大友花恋 中2 研音
158 木内舞留 中3 研音
158 田鍋梨々花 中1 インセント
158 田辺桃子 中2 スターダスト
158 佐野光来 高1 プラチナム
158 水原希子 中1 一般応募


150台前半はゼロ

ということでこの通り。なんということはない、一昨年までの過去23年間のうち155cm未満で合格した人はゼロ

身長150台前半の合格者は、ただの一人もいなかったのです。

それが去年、応募時153cmという稲光さんが合格し、ミスST史上、最少合格記録を更新しました。

以下の「歴代合格一覧」には、歴代ミスST全員の合格時身長が入っていますので、実際に確認できます。

歴代ミスST合格一覧


優しくない

もう、これだけ見ても、ミスSTは決して低身長に優しくないオーディションであることは明らか。

当然ながら専属モデルになるわけですので、ある程度の身長は必要というわけです。

では過去、低身長で受かってきた人には、どんな人がいるのか。改めてランキングを眺めてみてください。

大物がずらり

すると、森川葵さんに橋本愛さん、木村カエラさん、大友花恋さん。

さらには、田辺桃子さんから水原希子さんまで、もう今も女優やモデルとしてバリバリ活躍する人ばかりであることがわかります。

要は、ミスSTそれくらいの素材でないと低身長では受からないということです。

稲光さんの場合

この点、では稲光さんはどうなのか。すると、稲光さんには3つの強みがありました。

第1に、同じ集英社の雑誌の《ヤンジャン出身》であること。ニコラでいう、いわゆる進級のようなものでしょうか。

第2に、実質水着オーディションの「制コレ24」のグランプリ受賞者であり、《水着可》であること。いま発売中のセブンティーン2025年夏号では、葛西杏也菜さんらと一緒に、さっそく今年の水着ページを担当しています。

そして第3に、最終審査である《読者投票》で、圧倒的な支持を得たこと。これだけ揃えば、稲光さんの合格はある意味必然だったというわけです。


マイナス要因

ちなみに、そんな稲光さんに限らず、過去の低身長合格者にも共通することですが、身長どうこうで受かったわけではありません。

低身長は、審査において間違いなくマイナス要因となります。

ですが、低身長合格者たちにはそれを補って余りある、優れたモデル力、女優力、ビジュアル、将来性、その他、何らかの光る要素があったからこそ受かったのです。

結論

そして結果として、合格が決まってみたところ、たまたま低身長だったというだけ。

ということで、やはり去年の稲光さんは例外中の例外であり、最近の傾向として決して低身長が受かりやくなっている事実はありません

低身長の応募者が合格するためには、それなりの説得力が必要となり、だからこそ、150台の合格者は滅多に出現しないし、数としてもごくわずかとなっているのです。

セブンティーン夏号

補足

なお、偶然に偶然が重なり、なんと今年も岡本さん&梶原さんという低身長コンビがファイナリストに残り、しかも、読者からの評判も第1位&第2位ということで、もはや合格確定ともいわれています。

そんな2人がそろって合格すれば、ますます「ミスSTは身長が小さくても受かる」といったイメージが定着することになりそうですが、これも後付けに過ぎません。

梶原さんについては圧倒的な知名度&モデルとしての実績が、岡本さんについても数々の女優実績に加え、まさに先週から朝ドラに出演という。

こうした裏付けがあってこその合格(予定)というだけであり、そこに身長の高い低いは全く関係ないのです。