比較
「ニコモオーディション」と「ミスセブンティーン」とは、どちらも書類、面接、カメラテスト、読者投票といった審査の流れはほぼ一緒。
しかし、具体的なスケジュールや仕組みについては、ちょっと違うものになっています。
そこで今日は、主にニコモオーデとミスSTの相違点について、図解を用いて詳しくまとめてみます。
図解

相違点(1)
第1の相違点は、ファイナリストになるまでの道のりです。
ニコラの方は二次審査に通った人は、即ファイナリスト確定となります。
つまり、書類審査⇒二次審査と通過し、8月4日に行われる最終審査を受ける人は、そのままファイナリストとして9月1日発売のニコラ誌面で公表され、読者投票に進むということです。
一方、セブンティーンはといえば三次審査に通った人が、初めてファイナリストとなります。
つまり、ファイナリストとして読者投票に進むには、書類審査⇒二次審査⇒三次審査と、3つの関門をクリアしなければならないのです。
それぞれの特徴
この点、一見すると2つの関門をクリアすればいいニコラの方が、緩い印象を受けるかもしれません。
しかし、ニコラのファイナリストは《18人》であるのに対し、セブンティーンは《10人》です。
要は、ファイナリストを絞り込まず、多めに残し、広く読者投票にかけるのがニコラ。
対して、ファイナリストをある程度絞った上で、それぞれの候補を深く紹介しつつ読者投票にかけるのがセブンティーンといったところでしょうか。
相違点(2)
続いて相違点その2は、二次審査のスケジュールに関することです。
ニコラの場合、二次審査が7月上旬、最終審査が8月上旬ということで、両審査は完全に分離して実施されます。
対してミスSTの場合、ここが最大の特徴となるわけですが、二次審査と三次審査が同日にまとめて実施されるのです。
同日実施の理由
もともとニコラのオーデは一般応募限定であり、比較的時間が取りやすいとされるため、2日に分離して実施されます。
対してミスSTは、基本、近年のファイナリストはほぼ事務所に所属する人や芸能活動経験者で占められます。
すると、中島瑠菜さんが去年のオーデにつき「ドラマのお仕事の撮影中だった」と振り返っているように、夏休みには別のお仕事が入っている人も多く、特定の2日間、拘束するのが難しいため、1日にまとめているようです。
意外と残酷!?
ちなみに、セブンティーンの二次審査と三次審査は、当然ながらそれぞれの段階で別個に合否が出ることになります。
いま受けた二次審査(グループ面接)の結果が、その場で出る。通過した人しか三次審査(カメラテスト)に進めない。
たとえば午前中に二次審査を受け、午後に三次審査を受ける場合、もし、面接に通らなかったら、お昼で終了となってしまうのです。
悲喜こもごも
実際、2024年のファイナリストである入江日奈子さんは、インタビューで「前回(2023年)は、二次審査で落ちてしまったので」と言っているように、カメラテストに進めなかったことがわかります。
また、去年の合格者髙橋快空ちゃんは、「面接に通過して、同じグループだった希咲うみちゃんと一緒にカメラテストの会場に移動した」。
こんな感じで、とにかく悲喜こもごも。実は、意外と残酷だったりするのです。
まとめ
ということで、以上みてきたように、ニコラとセブンティーンのオーデは、書類審査から読者投票まで、大枠は一緒であるものの、中身はかなり違ったものであることがわかると思います。
今年は、すでに両方ともそれぞれファイナリストの発表を待つばかりとなっていますので、次の募集は来年の春。
どちらのオーデを受けようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。