爆弾発言
先月、主演映画『はるうらら』のPRで、星乃あんなちゃんが映画情報サイト「映画チャンネル」に登場。
ダブル主演の河村ここあさんとともに、インタビューに答えています。
その中で、あんなちゃんによるちょっとした爆弾発言があり、河村さんを驚かせました。
ぼっち告白
具体的には、インタビューの後半。《ご自身の中学生活はどんな感じでしたか?》の質問に対し、あんなちゃんの答えはこう。
《映画の撮影期間は現役中学生でしたが、それまで全く友達がいなかったので、遊んでなかったですね》
これを聞いた河村さんが《えっ、そうなの? 忙しかったからじゃないの? 全然そんな感じしない》と必死にフォローしてくれています。
話の続き
とはいえその後、さすがは3歳から芸能界にいるあんなちゃん。しっかり話のオチが考えられていて、こう続けます。
《撮影が終わった後、すぐに学校で積極的に話しかけてみたら友達もできて、結果的に楽しい卒業式を迎えることができました》
河村さんも安心して《友達いないとか言うからびっくりしたよ。良かった〜》。
大団円?
以上が、あんなちゃんの「ぼっち告白爆弾発言」の一連の流れとなります。
あんなちゃんも友達ができたようだし、河村さんの人柄の良さも伝わってきたし、よかったよかった、めでたしめでたし、といったところでしょうか。
※インタビューの全文はここから↓
ここで疑問
でもここで、あんなちゃんについてちょっと詳しいニコ読なら、すぐに去年のニコラ5月号に掲載された「ニコモ1時間インタビュー」が思い浮かぶはずです。
その記事の最後の部分、プライベートに関する質問で、あんなちゃんは自身の小学時代について、何と言っていたか。
《小学生のときは人間関係を気にしてなくて、まわりの空気も読まず、合わせず、ただただ自分のやりたいことだけをやってた》
その結果《卒業式の日、単独行動してたら、最後のクラス写真に私だけ入れてなくて》。
ぼっちエピ
要は、小学校の卒業式の日、最後にクラス全員で記念写真を撮ったとき、誰も呼びに来てくれなかった。
あんなちゃんが姿を消しても、誰ひとり探してくれる人はいないかった。
クラスのみんなと仲を深めることなく、お仕事を中心にしていたため、小学時代はそんな孤立した学校生活を送っていたというのです。
改心
しかし、さすがにこのままじゃまずいと思い直したあんなちゃんは《中学に入ったら、きちんとまわりを見ようって改めた》。
実際、《人間関係を大事にして、きちんとまわりを見るようにしたら、友達も増えて、中学校生活が豊かになった》んだそう。
※インタビューの全文はここから↓
大きな矛盾
ということで、はい、めでたしめでたし。なんですが、ここで「映画のインタビュー」と、「ニコラのインタビュー」との間にある大きな矛盾に気づくと思います。
前者は《中学時代は全く友達がいなかった⇒卒業式直前に友達ができた》
後者では《小学時代は孤立していた⇒中学時代は友達も増えて充実》。
果たして中学時代、卒業ギリギリになってようやく”ぼっち脱出”したのか、それとも、最初から友達が多かったのか。
ビジネスぼっち
そうすると、あんなちゃんはある程度ぼっちキャラを演じているのではないでしょうか。
そもそも、2つのインタビューに共通するのは、最初ぼっちだったものの、そのままでは終わらず、前者は《卒業式直前に》、後者は《中学入学と同時に》、それぞれ自分から心を開いて、結果、みんなと仲良くなれたというハッピーエンドストーリー。
芸歴が長いだけあって、インタビューを盛り上げるために用意している、いわゆる”鉄板の自虐ネタ”と言えそうです。
未来予想
なお、そんなあんなちゃんについて、うちのサイトでは、小4でニコプチのオーデに合格したときに、個別プロフィールを作成。
それこそ、プチの撮影の空き時間、百瀬夢奏さんと一緒に死体探しごっこをして遊んでいたころから見ていますが、つかみどころのないコであるのは相変わらず。
ということで、今から3年後。あんなちゃんが何らかのお仕事でインタビューを受けた際、自身の高校時代を振り返って、必ずこう答えるはずです。
《高校時代は友達がひとりもいなかった。でも、これじゃいけないと思い、卒業式の直前に心を開いたら、無事クラスのみんなと仲良くなることができました》