三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【イメモと役職】星乃あんなちゃんW就任で考える両者の役割分担

W就任

5月1日に発売されたニコラ6月号で、第8代《生徒会長》に星乃あんなちゃんが就任したことが発表されました。

一方、《イメモ》については一足早く、あんなちゃん&松尾そのまちゃんの継続が発表済みですので、これであんなちゃんのイメモ&役職ダブル就任が決定したことになります。

そこで以下、こうしたダブル就任のケースは、過去どれくらいあるのか。歴代生徒会長の兼任状況について見ていきます。


イメモの位置づけ

まずは、ニコ読やニコモにとって、それぞれの役割りがどういった意味を持つのか、《生徒会長》と《イメモ》の位置づけから確認します。

ひとことで言うと、ニコラの実質的なトップとされるのが《イメモ》で、形式上のトップが《生徒会長》といったところ。

イメモになると、ニコラとは独立したお仕事として、来店イベントやポスター&カタログ撮影、ブランドのWEBサイトでのPR等、対外的な活動が多く入ってきます。

会長の位置づけ

一方、生徒会長はあくまでニコラ内部のお話。ニコモのまとめ役として、学級委員のような役割りをこなすことになります。

この点、ニコ読に対しては認知度は上がりますが、イメモと異なり対外的にアピールできる場はほぼナシ。

お給料の面で見ても、イメモは当然ギャラが発生するのに対し、会長には「生徒会長手当」がつくわけでもありません。

ニコモの現状

要は、生徒会長というのはやりがいはあるものの、得られるものは少なく、見ようによっては損な役回りともいえます。

だからこそ、近藤藍月ちゃんにようにハッキリと辞退したり、高比良由菜ちゃんのように「自分には向いていない」と暗に辞退をほのめかすコが続出。

「イメモになりたい!」と、ニコモのほぼ全員がイメモ就任を最終的な目標に掲げるのに対し、生徒会長をホンキで目指すコは少なくなっているのが現状です。

ニコラ愛

そんな中、たとえば有坂心花ちゃんは、小3から読んでいる大好きなニコラの生徒会長になることをずっと夢見ていたし、関谷瑠紀ちゃんもそう。

あんなちゃんだって、去年の体育祭のリーダー決めの際、「来年はゼッタイ会長になりたい!」と宣言していました。

こうして今や、生徒会長は、ニコラ愛の強いコが就任するリーダー役

対してイメモは、将来的に芸能界で活躍するための登竜門といった風に分業されるようになったわけです。

一覧の見方

ということで、イメモと会長の役割分担が整理できたこところで、具体的に過去の就任状況を見ていきましょう。

以下の「歴代ニコラ生徒会長×イメモ一覧」は、初代会長川床明日香さんの2018年度から2025年度まで、各年度の《会長》と《レピピイメモ》をまとめたのもです。

なお、《副会長》については去年廃止されたように、元々たいした仕事も意味もない役職であったため省略しています。

歴代イメモ×生徒会長



兼任パターン

この通り、形式上のトップである《生徒会長》と、実質ナンバーワンの《イメモ》を兼任したのは4人。

2019年度の黒坂莉那さんに、2020年度の若林真帆さん。

さらには、2023年度の髙橋快空ちゃん。そして今回のあんなちゃんとなります。

分業パターン

一方、会長とイメモが割れたケースといえば、最も分かりやすいのが2021年度と2022年度の場合。

前者は林芽亜里ちゃん、後者は由菜ちゃんがそれぞれ1番人気であったものの、2人に共通するのが《おとなしくて控え目》で《グイグイ引っ張るタイプではない》。

そこで生徒会長には、芽亜里ちゃんに代わって阿部ここはちゃん、由菜ちゃんに代わって瑠紀ちゃんが選出されたというわけです。

2017年度以前

ちなみに一覧からは抜けていますが、もっと昔にさかのぼると、より分かりやすいケースが3つ集中。

2017年度の清原果耶さん、2016年度の久間田琳加さん、2015年度の永野芽郁さんは、いずれもが《生徒会長》に相当する《部長》になれなかったものの、全員《レピピイメモ》に就任。

まさにイメモこそが芸能界の登竜門であることが分かると思います。


名実一致

ともかく今年は、こうして6代目会長の快空ちゃん以来、2年ぶりに《形式上のトップ》と《実質トップ》が、あんなちゃんで一致した。

ということで、名実ともにあんなちゃんが正真正銘ニコラのトップモデル位置付けられたことになります。

となると、待たれるのは、過去の生徒会長が全員やっているピン表紙ではないでしょうか。

イメモ無しだったため卒業ギリギリになった心花ちゃんと異なり、あんなちゃんにはごく近いうちに、ピン表紙の機会が巡って来そうです。