三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【本音と建前】ニコラ生徒会長をニコプチ進級組が独占できる理由

進級予想2025

毎年恒例、その年のニコプチ卒業生によるニコラ進級が誰になるのか、発表される時期が迫ってきました。

具体的な時期は、4月1日発売の《ニコラ5月号》か、同月22日発売の《ニコプチ6月号》ということで、いずれにせよ、今から1カ月以内に判明することになります。

そこで今日は、そもそもニコラ編集部が進級組にどんな役割を期待しているのかについて整理しておきます。


進級組の役割り

一般的に言われているのは3点。第1に、ニコプチ読者や自身のファンを、そのままニコラに連れて来ること(誘導)

第2に、進級できるのはニコプチのトップモデル限定ということで、すぐにファッションページ等で起用できること(即戦力)

そして第3に、オーデ同期や一般応募同士で仲良しグループ的な雰囲気になりがちなところへ、新しい風・プロ意識を持ち込むこと(ライバルとしての存在)があげられます。

1.ニコプチ読者の【誘導】
2.経験を生かした【即戦力】
3.オーデ組への刺激【ライバル】


ライバルとしての存在

実際、たとえばニコラの連載「ニコはじ」の中で、進級組がやってきたことに対し、伊藤沙音ちゃんは《仲間が増えてうれしい反面、不安が無いといえばうそになる》。

同様に、榎本月海ちゃんも、はなたばの加入につき、《2人には勝てないかもと弱気になった時もあった》。

多くのオーデ組が共通して、進級組に対し同学年が増えてうれしい反面、危機感を抱いていることが分かります。

ウラの意味

しかしここに、あまり表立っては言われていませんが、実はもう1つ進級組に期待されていることがあったりします。

それが何かといえば、各学年でリーダーとしての役割りです。

言ってしまえば、すでに進級する瞬間から、将来的にニコラ生徒会長への就任が期待されているというわけです。

一覧の見方

論より証拠。以下にまとめた、過去5年分の「ニコラ生徒会長リスト」を見て下さい。

これは、2021年度の阿部ここはちゃんから、2024年度の有坂心花ちゃんに、次期会長確定とされるあんなちゃんも加えた、直近5年分の歴代生徒会長を一覧にまとめたものです。

出自欄は、ニコモになった経緯が「オーディション」か「ニコプチ進級」かの区分です。

歴代ニコラ生徒会長



少数派の進級が会長独占

この通り、《10年に1人の逸材》とされる髙橋快空ちゃんこそ例外として、残る4人の会長は、全てニコプチからの進級組で占められいることが分かります。

そもそも、各世代の人数は《7人~10人》。そのうち、進級は《2人~3人》しかいないわけで、圧倒的に少数派の進級組が、こうして毎年のようにトップを独占している。

まさに《生徒会長就任を前提に採用している》のは明らかですが、そこには以下の理由が有ります。


仕切れない

現在のニコモオーディションの合格は《中学生》に限られていて、2022年の白尾留菜ちゃんを最後に、2023年&2024年と2年連続で《小学生》による合格はゼロとなっています。

すると、一般応募の場合、確実に中1や中2で初めて芸能活動を開始することになります。

そんな芸歴2年や3年足らずのコが、それこそ3歳や4歳から芸能活動をやっている星乃あんなちゃんだの稲垣来泉ちゃんだのを仕切れるわけがない。

林芽亜里ちゃんや関谷瑠紀ちゃんのように、プチモオーデに小4や小5で受かり、モデル歴が倍近くある進級組に対し、そのコの上に立ってうまくまとめられるわけがない。

まとめ

そこで、プチでモデル経験があり、即戦力のエース級を、進級で引っ張って来て、生徒会長含みで進級採用するというわけです。

そう考えると、今年の進級候補も、おおよそのところが見えて来るのではないしょうか。

ということで、次回の「進級予想2025結論編」では、単に《表紙回数の多寡》からだけでなく、《将来的に生徒会長になりうる存在》《プチのリーダー的なコ》といった面から、ちょっと意外なコの進級を予想してみます。