三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【28期オーデ】読者投票のマイナス面

1,000到達

今日2日、28期オーデ出身の新モ大月美空ちゃんのインスタのフォロワーが1,000を超えました。

先週は、美空ちゃんと同期である佐々木花奈ちゃんも1,000を超えたわけですが、では、このスピードは速いのか、それとも遅いのか。

《読者投票》《ファイナリスト制》をキーワードに、過去の新モのケースと比較してみます。


要した期間

改めて確認すると、美空ちゃん&花奈ちゃんがインスタを開設したのが、ファイナリストとして発表された8月30日。

そこから、11月1日の新モおひろめを経て、1,000に到達したのは、美空ちゃんが12月の終わりで、美空ちゃんが年明け直後。

両者ほぼ同時と考えると、かかった期間は正味《4カ月》、合格おひろめから《2ヵ月》となります。

過去のケース

では、過去の新モはどうだったか。美空ちゃんたち同様、一般応募で、かつ、合格後にインスタを始めたケースを見ていきます。

すると、例えば27期の一般応募である十文字陽菜ちゃんの場合、12月1日開設で年明け1月4日に1,000到達で《35日》。

同様に、26期の白尾留菜ちゃん&青山姫乃ちゃんは、下の一覧の通り、それぞれ《30日》《41日》となっています。

フォロワー1,000到達まで

名前 開設 ⇒ 千 要した日数
26期 白尾留菜
青山姫乃
04/06⇒05/05
11/25⇒01/04
30日
41日
27期 十文字陽菜 12/01⇒01/04 35日
28期 大月美空
佐々木花奈
08/30⇒01/02
08/30⇒12/28
126日(63日)
121日(58日)


遅い!

ということで、26期、27期と比べ、今期は明らかに遅い。遅すぎる。時間がかかり過ぎている。

百歩譲って、11月1日の「合格おひろめ」を起点としてみても、上記一覧のカッコ内にある通り、花奈ちゃんが《58日》、美空ちゃんが《63日》で、やっぱり遅い。

具体的には、例年と比べ開設日を起点とすると4倍も、おひろめ日を起点としても2倍ほど、1,000に到達するまでの期間が長くなっているのです。

原因は?

それにしても、なぜ今年に限って、フォロワーの増加速度が、これほどまでに一気に遅くなってしまったのでしょうか。

するとそこには、ハッキリとした原因が有ります。

それが何かといえば、今年のオーデからファイナリストが公表され、そのコたちを対象に読者投票が実施されるようになったことです。

プラス面

おとといの「読者投票は成功だった?」で書いた通り、読者投票導入のプラス面として《ニコラオーデの注目度が俄然高まった》ことがあげられます。

しかしその一方、マイナス面として《合格者個々人の注目度が低くなってしまった》のです。

こう聞くと一見、矛盾しているように思えるかもしれませんが、そこは新設された読者モデル「ニコラガールズ」の存在によります。


注目度の分散

つまり、本来であれば新モである合格者4人に対し、注目が一手に集まるべきであるところ、落選ファイナリスト13人を読モとして救済したことで、読者からの注目度が分散することになったのです。

この点、ニコラ同様、ファイナリストを対象に読者投票を行うセブンティーンですが、ニコラと根本的に異なるのが、落選者は完全に切られるということ。

たとえファイナリストに残っても、落ちたら最後。読者の前から姿を消すことになり、そのため、それぞれの落選者に投票した人も、あきらめがつくわけです。

読モ救済

ところがニコラの場合、ニコラガールズとして、ファイナリスト落選者を救済した。

すると、落選者に投票した読者は、当然ながらそのまま希望を持ち続け、推し続けることになります。

それこそ、きのうの畑中里菜ちゃんの例を出すまでも無く、「ニコガになってくれた」「来年こそ合格してほしい」「ずっと応援を続けよう」。


推し変しない

こうして、少なくとも《合格者以外に投票した人》の中には、いくら新ニコモだからといって、すんなり合格者へと”推し変”する人は、少ないのではないでしょうか。

また、たとえ投票に参加しなかった人や、ファイナリストの中に特にこれといった推しがいない人であっても、一気に17人の新顔が入ってくれば、相対的に新モ4人のインパクトが薄まってしまうのも、仕方のないことなのかもしれません。

まとめ

だからこそ、最初に見てきたように、新モちゃんのインスタのフォロワー数の増加が、今年になって急激に鈍化したわけです。

ということで、今年から導入された《読者投票》についてまとめると、ニコラ全体としては、オーデの注目度が高まり成功だった。

しかし反面、合格者にとっては注目度が分散してしまい、読者への浸透が遅れるというマイナス面もあったといえそうです。