沖縄出身
9月23日発行のスポーツ紙『スポニチ』の芸能面に、崎浜梨瑚ちゃんの取材記事が掲載されました。
しかし、ちょっと詳しいニコ読さんなら、一読して「そりゃ違うよ!」とツッコミが入る箇所が複数。
そこで、以下の記事を読んでみて、具体的にどの部分がどう間違っているのか誤りを指摘してみて下さい。
解答
ニコラで今春から活躍する崎浜梨瑚は、新垣結衣以来19年ぶりに同誌で誕生した沖縄出身モデルだ
たしかに梨瑚ちゃんは沖縄出身ではありますが、「新垣結衣さん以来」というのが明らかな間違いとなります。
なぜなら、2007年にニコラ入りした二階堂ふみさんの存在を忘れているからです。
二階堂さんのニコモ時代
現在は女優として活躍する二階堂さんですが、ニコモとしての世代は、初代のレピピイメモ川口春奈さんや、初代の進級伊藤夏帆さんらと同学年。
当時のニコラネットには、ちゃんとこうして二階堂さんの「ニコモプロフィール」(愛称フミc)もありました。
存在が消去
それにしても、朝ドラ女優である二階堂さんほどの元ニコモが、なぜこうやって「なかったこと」にされるのか。
実は、こうしたパターンは意外に多かったりします。
コメントを依頼しない
共通するのが、「ニコラ創刊10周年記念号」や「15周年記念号」「20周年記念号」といった区切りの号に必ず掲載される、有名OGからのお祝いコメントを依頼されない点です。
記念号においては、新垣さんや川口さんはじめ、 永野芽郁さん、清原果耶さん、藤田ニコルさんといった、芸能界で活躍する元ニコモかメッセージを寄せるのが恒例。
ですが、これら大物卒モと同等以上の活躍・知名度を誇る二階堂さんや、のんさんからのメッセージが、誌面に掲載されることはほぼ皆無だったりします。
スポニチ記事の謎
理由としては、「高2の5月号を待たず、半ば強引に途中卒業した」「卒業後に事務所とトラブルになった」といったものがあげられるようですが、それはともかくニコモであったことは間違いのない事実です。
この点、記念号にお祝いメッセージを依頼する、しないは編集部の自由ですが、さすがに今回の記事のように「データ的に存在を消す」というのは、あってはならないこと。
それにしても、Wikipediaの「二階堂さんのページ」でも「ニコラのページ」でも(うちのサイトでも)、確認すればすぐにわかることなのに、なぜ今回のスポニチの記事で二階堂さんが抜けたのか、謎は深まるばかりです。
⇒二階堂さん途中卒業について
⇒のんさんOGメッセージ依頼中止
タブー解除?
ちなみに、ニコラ誌面において、最近ではようやく変化がみられるようになってきました。
2022年8月号の創刊25周年記念では、コメントこそ寄せませんでしたが、特集ページにある「歴代ニコモOG一覧」の小さい丸囲み写真の中に、二階堂さん&のんさんの顔写真が入っていたのです。
さすがに卒業から10年以上経ち、編集長も代わっていく中で、ある種のタブーが解除されつつあるのかもしれません。