一票の価値
先週「ひとり3票投票できる」で書いた通り、読者投票に参加する方法は3つ用意されています。
では、【読者アンケート】【WEB投票】【LINE投票】それぞれの価値は全く一緒で、同じ1票として扱われるのでしょうか。
今日は、ファイナリストの発言から見える”1票の重さ”について考えます。
投票呼びかけ
「推しを探すためのSNSリンク集」で一覧にまとめたように、ファイナリスト18人のうち、すでに個人でインスタをやっている人は10人います。
そして、数人を除きそのほとんどが、判で押したように固定投稿やストーリーズで、自身への投票呼びかけを行っています。
気になる文面
もちろん文言も共通で、「投票お願いします!」「いいねボタンお願いします!」といったもの。
ところがそんな定型文の中にあって、ちょっと気になる書きっぷりに目が留まった人もいるのではないでしょうか。
それが、大畠莉音さんと紺野梨衣花さんによる、以下の文面です。
引用
「ニコラ紙面アンケート投票がとっても大切なので、ご協力よろしくお願いいたします」(大畠) 「ニコラ紙面アンケート投票がとても重要なので、そちらもご協力お願いします」(紺野)
別格の重み
文面がほぼ一緒で、かつ、「誌面(正)」を「紙面(誤)」と表記している点まで一緒。
こうなると、読者投票に関する詳しいルールが、編集部からファイナリスト全員に紙で配布されているのかもしれません。
とにかく、WEB投票やLINE投票より、読者アンケートによる郵送投票が別格の重みを持って扱われることは間違いなさそうです。
WEB投票の信用度
でも、ちょっと考えると分かりますが、ある意味これは当然のことではないでしょうか。
そもそも、誰が投票しているか分からない、言い換えれば、誰でも投票でき得るWEB投票の信用度は、あまり高くありません。
ニコラの投票では明示されていませんが、おそらくミスSTと同様に「一端末1票」となっているはずで、要するに、家族や友達の携帯を借りることで、誰もが複数投票できる。
また、偶然ネットで見つけたという、ニコラを買ったことも読んだこともない、全く無関係の人だって投票できる。
WEB投票の不平等
さらには、「フォロワーの多寡による不平等」でまとめた通り、ファイナリストのインスタのフォロワー数はといえば、下は【150】から、上は【46,000】までピンキリです。
そんな状態で、それぞれが一斉に投票の呼びかけを行ったら、そりゃフォロワーが多いコが圧倒的に有利なのは明らかです。
ダミー説
だからこそ、WEBによる投票は、あくまで読者投票企画を盛り上げるための手段に過ぎず、実際は参考程度にしか考慮されないのではないかと考えられるのです。
となると、重視されるのはLINEとアンケート用紙による投票です。
前者は、個人情報を登録して入会する、ニコラ・ニコプチ読者限定の「ガールズラボ」会員だけが投票できる。
超アナログ
後者は、まずニコラ10月号をお金を出して買って、手書きで読者アンケートを記入し、さらには、郵便局で切手を買って、それを貼った封筒に入れて、郵便ポストに投函する。
一連の超アナログな、超めんどくさい過程を経て、はじめて投票できるというわけです。
投票方法別の軽重
この点、LINE投票&郵送投票の両方に共通するのは、それがほぼ間違いなくニコラ読者によるものであるということ。
であれば、どこの誰とも知れないWEB投票なんかより、身元がしっかりバレている投票こそ、本来の読者投票の趣旨であり、それが重視されるのは当然です。
かつ、奇しくもファイナリストの2人が「重要です」と書いているように、より金と手間のかかるアンケート投票こそが最大限に重視される。
図で表すと
以上まとめると、3つの投票方法によるそれぞれの1票の重み、軽重はこんな感じになりそうです。
結論
換算率にして、WEB投票を【1】とすると、LINE投票が【5~10倍】。
「重要です」の書きっぷりから見るに、アンケート投票は【10~100倍】といったところでしょうか。
ということで、今日の結論としては見つけた”推し”をホンキで応援する気があるなら、とにかく読者アンケート用紙に書いて投票する。これに尽きます。
投票のススメ
なお、アンケート用紙による投票は【18日必着】ですので、締め切りまで、まだ1週間以上あります。
ただし、土日を挟むことになるので、できれば13日(金)までに投函すると安心です。
普段、読者アンケートを出さないという人も、自身の1票が相当の重みを持つということで、 この機会にアンケートを出して、推しを応援してみてはいかがでしょうか。