#2 子役編
ファイナリストすら発表されていない段階で、早くも28期ニコモオーデの合格者を予想する連載の本編です。
例によってミスSTの予想と同様、「他誌モデル」「リベンジ」「アイドル」「子役」などなど、カテゴリ別に検討していきます。
連載第2回の今日は【子役編】。以下、27期の梨里花ちゃんのような存在を探していきましょう。
カテゴリ分類とは?
本題に入る前に、まずはカテゴリ分類の復習からはじめます。
先月更新した【準備編】において、ニコラのオーデに合格する主なタイプを、「他誌卒モ」「ブランド系イメモ」「子役出身」「オーデ荒らし」「事務所新人」の5つに区分しました。
まだ読んでいないという人は、以下のリンクからざっと目を通しておいてください。
空前の子役ブーム
ここから本題。最近のニコラは、子役出身の女優系が重宝される傾向にあります。
23期オーデ(2019年加入)の近藤結良ちゃんにはじまり、翌2020年には「非公開オーデ」によって凛美ちゃんが採用。
さらに27期オーデ(2023年加入)で梨里花ちゃんが合格すると、今年は非公開オーデで稲垣来泉ちゃんが加入。
いずれも、子役として小学低学年から芸能界で活躍。ドラマ出演や映画出演の実績を引っ提げ、ニコモとしてデビューしています。
採用するメリット
そんな子役出身といえば、来泉ちゃんに代表されるように、すでに知名度抜群で固定ファンも多い。
礼儀や立ち居振る舞い、お仕事に対する意識がちゃんとしていて、同学年や後輩たちのお手本にもなる。
さらには、なんといっても将来的に女優として大物になる確率が高い。
この点、もしもニコラ卒業後、例えば新垣結衣さんや川口春奈さんのように大物女優になった場合、編集部としては「このコ、実はニコモ出身なんです!」「ニコラが発掘しました!」と世間に大々的にアピールできるのです。
積極的に採用
こうして、子役出身を獲得すると様々なメリットがあることから、とくにここ最近、積極的に採用されるようになっています。
であれば当然、事務所所属者にオーデが解放されてから3年目となる今年の28期でも、子役出身から必ずや合格者が出るはず。
そこで以下、数多いる子役出身の中から誰が該当するのか、「活動実績」「所属事務所」「モデル志望」といった観点から、具体的に予想していきます。
実績は?
実績面は、ちょうど現在公開中の映画『化け猫あんずちゃん』に、ヒロイン「かりんちゃん」役で声優として出演。
また、今年1月からは「アルジー2024春夏イメージモデル」に就任しました。
そんなアルジーのイメモといえば、先代の「2023春夏/秋冬」が松尾そのまちゃんであったことは言うまでもありません。
希愛さんは、そのまちゃんの跡を継いでのイメモ就任というわけです。
ドラマ
さらには、去年の6月から放送されたドラマ「もう一度パパと呼ばれる日」にも出演しています。
”もうパパ”といえば梨里花ちゃんの出世作ということで、実は梨里花ちゃんと共演経験があったりします。
その他にも、映画は2作、ドラマは7作に出演していて、実績的には申し分ありません。
事務所は?
では、所属するテアトルアカデミーについては、どうでしょう。
すると、同事務はそれこそ2000年代から、実に20年以上に渡って、ニコラに広告を出しているお得意様であり、今月号でも1番最後のページ(裏表紙の裏)に、新人募集の広告が入っています。
加えて、去年の27期オーデにおいては、同事務所から鎌田英怜奈さんがファイナリストに残ったように、編集部との”繋がり”も文句ナシといえます。
モデル志望は?
あとは本人の意識ですが、アルジーのイメモに応募したという事実から、モデル業に対する”やる気”は十分。
現在、身長150cmちょっとということで、セブンティーンをはじめとする他誌の専属モデルというより、ニコラ向きであることは間違いありません。
ということで以上みてきた通り、五藤さんこそほぼ完璧に今回の合格パターンに当てはまるのではないでしょうか。
結論
「同学年(中2)に来泉ちゃんがいて、梨里花ちゃんがいて、それでもあえて3人目の子役を取るの?」といった疑問の声が上がったとしても、そこは馬場編集長が”子役好き”なんだから仕方ない。
読者の想定の斜め上を行くのが、現編集長なのです。
よって、うちのサイトとしての子役編の結論は【五藤希愛】さんの1点予想としてみます。