三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

【ダブル近藤】ユニットとして成立した理由

同姓ユニット

ニコラ2月号の表紙にも登場したことで、一気に注目を集める近藤藍月ちゃんと近藤結良ちゃんによるユニット「W近藤」。

ニコラでは極めて珍しい、この同姓ユニットが成立したのは、同い年である上、お互い共通点が多く、実際に仲良しといった条件がキレイに揃ったためとされます。

では過去、現役ニコモの名字が被ったケースはどれくらいあり、それは結果としてユニット結成に至ったのか。すべてのパターンを検証します。


林被り

最も新しいところでは、名字が「林」で被った現役の林美央子ちゃんと、2022年の卒モ林芽亜里ちゃんのケースです。

ですが、ユニットとしては不成立。理由は、すでに芽亜里ちゃんが阿部ここはちゃんと「めあここ」を組んでいたうえ、芽亜里ちゃんが中3のとき小6の美央子ちゃんが入ってきたということで、その年齢差が原因です。

小林被り

その前に名字が被ったのが、2020年度の副会長小林花南ちゃんと、2013年オーデに小6で合格した小林恵月さんが1年間。

さらには、その恵月さんと、ニコラ史上トップクラスの高レベルオーデとされる15期出身の小林玲美さんも1年間、それぞれ現役時代が被ります。

こちらも、花南ちゃんと恵月さんが3学年、恵月さんと玲美さんも3学年離れていている点、やっぱりこれだけ年の差があると、ユニットどころではなかったわけです。

田中被り

では、2014年の卒モである田中若葉さんと田中日奈子さんはどうか。

2人は、1997年生まれということで同学年。いかにもユニット成立もアリのように思えますが果たして?

実は、若葉さんと日奈子さんとは、同い年でありながらオーデの期が2期も離れていたりします。

W田中も不成立

つまり、若葉さんが小5で合格、日奈子さんが中1で合格したため、両者がニコモになるまで2年ものズレがありました。

で、その間。先にニコモになっていた若葉さんは、同学年である藤田ニコルさんと、すでに「カニ」というユニットを組んでしまっており、後発の日奈子さんが入り込む余地は無かったのです。

その他のケース

その他、山本舞香さんと山本優奏さん。さらに、池田エライザさんと池田琴弥さん。

そして、伊藤沙耶さんと伊藤夏帆といったところも、わずかながら現役時代が被っていますが、いずれもユニットとして成立せず。

とくに創刊初期から2000年台あたりまで、ニコラにユニットという概念自体がなかったことも、1つの大きな要因と考えられそうです。

不成立の理由

以上まとめると、過去の同姓コンビが、ユニットとして成立しなかったのは、以下の理由によります。

1)年齢が離れすぎていてユニットとして成立しようがない
2)すでに片方がユニットを組んでいた
3)2000年代はそもそもユニットという概念が無かった


たまたまの賜物

こうして見ると、W近藤がニコラ史上で初となる同姓ユニットとなったのは、まさに偶然の賜物といえそう。

たまたま同い年で、たまたま同時代にニコモになり、たまたま気があって仲良くなった。

その上で、たまたま上手い具合にユニットが成立したため、そこに編集部も食いつき、”ネタ”として意味も含め積極的にクローズアップされるようになったというわけです。