進級が分かる
ニコラに進級するためには、中1時にニコプチ12月号の表紙に出ていることが必要。
これを逆から見ると、進級は前年12月号の表紙に出たプチモの中から選ばれる。
きょうは、そんな「12月号の表紙から翌年のニコラ行きが分かる法則」について検証します。
一覧の見方
まずは、以下に示す「ニコプチ12月号の表紙モデル一覧」を見て下さい。
これは、2018年から最新となる2022年まで、過去5年分の12月号の表紙モデルと、翌年のニコラ行きをまとめたものです。
パッと見ただけで、ニコ読ならよく知っている名前が並んでいることが分かると思います。
各年12月号表紙モデル一覧
完全対応
この通り。何よりすごいのが12月号の表紙モデルは、ほぼ完全に翌年のニコラ行きに対応しているということです。
進級候補が混戦のケース
と、ここまでは完全にツートップが抜け出していて、すでに12月号時点で、翌年のニコラ進級が決まっていたケースです。
一方、その前となる2019年と、その前の前となる2018年については、トップモデルが団子状態で、まだ進級が確定していなかった状態。
そこで以下、より分かりやすい2018年の12月号のケースから見ていきます。
とりあえず4人で
結果として、めあここが進級する一方、進級できなかったあんきのも、後にミスセブンティーンに受かったように、高レベルでの争いであったことは明白。
プチ編集部としても、12月号の制作時点で翌年のニコラ進級候補を確定できず、「表紙はとりあえず全員出しとけ」ということで4人になったと想像できます。
るっちゃま優勢
そもそも、当時のプチではるきゆなというユニットは存在せず、読者の間で瑠紀ちゃんの相方といえば、オーデ同期の真亜弥ちゃん。
2人は編集部公認ユニットるっちゃまを組んでいたこともあり、ニコラ行きの有力候補と見られていました。
実際、12月号の表紙がるっちゃまであったことからも、当時の編集部の進級想定は、瑠紀ちゃん&真亜弥ちゃんであったことがうかがえます。
あいふぉんず結成
ところがこれに、2人から遅れること8カ月。プチコレを経てプチモデビューし、グングン人気を上げて来たのが由菜ちゃんだったのです。
結果、最終的に由菜ちゃんが真亜弥ちゃんを抜き去り、るきゆながニコラ進級となったわけですが、上の一覧からも分かる通り、12月号の表紙モデルが、セブンティーンを含む広義の”進級”から外れたのは、過去5年でこの1度だけ。
もっと言えば、表から切れている2017年(表紙:高田凛ピン)&2016年(表紙:安村真奈&黒坂莉那)も加えた過去7年間でみても、やっぱり真亜弥ちゃんの1度だけということになります。
情勢まで見える
要は、それくらい編集部は12月号の表紙モデルの選考に力を入れているということ。
これを見れば、翌年のニコラ行き最有力候補が分かるのはもちろん、とくに「2強で進級確定」なのか、それとも「混戦」なのか、情勢までがハッキリ見て取れるのです。
では、来年の進級候補である現中1世代の現状はどうなのでしょうか。先週発売されたばかりのニコプチ12月号の表紙を改めて確認します。
4人表紙=混戦
すると、表紙はどうだったかといえば、上の一覧にもある通り、星乃あんなちゃん、星名ハルハちゃん、白水ひよりちゃん、飯尾夢奏ちゃんの4人でした。
読者の間では「スターコンビで進級確定」という声が多いものの、編集部の認識はといえば、4人拮抗パターンだったのです。
まさに、2018年進級組の”めあここあんきの世代”と同じ4人表紙ということで、逆転の可能性も十分アリ。この中の誰が進級しても不思議ではないというわけです。
誰が来る?
そんなわけで、ちょっと前までの”星星確定”から情勢一変。ニコラ行きを巡る争いは、がぜん面白くなってきました。
いよいよこれから、ニコラ編集部で実施される進級面接もスタートするということで、候補たちにとっては年末にかけてが正念場。
この4人の中から、いったい誰がニコラにやって来るのか。読者の間での進級予想は、ますます盛り上がっていきそうです。