プロ解禁
今年のニコラモデルオーディションの最大の目玉といえば、事務所に所属している人も応募が可能となったこと。
これは過去24年、全25回実施されてきたオーデ史上において、もちろん初のこととなります。
では、今回の「プロ解放」は、来年以降もずっと続くのでしょうか? それとも今年だけ? 今日は、オーデの応募条件について考えます。
募集ルールより
1回限りか永遠か。まずは、ニコラ5月号の34ページにある募集要項を確認します。
するとそこには、「25周年スペシャル2」として、以下の通り記述があります。
今年のニコラモデルオーディションには
芸能事務所に所属している人も応募可能
限定的
ポイントは、「今年から」ではなく、あくまで「今年の」となっている点。
「今後はプロのコも応募が可能になります」というより、ニュアンスとしてはむしろ、とりあえず「今年だけ」といった限定な書き方です。これはどういうことか。
来年以降?
おそらくは、まだ来年以降については決定事項ではなく、今年のオーデの結果を見てから考えるのではないでしょうか。
今年、とくに事務所に所属するコからすごく良い素材が取れた場合、かつ、そのコがさっそく人気が出た場合、そりゃ来年以降も続けるしかない。
他方、プロ解放自体「一般のコが不利になる」「一般応募限定だったニコラの伝統が崩れる」といった感じで評判が悪く、実際、合格したコについても、思うように人気が出なかった場合、来年以降は中止する。
今年の結果次第
来年、応募を一般限定に戻す理由としては、「事務所に入ってるコも応募できたのは、25周年記念の特別ルールだったんですよ」とでも、何とでも言えるわけです。
要は、今後の展開次第、読者の評判次第、26期新モちゃんの評判次第。
よって、プロ解禁は今年1回限りか、それとも来年以降も継続か、編集部はまだ何も決めていないということです。
最後のチャンス?
であるなら、現在事務所に入っている人が、籍を置いたまま応募できる機会は、もしかしたら今年だけという可能性も十分あるわけで、これが最初で最後のチャンスとなるかもしれません。
そもそも、他誌モデル経験者であるプロや、現役アイドル、モデルレッスンを受けているセミプロの参戦で、オーデのレベルが上がれば、必然合格者のレベルも上がるということで、読者としては何ら文句はないところ。
ぜひ、事務所に入っている人で、ニコラやモデルのお仕事に興味のある人は、この機会を逃さず、積極的に応募してみて下さい。
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