三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

事務所オーデが出現する2条件

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35事務所オーデ

f:id:GYOPI:20220119023031p:plain:right:w115特定の事務所に所属する人を対象とした「事務所オーデ」による合格者が出た場合、1月号、2月号、4月号のどこかでデビューすることになります。(⇒参考:新モの加入時期

今年は、すでに1月号&2月号が過ぎてしまったため、新モちゃんのデビューがあるとしたら、残すは4月号のみ。

そこで今日は、次の次の号となるニコラ4月号にて、凛美ちゃん以来となる事務所オーデによる新モ加入の可能性を考えます。


f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35デビュー時期を再確認

本題に入る前に、改めて先週公開した「新モ加入パターン分類」で作成した初登場号年表を見て下さい。

これは、過去10年分、すべてのニコモにつき、それぞれがデビューした号をまとめたものです。

ここから冒頭に書いた通り、事務所オーデによる加入は1月号、2月号、そして4月号の3パターンのみであることが分かります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35新モ初登場号一覧

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f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35同学年に注目

では、なぜ今年に限って、数年に1度とされる事務所オーデによる加入があると考えられるのか。

その根拠を示す上で、まずは凛美ちゃんはじめ、それぞれ新加入があった際の同学年の状況を、個別のケースごとに確認します。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35同学年が弱いケース

たとえば2020年。凛美ちゃんの場合、当時中1で、1月号から加入します。そのときの同学年は、半年後に進級して来る”るきゆな”を除き、田中南ちゃんたちオーデ組の4人でした。

そんな現中3世代については、最も遅いデビューとなる進級組による役職&イメモ独占が、もはや現時点で確実視されているいうことで、要は、るきゆな加入前の06世代は学年として弱かったわけです。

そこで、進級が不発だった場合の保険として、ひと足先に事務所オーデで凛美ちゃんを獲得したと考えらます。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35同学年が少ないケース

続いて、より分かりやすいのが2015年の清原果耶さんのパターンです。

清原さんの場合、新中2の4月号でデビューするわけですが、この段階での同学年は、なんと中野あいみさんをはじめとするオーデ組3人だけだったという。

もちろん、世代人数としてニコラ史上最少。そこで、名門アミューズ主催の新人オーデ出身で、その将来性がある程度保証されていた清原さんを獲得することになります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35オーデ組完敗

さらに、清原さん加入から3カ月後。こんどは史上最強のプチモ卒業生とされる香音さんが進級。世代人数は5人で確定しました。

ともかく、こうした大型補強のかいもあって、結果的に最も遅いデビューの香音さんが部長に、2番目に遅い清原さんが副部長に就任することになります。

まあ、後発の外様に役職&イメモを独占されるあたり、01世代のオーデ組は、ただでさえ少人数だった上、レベルもそれほど高くなかったことが分かります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35事務所オーデ発動の2条件

ということで、以上の例から明らかなように、事務所オーデがやって来るときはパターンが決まっています。

整理すると、「同学年の人数が少ないこと(おおよそ5人以下)」「オーデ組のレベルが低いこと」の2条件が揃ったとき限定というわけです。

では、今年の事務所オーデ対象学年である、現中1世代はどうでしょうか?

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35当てはめ

まず、世代の人数ですが、最古参の吉岡優奈ちゃんから、新モで現状1番人気の吉本麗奈ちゃんまで全部で5人ほど。ギリギリ対象範囲です。

一方、世代のレベルですが、こちらはうちの「ニコモ人気投票」の途中経過を見てもらうと分かる通り、例年と比べ確実に落ちることになります。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35エース不在

本来、中1モの中心となっているべき優奈ちゃん&林美央子ちゃんの小学生デビュー組が伸び悩んでいる上、期待の新モ麗南ちゃんもまだまだイマイチ浸透しきれていない感じ。

この点、デビューして即、人気急上昇となった高橋快空ちゃんのような圧倒的存在、つまりは、将来のエース候補がいないのです。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35進級組のレベル

加えて、半年後にやって来るであろう進級モの立ち位置も不安です。

ここ数年は、去年の”あきあや”、おととしの”るきゆな”、さらにその前の”めあここ”といったように、小4や小5でプチモデビューし、すでにプチ時代にピン表紙を経験しているような、誰が見ても”進級確定級の大物”が控えていました。

ところが今年の候補はといえば、まだプチモデビューから1年という小6合格の小松崎ふたばちゃんが大本命とされているのです。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35格落ち

たしかに、ふたばちゃんは現状表紙4回、かつ、ピン表紙も経験済みということで、数字の上では進級ラインをクリアしてはいますが、どうしても進級を前提にゲタを履かせてもらっている感があるのも否めません。

実際、「実人気では、明らかに有坂心花ちゃんのほうが高い」という声も、とくに古参プチ読さんたちの中に多いというのもうなずけるところです。

よって、今年の進級として、ふたばちゃんが来ても、心花ちゃんが来ても、または両方だとしても、例年と比べ、格が1段落ちるといえるのです。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35将来性に不安

そんなわけで、人数的に見ても、進級組を含めてた世代レベル的にみても微妙といえる現中1世代。

もちろん、ふたばちゃんはじめ、麗南ちゃんや川原美杏ちゃんが急成長して、一気に化けることも十分あり得ますが、それでも現状から、ニコラ編集部がこの世代の将来を不安に思い、事務所オーデに保険を掛けたとしてもまったく不思議ではありません。

f:id:GYOPI:20210824033044p:plain:w35注目は次号予告

ということで、今年の場合4月号にて超久々となる事務所オーデ復活の可能性も十分アリといえそうです。

なお、もし4月号での新モ加入がある場合、ニコラ3月号の巻末「次号予告」ページに、「4月号から○○ちゃんがニコモになります!」的なお知らせが掲載されることになりますので、ぜひチェックしてみて下さい。