◆イメモ新設説
レピピ、ピンクラテ、ラブトキのイメモ三大ブランド体制がスタートした2014年から、6年半がたちました。
そろそろ、新しいブランドのイメモが追加されてもおかしくはありません。
そこで今日は、来年度からAND24LOVELY(アンラブ)のイメモが新設される可能性について検討します。
◆新設説の根拠
なぜ来年から、唐突に新たなイメモが設置される可能性があるといえるのか。その根拠は5つあります。
第1に、すでにアンラブが三大ブランドと同格の扱いとなっていること。
第2に、キービジュアルを、現エース格である林芽亜里ちゃんと深尾あむちゃんが担当していること。
第3に、12月号のレピピページ特大版に、中3を代表して阿部ここはちゃんが登場したこと。
第4に、現中3世代が全部で9人もいて、ポストが不足していること。
そして第5に、ラテが新設される直前の状況と、今の状況とが極めて似ていること。以下、それぞれ具体的に見ていきます。
◆根拠1)三大ブランドと同格
三大ブランドと同格であることを示す証拠として、今月号の目次(8ページ)を見て下さい。ここの1番下の段にある、特集ナンバー51~56までが、いわゆる「ブランドPRページ」となります。
順番に、アンラブ、ロートプリンセス、カナラテ、マホレピ、エリトキ、オロナイン。
このうち、ロートとオロナインはファッションブランドではないので除くと、まさに三大ブランド+アンラブということで、実質4ブランド体制になっていることが分かると思います。
◆読者アンケートでも
さらにいえば、1つ前の11月号の読者アンケート(80ページ)も、あわせて見て下さい。
ここの中央は、「3大ブランドイメージアンケート」として、レピピ、ラテ、ラブトキに関する質問項目が並んでいますが、なぜか最後の質問が「アンラブのイメージは?」となっています。
まさに、三大ブランドアンケートの中に、アンラブの質問が入っているということで、ここからも同格であることが見えてきます。
◆根拠2)キービジュアル
続いては、起用モデルについて。今でこそ、現役ニコモのツートップは、めあここですが、少なくとも今年のはじめ(アンラブ誕生時)において、明らかにトップは、めあむーちょでした。
公式なイメモではないにせよ、イキナリ何の実績もない新ブランドの広告塔(=キービジュアル)として、当時のツートップを差し出したのだから、ブランド側&編集部ともに、その力の入れようは、ただごとではありません。
もちろん、1年契約でそのまま終わりということではなく、将来的にはイメモへと格上げ込みでの採用であったと考えることも出来そうです。
◆根拠3)ココレピ
レピピのイメモとのすみ分けについて。去年が黒坂莉那ちゃん、今年が若林真帆ちゃんと、2年連続で生徒会長が配置されているように、レピピのイメモはトップモデルの指定席。
ところが、前々回の「レピピブック消失」でも書いた通り、今年の同ブックに相当するレピピページ拡大版に、中3代表として呼ばれたのは、芽亜里ちゃんではなくここはちゃんでした。
過去のパターンから行くと、ここはちゃんが次期レピピのイメモに就任する可能性が高くなったといえます。
◆アダストリアvs.GU
でも、なぜ圧倒的なトップである芽亜里ちゃんが、今回のレピピページに呼ばれなかったのでしょうか。
するとそこには、アダストリアとGUとの綱引きというか、すみ分けが透けて見えてくるところ。
ズバリ、現在キービジュアルを務めるアンラブの方に、すでに芽亜里ちゃんが内定済みだったからではないでしょうか。
◆根拠4)総勢9人
中3モの人数について。現中3世代は、リーダー格の広瀬まのかちゃんを筆頭に全部で9人。これは、今の高1世代(5G世代)が5人しかいないのと比べ、ほぼ2倍となります。
だったらもちろん、イメモや役職に就くための競争率も2倍というわけです。
そもそも、ポストの総数自体、イメモ3枠に、役職2枠。それぞれを兼任することが普通ですので、確実に同学年で5人以上が無役となってしまいます。
そこで、イメモを増設という手もアリ。GUにとっては本格的に参入できることになり、編集部にとってもポストからあぶれるコを減らせるわけで、まさに一石二鳥。有り得ない話ではないはずです。
◆根拠5)ラテイメモ新設時との類似
そして、極め付けとなるのが過去のイメモ新設パターンとの類似性についてのお話。
現在のニコラ三大ブランドのうちで、最も遅い時期(新しい時期)にイメモが設置されたのがピンクラテ。
では、そんなラテのイメモが新設されたときの状況はどうだったのかというと、実は驚くほど現在の状況と似通っているのです。
◆ラテだけ空白
ラテイメモ新設の前年、2013年当時のニコラは、現存するレピピにラテ、トキ。さらには、リンジィ、ポンポを加えた主要5ブランド体制でした。
そのうち、自前のイメモを擁していたのは、小山内花凜さんのレピピ、藤麻理亜さんのラブトキ、飯豊まりえさんのポンポ、田中若葉さんのリンジィの4つ。
ようは、同格5ブランドにあって、ラテだけがイメモ無しの空白地帯だったわけです。
◆初代に大物を迎える
その後、2014年になるとラテが満を持してイメモを新設。初代イメモに抜擢されたのは、最終的な表紙回数16回を誇り、2010年代のニコラを代表するトップモデル高嶋芙佳さんでした。
ラテとしては、いよいよ自前のイメモを持つということで、事前に入念に準備。こうして、初代イメモに超大物を引っ張ってきたわけです。
◆類似点
さてさて、なんだかラテ新設時の状況と、やたら現在の状況とが被っていませんか?
最初の「根拠1」で書いた通り、現状、実質4ブランド体制下において、アンラブのみがイメモ空白地帯。
そこへ、キービジュアルとして、現トップモデルである、めあむーちょが起用される。
まさにそっくり。深読みすれば、これはイメモ新設の準備段階。まずは、人気モデルを起用してブランドをPRし、一気に定着を図る。
そして1年後、いよいよ本格的にイメモに昇格させ、本格参入するというパターンと考えることができるわけです。
◆まとめ
ということで以上、アンラブのイメモ新設を裏付ける、5つの兆候を見てきたわけですが、少なくとも可能性が十分にあることは分かってもらえたと思います。
果たしてホントに、来年のニコラは三大ブランドから四大ブランドとなるのでしょうか。さらには、個々のイメモの配置はどうなるのでしょうか。
近いうちに、「イメモ予想アンケート投票」を実施したうえで、具体的な「イメモ配置予想」もやってみたいと思っています。