三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

学年別、いま受けるべき専属モデルオーディション

オーデ募集開始を前に

f:id:GYOPI:20170926033821p:plain:right30日に発売となるニコラ6月号には、第23回ニコラモデルオーディションの応募用紙がついてきます。

いよいよ今年も応募受付がスタートするということで、今日はニコラに、セブンティーン、ニコプチを加えた3誌のオーデについて、応募可能学年学年別合格実績を比較。

いまの自分の学年によって、どのオーデを受けるべきか。また、どのオーデが最も受かりやすいか整理してみます。


各誌の応募条件

まずは、応募条件から見ていきます。ニコラは、「身長150㎝以上で、応募時10~15歳(中3)の女の子」。上限のみ学年指定があります。

ニコプチは「身長140㎝以上で小学生の女の子」。学年指定がないため、身長140㎝以上なら、たとえ小1でも応募可能というわけです。

セブンティーンは「12~18歳までの女性(中1から高3)」 。年齢と学年がしっかり指定されています。以上3誌の応募条件を一覧表にしてみるとこんな感じ。

応募条件一覧

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ニコラ合格実績

応募が可能である学年が分かったところで、では実際に合格するのは、どの範囲になるのでしょうか。各誌別にみていきます。

すると、ニコラにおける最年少合格記録は小5。過去21年間、計22回のオーデが実施され、全106人の合格者が誕生した中で、小5合格というのは、なんと現役モ組橋星奈ちゃんはじめたった3人だけしかいません。

一方、最年長はというと、上限ギリギリの中3合格が1人いますがそれは18年も前のこと。以来、2人目は出ていないので、実質加藤咲希ちゃんはじめ17人の合格実績がある中2が最年長と考えられます。
⇒参考:ニコラオーデ実施データ

ニコプチの合格実績

対して、ニコプチはハッキリしていて、合格実績は小4、小5、小6の3学年だけとなっています。

そもそも、身長が140に達するのは、一般的にほとんどが小4になって以降。ごくまれに小3による応募もあるようですが、勝負になるのは小4からとなります。

また、3学年の中でも特に中心となるのが小5と小6。最年少である小4合格はといえば、今回ニコラ行きが決まった林芽亜里ちゃん&阿部ここはちゃんはじめ、過去7年、全7回のオーデでわずか5人だけ。

オーデ各回にて5人前後が合格するうち、その中に小4は1人いるかいないか程度の割合にとどまり、残りの枠は小5と小6で占められます。
⇒参考:ニコプチオーデ合格一覧

セブンティーンの合格実績

セブンティーンはどうか。応募条件から、当然に最年少は中1となるわけですが、オーデが現在の「ミスST」という形となった2001年以降、去年までの18年間を通じて、中1で受かったのは水原希子さんはじめ、わずか3人だけ。

中1だからといって、必ずしも受からないことは無いものの、去年のファイナリストとして、読者の間で合格確実とされていた土方エレナさんや花田姫佳さんも結果的に落選したように、相当難関といえそうです。

同様に、最年長となる高3合格も歴代3人だけ。しかもこちらは、2011年の新川優愛さんを最後に、7年連続でゼロとなっている点、中1以上に難しそうです。

よって、セブンティーンについては、とにかく中2から高2が基本。で、ごくたまに相当優秀なコに限って中1&高3でも受かることがあるといったところでしょうか。
⇒参考:ミスST完全データ

図解の見方

以上みてきた3誌のオーデについて、応募可能な学年(年齢)と、実際に合格実績のある学年をまとめて図にすると、こんな風になります。

それぞれのオーデにつき、上にある”誌名が入った帯”になっている部分が「応募可能学年」。下の”矢印で表した部分”が「合格実績のある学年」となります。

応募可能学年&合格実績学年

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解説

この通り、上の図からも明らかなように、ニコプチとセブンティーンは、それぞれ募集対象が「小学生」「中高生」と完全に分離していて、同時に応募することはできません。

で、その両者をつなぐ中間に位置するのが、「小中学生」を募集対象とするニコラというわけです。

また、合格実績で見ると、ニコラは小5&小6においてニコプチと被り、中2(まれに中1も)においてはセブンティーンと被ることになります。

受けるべきオーデ

ということで、学年別にどのオーディションを受けるべきか、まとめてみます。まずは単独応募のケースから。

あなたが現在小4ならニコプチ限定。中3以上ならセブンティーン限定。これ以外に選択肢はありません。

他方、あなたが現在小5、小6、中1、中2である場合は、一気に選択肢が広がることになります。

具体的には、小5・小6ならニコプチとニコラを併願。中1・中2なら、セブンティーンとニコラの併願となります。(ミスST2019の応募受付は終了しています)

受かるコは受かる

どうしてもモデルになりたい、芸能デビューしたいと思うなら、そのチャンスは多ければ多い方がいいのは、いうまでもありません。

そもそも、オーデ21期の初表紙1番乗りで、中2世代のトップを独走する広瀬まのかちゃんは、いとこからニコラを紹介された矢先、ニコ読歴わずか1カ月のときに応募して、みごと一発合格しています。

また、現役ニコモ1番人気の白井杏奈ちゃんにいたっては、もともとニコ読ではなく、小6時、たまたま友達に誘われて気軽に応募しただけ。

ニコラ愛が深いとか、ニコ読歴が長いとかいった「思い入れ」「熱意」は関係なく、受かるコは受かる。ニコラ愛は、ニコモになってから深めていけばいいのです。

応募のすすめ

そういうわけですので、どうしてもニコモになりたい「ニコラ専願」という人はもちろん、すでにセブンティーンに応募して、いま1次の結果発表待ちという人も、さらには、夏にスタートするニコプチこそが本命という人も、上記の学年に当てはまる場合、若林真帆ちゃん的に「腕試し」として、この際ニコラのオーデに挑戦してみてもいいかもしれません。

なお、今日の続編として、これら3誌のオーデに関する「応募総数&合格者数(合格率)比較」「合格者に占めるプロダクション所属割合からみる受かりやすさ比較」も連休中に書きたいと思います。