三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

今すぐできる!TNMが一発で公平になる方法

TNM改革案

f:id:GYOPI:20181211015906p:plain:right先週、白井杏奈ちゃんをテーマに、TNMの投票が、ニコ読全体の声を反映していないことについて書きました。(⇒参考:アンナちゃん圏外の衝撃

その中で、ステージ1においては、ニコ読のわずか1%に当たる1600人しか投票に参加できなかった事実をあげ、結論として投票率アップの対策が必要であることに行きついたわけです。

しかし今回。いまさらルールをごちゃごちゃいじり、ムリヤリ投票者を増やすよりも、はるかに手っ取り早く、より多くの読者の声をすくい上げる方法を、いつもうちの日記を見ている人から教えてもらったので、ちょっと紹介してみたいと思います。


問題の根っこ

そもそもTNMが不公正であるといえる根本的な問題は、ニコ読が投票するより前に、編集部が勝手にニコモを評価し、ランキングを付けてしまっていることにあります。

実際、ステージ1においては、最高評価Aを獲得した黒坂莉那ちゃん&広瀬まのかちゃんがそのまま1位2位を独占。さらに、続くB評価を獲得した4人も、こぞって9位までに入賞しており、明らかに読者投票が編集部評価に影響されてしまった現状が浮かび上がってきました。

主催者が事前に格付け

ここでちょっと、自分の学校のことを考えてみて下さい。たとえば、学級委員の選挙。もしくは児童会長、生徒会長の選挙です。

立候補したそれぞれの候補者について、投票が行われる前に、担任の先生や校長先生、選挙管理委員会が「黒坂さんはA」「町田さんはB」といった具合に評価を付けたらどうでしょう。

次は、アイドルの人気投票を考えて見て下さい。投票に先立ち、ファンがSNSで"推し"を応援するのは自由ですが、主催者である運営が勝手に「広瀬ちゃんはビジュアルA」だの「高田ちゃんは歌唱力A」だの格付けしてしまったらどうでしょう。

こんなことをしたら、とても公正な投票になりえないのは、誰が考えても分かることですが、それをなんとTNMにおいて、ニコラ編集部は平然と誌面で行ってしまっているのです。

これで解決!

前回の結論としては、そんな編集部が不正ギリギリで行使する影響力・誘導を少しでも打ち消すため、できるだけ多くの読者が投票に参加すること。

そして、そのためには投票率のアップの対策が必要であることに行きついたわけですが、実はもっともっと簡単な方法があるとアドバイスをもらいました。

それは何かというと、もう単純明快。諸悪の根源である編集部の誘導をやめさせればいいというものです。

では、具体的にどうやったらいいのでしょうか。アドバイスを参考に、以下、今からすぐにできるTNM改革案を考えてみました。

押しつけ評価の廃止

結論としては、投票する前の読者に対し、とにかく下手に先入観を与えることは絶対にやめること。

だいたい、編集部による各モの評価「A」「B」「C」「D」なんて、すぐ他人に影響される人はうのみにして操り人形のように投票するだけだし、自分の頭で考えることのできる人にとってはうるさいだけ。

もちろん、ステージ2から新設された「このコが1番がんばってました!」「みんなでこのコに投票しましょうね!」感満載のMVPも同様。

おそらく、この土日にステージ3の撮影があったはずですので、次の次、ステージ4からは、これら編集部による評価はすべて廃止します。

先入観の排除

で、代わりにどうするか。編集部評価とMVPの発表は、次の号に後回し。つまり、投票結果の結果と一緒にやるのです。

こうすることで、ニコ読の総意としての独自判断と、編集部によるプロの目の評価とが見事に一致していたか、それとも乖離していたか、お互いに確認できます。

変な先入観に影響されることなく、思うまま自分の判断で順位付けしたニコ読に選ばれてこそ、本来のTNMの勝者です。

編集部が「オレに着いて来い!」「プロの意見を聞け!」と出しゃばって、小中学生の読者をムリヤリ誘導した結果の勝者とは価値が違うというわけです。

プロの加点は後付けで

とはいえもちろん、編集部による加点もアリです。プロとしての編集部の評価と、読者の投票。2つが合わさってこそ、バランスのとれた結果となりえます。

そこで、編集部の独自選考によるMVP加点(5000p)の発表も、上で書いたように次号に回します。今月号の場合、青井乃乃ちゃんのMVP受賞部分にはモザイクでもかけておきます。

こうすることで読者は、一切の先入観を持たずに、自分の目で見て考えて、「最もがんばってたコ」へと投票することができます。

そして、結果が発表される次の号ではじめて、編集部の意見としてのA~D評価を公開し、同時に編集部が独自の判断で優秀者(MVP)に5000pを加算するのです。

とにかく読者には、編集部の意見を押し付けることなく、まずは真っさらな状態で、全モを平等に審査してもらう。

編集部の評価と加点は、後出しに徹してこそ、より公平公正なTNMになるのではないでしょうか。

読者を信じて

あくまでのTNMを主体的に審査するのは読者です。にもかかわらず、読者より先に編集部が評価を公開したり、MVPを選んだりして「このコに投票してください」「このコが勝つべきなんです」と誘導するのはルール違反だし、TNM本来の趣旨に反します。

そんな小細工などせず、編集部はもうちょっと読者を信じてみてください。賢明なニコ読さんたちが本気で選んだコと、編集部が評価したコは、必ず合致することになるはずですから。

ということで、読者投票の前に(1)編集部評価をやめる、(2)MVP発表をやめる。この2点を実行するだけで、TNMへの読者からの信頼度が画期的に高まることは間違いありません。