◆新モ投票の結果は?
ニコプチからやって来た高田凛ちゃん、安村真奈ちゃん、町田恵里那ちゃんの3人を対象とした新モ人気投票が、本日未明に締め切りとなりました。
そこで今日の三月の転校生では、今回の結果と、ニコプチ時代に実施した「プチモ総選挙2017」の結果とをグラフにして比較。
そこから見えてくる、ニコラとニコプチ、それぞれの読者層における人気の傾向・読者から支持されるタイプを整理した上で、ニコモとしての将来性を考えます。
◆新モ投票2018
◆プチモ総選挙2017
◆グラフの見方
上に提示した2つのグラフは、今回実施した「ニコラ新モ人気投票2018」と、「プチモ総選挙2017」について、それぞれ得票率をまとめたものです。
新モ投票については、もともと投票対象が3人だけですので、得票率はそのままの数字となりますが、総選挙の場合、対象が全現役モであったため2段構え。
上が全体の結果を表したグラフとなり、下は3人だけに限定した場合の得票率を抜き出したグラフとなっています。
◆ニコプチ時代の人気は?
まずは、下の2つのグラフから見て下さい。この通り、ニコプチ時代の人気の動向はというと、まさに凛ちゃんの圧勝。全モ対象で28%。3人に限定すると実に64%もの支持を得ています。
一方、真奈ちゃんの得票率はというと、意外にもキッカリ凛ちゃんの半分ほとにどどっています。
また、恵里那ちゃんいたっては、去年のプチモオーデに合格したばかりの新モちゃんということで、この投票実施時には、まだまだ浸透しきれていませんでした。
ということで、今回の進級3姉妹に対する、当時のプチ読の支持・評価はというと、凛ちゃんが圧倒的に高かったといえます。
◆新モ投票の結果から
あれから1年。多くのニコ読さんも参加した、今回の新モ人気投票で、3人の人気はどう変わったでしょうか? こんどは1番上のグラフを見て下さい。
結論から言うと、大方の予想通り、序盤から凛ちゃんと真奈ちゃんとの一騎打ちで始まるも、やがて真奈ちゃんが1歩リード。そのまま、最後まで逃げ切りました。
では、実施時期がたった1年違うだけで、どうして凛ちゃんと真奈ちゃんの人気が逆転したのでしょうか。ちょっと考えてみます。
◆読者層の差異
7月号の新モ特集に掲載された、凛ちゃんに対する編集部の推しコメは「お人形さんフェイス」「ふわふわな見た目」。対する真奈ちゃんのそれは「オトナっぽくてスタイル抜群」。
そもそも、ニコプチの読者はといえば小学生が中心であるのに対し、ニコラは中学生も含みます。
すると、小学生読者がメーンとなるニコプチにおいては、まさに等身大の凛ちゃんこそが支持される一方、さすがに当時から身長170㎝近い真奈ちゃんになると、ちょっとオトナっぽすぎてどこか遠い存在に感じられてしまうのかもしれません。
同様に、中学生の読者が多くなるニコラにおいては、凛ちゃんはその見た目通りちょっと幼く感じられる一方、スタイル抜群の真奈ちゃんこそ憧れの存在となりうるのではないでしょうか。
ということで、主にこういったところが、プチ読は凛ちゃん、ニコ読は真奈ちゃんと、支持がハッキリ分かれた理由といえそうです。
◆真奈ちゃん優位?
現在、ニコプチからの進級組の1年先輩である黒坂莉那ちゃんが、中3モトップの座を白井杏奈ちゃんと争っている真っ最中です。
そんな莉那ちゃんも、ニコモになってから半年で「美脚特集」があったように、スタイル抜群で売っているところ。
まさに「高身長」「美脚」「大人っぽさ」は、ニコラで人気を得るためのキーワードであり、必須ポイントといえます。
であれば、現時点では、ほんの1歩、もしくは半歩だけではありますが、ニコラにおける将来性としては、真奈ちゃん優位といえるのかもしれません。
◆まとめ
とはいえ、凛ちゃんと真奈ちゃんとの得票率の差はわずかだし、なにより、まだまだニコモとしての活動はスタートしたばかり。
今後、「初登場が海外ロケ」と話題で編集部も推す恵里那ちゃんも加わり、ちょっとしたきっかけや展開次第で、読者人気はコロコロ変化していくはずです。
この点、やがて凛ちゃんが大人っぽさを兼ね備えるならばそれはそれで最強だし、「オシャレ」と「女子力の高さ」が評判の恵里那ちゃんは早くもイメモに最も近い存在。もちろん、真奈ちゃんも負けてはいません。
こうてみると、3人それぞれに大きな可能性を秘めていて、ニコラでは先輩にあたる同学年中2モの代表格若林真帆ちゃんにも、十分に対抗できるのではないでしょうか。