◆ニコモになれる体重
2018年実施、第22回ニコラ専属モデルオーディションの募集スタートまで、2ヶ月をきりました。
応募を考えている人で、この時期、特に気になってくることは、やっぱり”体重”についてではないでしょうか。
実際、何キロくらいまでならニコモに合格できるのか。自分の身長に対して、だいたい何キロまでならOKなのか。
そこで今日の三月の転校生では、これらの疑問を一挙に解決できるデータとして「ニコラのオーデに合格できる身長別の基準体重」を発表します。
これを使うと、自分の身長に対し、合格するのに必要な体重の限度が、ひとめで分かるようになっています。ぜひ、やってみてください。
◆基準体重とは?
過去5年、ニコモオーデ5回分の合格者全26人について、それぞれが合格した際の身長と体重データを集計し、分布図を作成。
ここから、全合格者の中間値を取り出し、身長に対応する平均的な体重を直線で表します。
この直線こそが、合格者の身長ごとの基準体重(中央値)となり、そこから平均より最も重い体重で合格した人(最高値)、最も軽い体重で合格した人(最低値)の「振れ幅」を上下に帯の形で取ったものを、合格実績のある合格圏体重と定義しました。
とまあ、言葉で説明してもなかなか難しいので、ここから先、具体的に今回作成した「身長×体重分布図」を使って、見ていきます。
◆身長×体重分布図(2013~2017)
◆分布図の開設
上の分布図は、過去5回分のオーデ合格者全26人について、合格した瞬間の身長と体重をひし形の青い点で表したものです。
タテ軸に体重を取り、ヨコ軸が身長。例えば、グラフの左下にある青い点についていうと、「身長150.5cm×体重33.3キロ」で合格した広瀬まのかちゃんとなります。
こんな感じで、過去の合格者26人分、全員の身長&体重を示す点を打って行きます。よって、図中には全部で26コの点(南沙良ちゃんと秋田汐梨ちゃんは「155cm×36kg」で完全に同じであるため25コ)が確認できると思います。
ということで、これだけでも、体重何キロから何キロまでが合格圏であること。また、歴代合格者のおおよの身長&体重の分布・傾向が見えてくるわけですが、さらにこの図に身長×体重の中央値を表す直線を入れてみます。
◆身長×体重分布図(基準ライン入り)
◆基準ラインについて
基準ライン、つまりは上の分布図でいう赤い太線は、歴代合格者たちの身長&体重の中央値です。
全ての合格者の身長&体重につき、その平均を取ったことで、身長ごとに、「この身長に対応する体重は何キロ」といった具合に、各身長に対する標準的な体重が出てきたわけです。
たとえば、去年の体重企画で「最も細いニコモ」に輝いた中野あいみさんの合格時身長155cmに対応する、合格者の全体の標準的な体重は、基準ラインの通る37.6キロと分かります。
で、中野さんの実際の合格時の体重は35キロであり、基準より明らかに細かったので、スタイル面に関して言えば、楽に合格圏であったことが見えてきます。
一方、歴代合格者の中で、最も重い体重だったのが44.4キロの湊胡遥ちゃん。ただし胡遥ちゃんの場合、身長もイキナリ165cmあったため、標準ラインをほんのちょっと超えただけ。全く太くないということが見えてきます。
ではさらにこの分布図へ、今日の本題でもある、ニコモに合格するための限度体重を表す帯を入れていきます。
◆身長×体重分布図(合格圏帯入り)
◆帯について
図中に示すとおり、歴代オーデ合格者で、自身の身長に対応する基準から、最も重い体重で受かったのは、ちょっと意外ですが若林真帆ちゃん。160cmに対応する体重は40.8キロですので、基準より3キロ以上重かったとになります。
ということで、真帆ちゃんの点を上限として、そこから基準ライン(赤の太線)と平行に直線を引っ張り、これを重いほうの限度ラインとします。
一方、自身の身長に対し、最も軽い体重で受かったのが、中野さん以上の数字を出した組橋星奈ちゃん。基準点より大幅に下に位置するように、標準体重より4キロ以上も軽かったわけです。
ということで、こちらも同様に、星奈ちゃんを下限として、基準ラインと平行に直線を引っ張り軽いほうの限度ラインとします。
◆注意点
もちろん、太さには限度があるのに対し、細さは別。あまりにガリガリ過ぎて不健康に見えると問題ですが、それ以外なら細ければ細いに越したことはありません。
そんなわけで、本来なら下限ラインは不要と思われるものの、企画として上限に対し下限も基準を示す必要があり、とりあえず、合格実績のある最低ライン(最も軽いケース)で引っ張った次第です。
また、当然これは合格時のデータです。合格後は、マネージャーさんや編集部から体型について注意されることはもちろん、なによりニコモとしての自覚からも一生懸命努力して、現在は全体的にみんな下へ下へと向かっているはずです。
だからこそ、これから応募を考えている普通の読者に、より近い状態である「合格時のデータ」を取ることに意味があるのです。
◆まとめ
以上、合格者の身長&体重データから、今年のオーデの合格可能圏を導き出してみました。あとはこれに自分の現在の数字を当てはめ、帯の中に入っていれば万事OK。少なくともスタイル面に関しては、安心して応募することができます。
一方で、もし万一。自身が帯の圏内に入っていなくても、それはそれ。過去、たまたま実績がなかっただけのこと。「今年は自分が上限を開拓する!」といった風に気持ちを切り替え、応募してみてください。