三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

ニコラとニコプチのオーデを両方受けられる人って?

ニコラとニコプチのオーデ

f:id:GYOPI:20160804023900p:plain:right今年のニコラのオーディションは、この前の日曜に最終審査が行われ、ただいま選考の真っ最中。そろそろ、合格の連絡が来たという人も居るかもしれません。

一方のニコ☆プチは、今月22日に発売となる10月号に、今年のオーデの応募用紙が付いてきて、同時に応募受付もスタートします。

ということで、ニコラとニコプチ。同じ出版社が発行する雑誌ではありますが、前者は中学生雑誌、後者は小学生雑誌。なんとなく、そのオーデも全く別物で、応募条件も全然違うと思っている人も多いかと思います。

合格の近道

しかし実際は、どちらのオーデも条件的にほとんど差が無く、意外と多くの人が両方に応募できる資格を満たしていたりするのです。

であれば、まずはそれぞれの応募資格を確認したうえで、自分はどっちのオーデにより向いているのか。どっちのオーデに応募したほうがより受かりやすいのか。もしくは両方に挑戦するのか。

合格のためには、オーデの仕組みを知り、過去のデータから傾向を見定め、作戦を立てることが近道となるわけです。

そこで、今日の三月の転校生は、ニコプチオーデの開始が間近に迫った今、改めて自分がどっちのオーデを受けるべきか、受けるべきだったか。ニコラとニコプチのオーデを徹底比較する不定期連載の第1弾です。

第1回:応募資格の比較

まずは、第1回として、両オーデの仕組み&これまでの実施記録の比較、応募条件の整理からスタートします。

最初に書いたように、多くの人がどっちのオーデにも応募できるというのは本当なのか。応募資格が重なる人は、実際どれくらいいるのか。さっそく見ていきましょう。

なお、次回以後、合格する学年の比較、合格者の身長の比較、所属事務所の有無(一般応募のよる合格率)と続く予定です。

応募資格対照表

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表の見方

上の表は、ニコラとニコプチのオーディションについて、基本的な応募資格をまとめたものです。「応募期間」は2017年のものとなります、

パッと見、両オーデの間でハッキリと異なっているのは、「年齢・学年」「身長制限」「所属事務所の有無」の3点であることが分かると思います。

ということで以下、これら相違点にしぼって、それぞれ詳しく解説を加えていきます。

年齢・学年

まずは、年齢・学年から。ポイントは、ニコラが年齢で区切っているのに対し、ニコプチは学年で区切っているところとなります。

具体的には、ニコラは「10歳から15歳(中3)」となっているわけですが、このカッコ書きがポイント。ようするに、高1になってしまえば、たとえまだその年度の誕生日を迎えないため15歳であっても、応募NGというわけです。

ただし、下は10歳となっていて、学年についてのカッコ書きがありません。ということは、小4で、4月~6月生まれの場合、応募する6月時点で10歳に達しているため応募可能というわけです。

一方、ニコプチは「小学生」と規定。つまり、極端なことをいえば、以下の身長制限さえクリアすることで、たとえ小1でも応募可能ということになります。

身長制限

続いては、応募するために最低限必要とされる身長について比較していきます。それぞれのオーデが提示する身長に達しなていない場合、応募することが出来ないことになります。

ニコプチは、小学生雑誌ということもあり145cm以上。対してニコラは、さすがに中学生雑誌だけあって150cm以上と、ニコプチより5cmほど高く設定されています。

ちなみに、セブンティーンピチレモン(休刊中のためオーデも休止)のオーデでは、こういった身長制限は設けられていません。

最後に、所属事務所についてですが、所属していない人がほとんどであり、かつ現時点で所属してさえいなければ、普通にどちらのオーデも受けられるわけで、特に問題となりません。

どれだけ被る?

さて、では両誌の応募資格につき、いったいどれだけの人が被ることになるでしょうか。次回以降で詳しくまとめますが、ニコプチの合格実績は小4、小5、小6の3学年。ニコラの実績は小5、小6、中1、中2、中3の5学年となっています。

とりあえず実績は無視して、とにかく応募可能という点にしぼれば、両誌のオーデにおいては、小4、小5、小6の3学年が被ることになります。

あとは、身長が150cmに達してさえいることで、同じ年に両方のオーデを受けられるということになります。

それぞれの小6合格

たとえば去年のオーディション。ニコラでは、小6で若林真帆ちゃんが合格しました。

一方のニコプチでは、小6から前田優衣ちゃん、町田恵里那ちゃん、平原かのんちゃんの3人が合格しています。

ちょっと想像しづらいですが、もし真帆ちゃんがニコプチを受けていたらどうだったか。あれだけオトナぽくて、美人さんで、スタイルも良い真帆ちゃんのこと。きっとプチモに合格していたはずです。

また、もし小6で身長166cmという優衣ちゃんがニコラを受けていたらどうだったか。真帆ちゃんより当時6cmも身長が高く、こちらも受かっていたかもしれません。(実際はすでに事務所に所属していたので応募自体無理ですが)。

まとめ

いずれにせよ、ニコラとニコプチ。こうして応募資格さえ満たしていれば、どっちのオーデにも応募でき、どっちのモデルになれる可能性もあったということです。

一般的な印象として「ニコモは中学生か高校生、プチモは小学生」。確かにこれも間違いではありませんが、そもそもはニコラが高2の5月号で卒業、ニコプチは中2の6月号で卒業という終点までの長短の問題に過ぎず、実はスタート地点はほぼ一緒であるということが、応募資格の比較からも確認できたと思います。