三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

オーデに合格したらどこの事務所に所属できる?

まもなく合格発表

f:id:GYOPI:20160610032109p:plain:right今月22日発売のニコ☆プチ2017年2月号では、いよいよ第5回プチモオーディションの合格発表が掲載されます。

誰が受かるか、新プチモはどんなコか。もちろんこれが1番気になるところですが、もう1つの注目点は、一般応募組の合格数と配属事務所。

つまり、芸能事務所に所属しないフツーの読者から、何人受かるのか。また、受かったコは、どこの事務所に所属するのかという2点です。

そこで今日の三月の転校生では、前者の合格数は、さすがに発表されるまで誰にも分かりませんので、後者の配属先に着目。一般合格すると、どこの事務所に所属できるのか。過去のデータから詳しく検証します。

事務所選び

まず、当たり前のことですが事務所選びは大切です。プチモになることだけが目的で、ニコプチ卒業後、芸能活動を続ける気のない人は別ですが、女優志望、アイドル志望、モデル志望といった、将来的にも芸能界でやって行きたい人にとっては、事務所の選択1つで未来が決まるといっても過言ではありません。

ピチレモンの場合、一般合格者は例外なく強制的に無名で実績ゼロの某T事務所に入れられ、「移籍するならピチモはその時点で卒業(クビ)」。

ニコラの場合、一般合格者は「本人と親の同意の下、将来の希望に合わせ複数の信頼できる大手事務所を編集部が紹介」。

結果として、どっちが読者から支持されて今も売れ続け、どっちがとっくに休刊となったのか。とにかく、事ほど左様に所属する事務所は大切なのです。

選択肢は?

では、ニコプチに話を戻して。事務所に所属しない一般応募によるオーデ合格者には、いったいどんな選択肢が用意されているのでしょうか。

まずは、過去4回実施されたプチモオーデの合格者について、応募時の事務所所属状況一覧を見てください。

一般応募は、表中に赤字で所属ナシとなってるコです。他方、すでに事務所に所属した状態で合格したコは、所属事務所名と、そこに所属するに至った経緯が入っています。

なお、2007年実施の旧オーデは、今から約10年も前のことであり、しかも、たった1回キリだったことから、参考にとどめ、以下のデータ集計からは除いてあります。

オーデ合格者の事務所一覧

 -------------------
 第4回(2015年実施)
 -------------------
 阿部ここは チャームキッズ(スカウト)
 石井香帆  オスカー(自己応募)
 庄司凜花  スマイルモンキー(親が応募)
 高田凛   エイベックス(スクール生)
 林芽亜里  所属ナシ⇒サンミュージック
 山内寧々  所属ナシ⇒ライジング

 -------------------
 第3回(2014年実施)
 -------------------
 黒坂莉那  エイジア(スカウト)
 岡香鈴   スターダスト(スカウト)
 千葉泉恋  エイジア(スカウト)
 鈴木伶奈  サンミュージック(スカウト)
 乃亜    所属ナシ⇒ライジング

 -------------------
 第2回(2013年実施) 
 -------------------
 岡本結芽乃 スターダスト(自己応募)
 涼凪    バイツ(スカウト)
 生見愛瑠  エイベックス(スクール生)
 丸山蘭奈  エヴァーグリーン(スカウト)
 石橋宇輪  エイジア(他所から移籍)

 -------------------
 第1回(2012年実施)
 -------------------
 香音    スターダスト(パパと一緒)
 津守望乃  セントラル(自己応募)
 桃果    アデッソ(スカウト)
 松田りおな チャームキッズ(スカウト)
 永坂真心  所属ナシ⇒スターダスト
 播本藍   所属ナシ⇒エイジア

 -------------------
 旧オーデ(2007年実施)
 -------------------
 前住愛美  所属ナシ⇒研音
 松田侑花  所属ナシ⇒研音


22人中の5人

旧オーデを除き、これまで4回実施されたオーデの合格者は、全部で22人。うち、応募時に事務所に所属してなかったのが5人。

平均すると、1回のオーデにつき、一般応募から受かるのは、たった1人といったところ。

ここから、基本、プチモオーデは事務所のためのオーデであり、ついでとして、言いワケ程度に一般からも1人採用するものであることが分かります。

この点、合格者に占める「一般:プロ」の比率については今日のテーマではないので深入りしませんが、せめて今後は、半々くらいにはしないと、"ピチレ化の道"をたどることになってしまいかねません。

5人の所属先

では、そんな難関を突破した一般応募5人の所属先は、どうなっているのでしょうか。

新しいほうから、第4回オーデ組の山内寧々ちゃんがライジング。林芽亜里ちゃんがサンミュージック

第3回からは乃亜ちゃんがライジング。(黒坂莉那ちゃんは、応募時にエイジア所属ではありませんが、すでにスカウト済みで契約保留中。オーデ2次審査の前日に、事務所で面接対策をやってもらったりしている点、本稿では所属として扱います)

第2回が驚異の一般ゼロ。で、第1回からは、永坂真心さんがスターダスト。播本藍さんがエイジアとなります。

今年は2択?

以上まとめると、2年連続で一般応募者を引き受けている点、また現エース岩崎春果ちゃんが所属する点、さらには、今年の卒業生である伊藤小春ちゃんも、プチモ卒業直前に移籍した点などなど考慮すると、完全にライジングが優勢。

一方で、初回の播本さんを引き受けた上、もう1人の現エース莉那ちゃんも所属。他にも、顔みせ&事務所オーデにおいて数多くのプチモ、さらにはスー読までも複数抱えるエイジアが、2番手といえます。

ということで、今回のオーデにおいても、一般からの合格者がいたとしたら、おそらくはこの2つの事務所がメーンとして提示されることになったのではないでしょうか。

他の候補

その他の可能性としては、第4回の芽亜里ちゃんを引き受け、かつ、現役として鈴木伶奈ちゃんも擁するサンミュージックも十分。過去には、「ブログサポーター⇒プチモ」という異色の専属抜擢となった、読者出身小林歩佳さんも同事務所が引き受けました。

あとは、創刊号で表紙だった初代トップモデル普天間みさきさん以来、現役の阿部ここはちゃんに至るまで、10年以上に渡りプチモを供給実績を持つ、とにかく長い付き合いのチャームキッズまで。

まとめ

ということで、以上、本命のライジング&エイジアに、サンミュージックチャームキッズを加えた4事務所を、今期の一般応募による合格者所属先候補としてあげてみたいと思います。

ちなみに、JCモデルの最大の憧れとされるエイベックス、スターダスト、オスカー、研音アミューズの5大事務所には、一般応募者は所属できないのでしょうか?

研音とスターダストは、初期に一般応募を引き受けた実績があるし、エイベックスは現役プチも4人を抱える最大勢力。スターダストは、チャームと並ぶ、ニコプチ創刊以来のお付き合いある事務所です。

ということで、次回、オーデ一般応募者が合格後に所属できる事務所を考えるシリーズ第2弾は「5大事務所に所属できる可能性」を考えます。