◆最強の出世コース
原宿駅前パーティーズふわふわの現センターにして、ニコプチのエース岩崎春果ちゃん。ニコプチ卒業後ピチレモンに行き、その後ラブベリーに移籍し、両誌でトップモデルの座に就いた関りおんちゃん。そして今回、ミスセブンティーン2016に合格し、新たに同誌専属となった南乃彩希ちゃん。
これら3人、いずれもに共通するのが、プチコレ出身であるといことです。では、これだけの出世コースである"プチコレ出身者"とは、いったい何者なのか。今日の三月の転校生では、プチコレ出身について考えます。
◆プチコレ出身とは?
プチコレ出身について考える前に、そもそも「プチコレ」とは何でしょうか。ひとことで言うと、プチコレはニコプチの主催する読者参加型ファッションショー系イベントとなります。
つまり、セブンティーンでいうところの「Seventeen夏の学園祭」。ピチレモンでいうところの「ピチレモン夏祭り」といった位置づけです。
で、このイベント内のファッションショーに出演した数百人の一般読者や読モ、スー読の中から、その活躍が編集部の目に留まり、専属モデルに選出されたプチモが「プチコレ出身」とされるわけです。
◆歴代プチコレ出身一覧
では、この「読モ⇒専属」コースを歩んだプチコレ出身者は、これまでどんなメンバーがいるのでしょうか。
第1回のプチコレが行われたのが2011年であり、そこから年1回。今年で第6回を迎えたプチコレにおける専属選出一覧です。
第1回(2011) 金泉杏美:メゾST 第2回(2012) 南乃彩希:体験ランウェイ 小林歩佳:メゾST 第3回(2013) 関りおん:スー読枠 第4回(2014) 岩崎春果:リンジィST 第5回(2015) 殿内虹風:イングファーストST 第6回(2016) 選出ナシ
◆ステージとは?
上の一覧の名前の右にある「○○ST」というのは、各自の出演ステージとなります。プチコレは、一般読者&読モが自分の好きなブランドに応募し、その合格者だけが出演できる仕組みとなっています。
出演者はブランドごとに選考され、「メゾピアノステージ」「アルジーステージ」といった各ファッションショーに出演できるということです。
なお、スー読は、専属モデルと同様に、自分で応募という形でなく、与えられた"お仕事"として、指定されたファッションショーに出演するため、りおんちゃんについては、"出演ST"表記がありません。
ということで以下、プチコレ出身者ついて、それぞれ専属選出にいたった出演ステージに注目してみます。
◆ステージ解説
初代金泉杏美ちゃんは、その見た目&キャラ通りに、当然メゾピアノステージ出身。第2回の小林歩佳ちゃんも同様にメゾ出身。
第5回の殿内虹風ちゃんは、読モ経験のないまま、一般読者としてイングファーストステージから選出。
で、第3回は、前出りおんちゃで、すでに書いた通り、当時スー読のため特定のステージはナシです。
◆掛け持ちケース
第4回の春果ちゃんは特殊なケースで、ちょっと詳しい人なら「ジェニィステージも出てたのでは?」と言われそうですが、あくまでも選出はリンジィステージ。
春果ちゃんの場合、当時は読モながら2ステージの掛け持ちで、うち、リンジィへは自主応募。一方のジェニィについては、全くの別口で応募していた「ジェニィガールオーディション」にてグランプリを獲得したことによる、お披露目となります。
よって、春果ちゃんがプチモになった直接のきっかけはといえば、リンジィステージが正解なわけです。
◆敗者復活ケース
第2回の彩希ちゃんはもっと特殊で、なんとこちらは読者体験ランウェイによる選出。各ブランドのファッションショーステージへの出演ではないのです。
この体験ランウェイというのは、いわば敗者復活。ブランドステージ出演から漏れた応募者が、せめてもの体験という意味で、全てのイベント終了後、ランウェイを歩くことができるという企画です。
で、そんな敗者復活ランウェイから、前代未聞の専属誕生ということで、いかに当時の彩希ちゃんが魅力的だったか、いかに目に留まる存在だったか、想像できるというものです。
◆まとめ
以上、歴代プチコレ出身者について、各自の出演ステージにまで踏み込んで詳しくまとめてみました。
ニコプチの専属モデルになる方法としては、専属オーディション、顔みせ、キラチャレ、読モ&スー読昇格などなど様々あるわけですが、プチコレ出身こそが、最も大物が誕生するコースであることがわかってもらえたと思います。
しかし、意外なことに今年のプチコレ経由の専属選出はナシ。となれば、必然期待は、直近の虹風ちゃんに集まります。今後、虹風ちゃんが歴代プチコレ出身の先輩のような存在になれるか。今後の成長を期待したいと思います。