◆過去に学ぶ
いよいよ、ピチレモンの休刊が迫ってきました。今月31日発売となる12月号が、最後の号となります。
では、直前離脱の関根莉子ちゃんを除くと、休刊時点で29人いる現役ピチモたちは、その後どうなるのでしょうか。
雑誌が休刊となった場合の専属モデルの身の振り方について、今から最も近い時期に休刊した中学生雑誌「ラブベリー」のケースに学びます。
◆ケース1)他誌に移籍
自身が専属モデルを務める雑誌が休刊となった場合、一般的に考えられるのが、そのまま他誌に移籍するケース。
同じ中学生雑誌はもちろん、セブンティーンやポップティーンといったところが主な移籍対象となります。では、ラブベリーはどうだったか。
すると、森高愛ちゃんがピチレに移籍。岡本夏美さんがニコラに移籍と、キレイに1人ずつ、それぞれ非オーデによる分散移籍となりました。
◆セブンティーンは難関
中学生雑誌へは、上の2人が非オーデで決めた一方、さすがにセブンティーンは難関のようです。
休刊の年に行われた「ミスセブンティーン2012」に、ラブベリー卒業生として近藤玲奈さんが挑戦。最終候補に残たものの、残念ながら最終合格とはなりませんでした。(この回は広瀬すずさんが合格した年)
◆ケース2)アイドルに転身
モデル活動を継続するため他誌移籍を目指すのではなく、モデルという自慢の「見た目」を生かすため、アイドルへの転身を図るのも1つの手。
実際、現役ラブベリー専属モデルからも、当時ちょうど募集が行われていた「アイドリング!!!5期オーディション」に多数が挑戦します。
その結果、なんと石田佳蓮さん、大矢梨華子さん、高見奈央さん、松本彩花さんの4人が、そろって最終候補に残り、その中から石田さんが最終合格を果たしました。
なお、同じ事務所の大矢さん&高見さんは、ラブベリー卒業後、同事務所が結成したアイドルユニット「ベイビーレイズ」に加入しています。
◆ケース3)本業に回帰
モデルと並行して女優やアイドルをやっているという場合、かつ、そちらがむしろメーンという場合は特に、休刊をきっかけに、本業に専念するケースも多いです。
ラブベリーのモデルとアイドル活動とを掛け持ちしていた朝日奈央さん&橋本楓さんは、自然に本業のアイドリング!!!に専念。ちょうど今日の「天才!志村どうぶつ園」に出演していましたが、清水富美加さんは女優・タレント活動に専念となります。
◆まとめ
以上、ラブベリーのケースをまとめると、「事務所主導により非オーデで他誌移籍を目指すケース」「自分の力でオーディションに挑戦するケース」「アイドルに転身するケース」「本業に回帰するケース」。
そしてもう1つ、「これを機に芸能活動を休止・引退するケース」といったところが、休刊後の身の振り方としての主なところであることが見えてきました。
ということで、次回の三月の転校生では、これらの分類をピチレの現状に当てはめた上で、実際にピチモそれぞれの卒業後の行方を考えてみたいと思います。