◆過去に学ぶ
今月31日に発売となる12月号をもって休刊となるピチレモン。では、最後の表紙は、いったいどんな風になるのでしょうか。
かつて、「4大中学生雑誌」として一世を風靡(ふうび)したピチレ、ニコラ、ハナチュー、ラブベリーの4誌のうち、すでに休刊となっている2誌の最後の表紙を参考に、予想してみます。
◆最後の表紙
左の画像が2012年2月に休刊となったラブベリーの最後の表紙。右が2011年4月に休刊となったハナチューの最後の表紙です。
休刊時期も出版社も誌風も愛読者層も違うのに、一見して驚くほど共通点が多いことに気づくと思います。
◆共通点1)メッセージ
まず目に付くのが、一番上に書かれた読者へのお礼メッセージ。ラブベリーは「10年間、応援ありがとう!!!」。ハナチューが「最終号いままでありがとう。」
文面はもとより、文字が書かれている場所、黒の太文字であること、さらにはフォントにいたるまで、そっくりです。
◆共通点2)構図
また、表紙の人数も5人で一緒。かつ、前列が2人、後列3人という並びも一緒。さらにいえば、なんと衣装が制服であるところまでもが一緒になっています。
これらに加え、ピンク&赤を基調とした色使いも一緒な点も含めると、まるで最後の表紙には「一定のルール」があるのではとさえ思えてしまうほどです。